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雑誌『ミセス』で連載されていた料理エッセイが原案となった
映画『土を喰らう十二ヵ月』が公開

沢田研二さん主演、映画『土を喰らう十二ヵ月』が11月11日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座他、全国の映画館にて公開される。

この映画は1978年に雑誌『ミセス』(文化出版局刊)の1月号から12月号に連載された料理エッセイ『土を喰ふ日々 わが精進十二ヶ月』(文化出版局刊)が原案となった。著者の水上勉は、女性編集者のすすめで、約一年間にわたり軽井沢の山荘にこもり、畑を作り、子供の頃に禅寺で身につけた料理を作り、その様子を執筆するという生活を送った。そのエッセイの豊かな世界観から着想を得て、中江裕司監督が独自に物語を創作。

ヒロインには松たか子さんが登場。各方面で活躍する実力派キャストが揃う、四季折々の色で綴るこの人生ドラマを見逃さないで!


映画『土を喰らう十二ヵ月』
出演:沢田研二、松たか子、西田尚美、尾美としのり、瀧川鯉八、檀ふみ、火野正平、奈良岡朋子
監督・脚本:中江裕司  
原案:水上勉 『土を喰う日々 ―わが精進十二ヵ月―』(新潮文庫刊) 『土を喰ふ日々 わが精進十二ヶ月』(文化出版局刊) 
料理:土井善晴
音楽:大友良英
製作:『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
配給:日活
制作:オフィス・シロウズ
©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会

STORY 
長野の山荘で暮らす作家のツトム。山の実やきのこを採り、畑で育てた野菜を自ら料理し、季節の移ろいを感じながら原稿に向き合う日々を送っている。時折、編集者で恋人の真知子が、東京から訪ねてくる。食いしん坊の真知子と旬のものを料理して一緒に食べるのは、楽しく格別な時間。悠々自適に暮らすツトムだが、13年前に亡くした妻の遺骨を墓に納められずにいる。