1993年の『親愛なる日記』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。以降、監督作のすべてがカンヌのコンペティション部門で上映され、2012年には同映画賞の審査委員長を務めたイタリアの名匠、ナンニ・モレッティ監督。イタリア本国やヨーロッパのみならず、日本にもファンが多いモレッティ監督の最新作が、『3つの鍵』だ。
物語の舞台はイタリア・ローマの高級住宅地。ある夜、建物に車が衝突し女性が亡くなる。運転していたのは、そのアパートの3階に住む裁判官夫婦の息子アンドレアだった。また、2階に住む妊娠中のモニカは、夫が長期出張中で一人で病院に向かう最中。1階の夫婦は仕事場が崩壊したため、子供を向かいに住む老人に預けることに……。小さな選択の「過ち」が家族の不和を引き起こし、彼らを次第に追い詰めていく。
3つの家族の罪悪感、正義、親としての責任や選択の結果を描く本作は、エシュコル・ネヴォの小説を原作としている。登場人物の心情の変化や、恐怖の中でとる行動などは誰しも覚えがあるものだろう。
スリリングな展開に目が離せなくなる本作『3つの鍵』の劇場鑑賞券を、3組6名様にプレゼント!応募は、装苑ONLINEの公式Twitterをフォロー後、アップされるこの映画のトピックをリツイートして完了。締め切りは、2022年9月25日(日)18時まで!当選者の方には、Twitterのダイレクトメールで直接連絡いたします。
『3つの鍵』
ナンニ・モレッティ監督・脚本、マリゲリータ・ブイ、リッカルド・スカマルチョ、アルバ・ロルヴァケル、アドリアーノ・ジャンニーニ、エレナ・リエッティ、アレッサンドロ・スペルドゥテ、デニーズ・タントゥッチ、ステファノ・ディオニジ出演。
全国順次公開中。チャイルド・フィルム配給。
WEB:https://child-film.com/3keys/#
©2021 Sacher Film Fandango Le Pacte