好評発売中『装苑』9月号から、装苑ONLINEとも連動する新連載「川尻蓮の吟遊詩人」がはじまりました!まずは、新連載への思いを川尻さんにお聞きしました。装苑ONLINEのために撮り下ろした写真とあわせてお届けします!
photographs: Josui(B.P.B.) / styling: Remi Takenouchi / hair & makeup: Sayuri Nishio / interview & text : SO-EN
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思考を動かし、 誰かの人生の 0.01% を動かすために
―――川尻さんの新連載「吟遊詩人」がスタートします。毎回、川尻さんの心に響いた「言葉」をテーマに、本誌ではビジュアルとして表現し、装苑ONLINEではその言葉への思いを語っていただく予定です。まずは、連載タイトル「吟遊詩人」に込めた思いからお聞かせいただけますか?
REN:自分自身、これまで様々な言葉によって考えたり行動したりすることで、今の人生が形作られてきたと感じています。言葉そのものや、その意味を知っているかどうかで人生は変わると思うんです。
僕の活動が誰かの目に留まり、見てくださった方の人生が0.01%でも良い方向に動けばいいなと思っています。そして、その人数が増えるほど大きな力になり、世のため・人のためになっていくはずだと。その0.01%を作るきっかけとして、僕自身が心を動かされた言葉を、心動くビジュアルとともにお届けしたいという思いから『吟遊詩人』というタイトルにさせていただきました。
原爆被爆者の方との出会い──
「伝えること」の重みを知った日
―――エンターテインメントとして表現するだけでなく、「言葉で伝えること」の大切さを考えるようになったきっかけがあったそうですね。
REN:JO1の活動の中で、原爆の被害に遭われた方と直接お話をさせていただく機会がありました。その際、年齢的なことを考えると、実際に体験された方から直接話を聞くことができる時間は、これから何年か後にはなくなってしまうという事実に直面し、不思議な感覚を覚えたんです。
そこで「聞いたことや話したことを、自分も誰かに伝えなければいけない」と強く感じました。僕自身は戦争を体験していませんが、お聞きした話や思いを受け取り、それを次の人へ「伝える」という行動自体がとても大事なのだと気づかされました。伝える行動がなければ、歴史や文化といった目に見えない大切なものが失われてしまうのではないかと思ったからです。
僕たちが取り組んでいるエンターテインメントやパフォーマンス、音楽も、本質は誰かに何かを伝えるためのものだと思います。その経験を通して、自分たちの活動と「伝えること」の大切さがしっかり結びつきました。
ありがたいことに、現在は伝えることをお仕事にさせていただけています。だからこそ、表現としては少し抽象的ですが『吟遊詩人』として連載をさせていただき、ただかっこいいと思われるだけでなく、何かをしっかり伝えられる人でありたいと思っています。
僕の「伝える」が、
誰かの「伝える」のきっかけになれば
―――JO1としての活動とは異なる形で、川尻さんの思考や思いがビジュアルと言葉で届けられ、それを受け取った読者の方々がまた誰かへと伝えていくような、思いが広がっていく連載になるといいですね。
REN:おもしろいですね。人に憧れてもらえるのはとても嬉しいことですが、憧れの最初のステップは「真似してみたくなること」だと思うんです。
だからこそ、僕がこのような形で「伝える」活動をしているのを見て、「自分もやってみようかな」と誰かが行動を起こすきっかけになればいいなと考えています。これからの連載をぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
design&coding : Akari Iwanami
Ren Kawashiri
1997年3月2日生まれ。福岡県出身。グローバルボーイズグループ「JO1」のメンバーであり、パフォーマンスリーダーとしてグループを牽引するカリスマ的存在。JO1は自身初の東名阪ドームツアーを完走し、10月には全米デビュー、北米ツアーの開催を控えており国内外で大活躍中。
Web:https://jo1.jp/
Instagram:@official_jo1
川尻さん着用:パワーショルダーモヘアテールコート ¥198,000、シャイニーツイードパンツ ¥110,000、レースレイヤードナポレオンジップフーディー ¥132,000 タナカ ダイスケ/サイドジッブブーツ(FREUD)¥132,000 キッズ ラブ ゲイト(フェイス)
タナカ ダイスケ tanakadaisuke.jp
フェイス TEL03-6304-2937






