2020S/S 上海ファッションウィーク 要注目の若手ブランドをご紹介! vol.2

text by Hitomi Oyama

2019年10月9日(水)からスタートした上海ファッションウィーク。今季は若手の活躍が特に目立ったプラットフォームから、これから目が離せない、要注目のブランドを紹介していきます!

SHUTING QIU / シューティン チウ
〜ビビッドな色彩 デザイナー独自の美意識が光る〜

デザイナーの裘淑婷(チウ・シューティン)は、2018年6月に中国人としては初めてアントワープ王立芸術アカデミーファッション学科を卒業。今年、同校の修士課程を卒業したばかり。2019SSニューヨーク・ファッションウィーク会期中に開催された若手デザイナーの登竜門『VFILES(ブイファイルズ)』で優勝。2020SSのミラノファッションウィークでランウェイショーを開催。

今シーズン、中国で初めてランウィーショーを開催したことで、自分の生まれた場所に戻ってきたことを示す。と同時に、ベルギーをベースにしながら、海外の様々な舞台で活躍を続けるという想いが、20SSのテーマ「I'm rooted, but I flow」にも表れている。前シーズン同様、インド、ムンバイでの旅行中にインスパイアされたビビッドな色彩や大胆なプリントで構成。今回、ゴミとして回収されたプラスチックから抽出されたポリエステルで制作したビーズを各所に使用するなど、新たな試みも。インドのサリー、テーラードジャケット、ビーズをふんだんに使った刺繍。東洋と西洋が違和感なくミックスされ、デザイナーのセンスが光ったコレクションだった。

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デザイナー 裘淑婷(チウ・シューティン)



Samuel Gui Yang / サミュエル グイ ヤン
〜女性の二面性 トラディショナルとモダンで表現〜

2015年にセントラル・セント・マーチンズ修士課程を修了したデザイナー楊桂東(ヤン・グイドン)が設立したブランド。ヤンは在学中、アレキサンダー・ワンでのインターンも経験している。現在、ロンドンを拠点に活動。ファーストコレクションから一貫して「中国」や「東洋」をテーマに発表。

ブランドが一貫してフォーカスしている、中国や香港の70年代、80年代のスタイルは今シーズンも健在。クラシックなメンズジャケットのカッティングを女性の体型に合わせスマートに仕上げたり、チャイナドレスを現代の女性が日常でも着用できるようリアルクローズに仕上げたり。女性の二面性をソフトとハードなデザインで提示。デザイナーの現代的な解釈が随所にみられた。ピンクのVネックのニットは、リサイクルの糸で編み込まれている。リサイクルマテリアルにも関心を示す。

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デザイナー 楊桂東(ヤン・グイドン)

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