台湾史上最大の集団型経済犯罪と呼ばれた鴻源事件をベースに1990年代のバブルに揺れる、台湾社会を描いた映画『オールド・フォックス 11歳の選択』が昨年開催された第60回台北金馬映画祭で最優秀監督賞をはじめ、助演男優賞、音楽賞、メイクアップ&衣装デザイン賞の4冠を獲得。日本では6月14日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。
1990年代の台湾社会で荒波にもまれながら生き抜く、11歳の少年役(リャオジエ)を演じたのは『Mr.Long ミスター・ロン』(2017年)でデビューし、現在では天才子役として注目を集めているバイ・ルンイン。父役(リャオタイライ)には『1秒先の彼女』(2020年)で日本でも注目を集めたリウ・グァンティン。さらに、日本で活躍している実力派女優・門脇 麦が主人公の父・タイライの初恋の女性役として初の台湾映画出演を果たした。優雅で孤独な影をまとう女性のイメージに合ったキャストを見つけられずにいた監督が『浅草キッド』(2021年)に出演していた彼女を見てオファーをしたという。
監督は『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(1998年)でホウ・シャオシェンの助監督を務め、『Mirror Image』(2000年)で長編デビューをしたシャオ・ヤーチュエンが務めた。
この映画の公開を記念して、映画をいち早く見れる舞台挨拶付き試写イベントを30組60名様にプレゼント!
応募は、装苑ONLINEの公式X(Twitter)をフォロー後、アップされるこの映画のトピックをリポストして完了。締め切りは、2024年4月8日(月)10:00まで!当選者の方には、X(Twitter)のダイレクトメールで直接連絡いたします。
映画『オールド・フォックス 11歳の選択』舞台挨拶付き特別試写会
日時:2024年4月17日(水)18:30(開演)
※舞台挨拶後に上映、20:52 終了
場所:丸の内TOEI①
東京都中央区銀座3-2-17
ゲスト:門脇麦、監督 シャオ・ヤーチュエン
STORY
台北郊外で父と二人で暮らすリャオジエ。コツコツと倹約しながら、いつか、自分たちの家と店を手に入れることを夢見ている。ある 日、リャオジエは“腹黒いキツネ”と呼ばれる地主・シャと出会う。優しくて誠実な父とは真逆で、生き抜くためには他人なんか関係ないと言い放つシャ。バブルでどんどん不動産の価格が高騰し、父子の夢が遠のいていくのを目の当たりにして、リャオジエの心は揺らぎ始める。図らずも、人生の選 択を迫られたリャオジエが選び取った道とは…!?
出演:バイ・ルンイン、リウ・グァンティン、アキオ・チェン、ユージェニー・リウ 門脇麦
監督:シャオ・ヤーチュエン
プロデューサー:ホウ・シャオシェン、リン・イーシン、小坂史子 原題:老狐狸/英題:OLD FOX/2023 年/台湾・日本/112 分/シネマスコープ/カラー/デジタル/字幕翻訳:小坂史子 配給:東映ビデオ
WEB:https://oldfox11.com/
公式 X:@OLDFOX0614
©2023 BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED
6月14日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開