スタイリストの大森伃佑子さんが夢見た、1920年代から着想した黒と白の着物が並ぶ。ドゥーブルメゾンの展示販売会「Noir et Blanc」

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photographs:Jun Tsuchiya(B.P.B.)

いつもファンタジックで色とりどりの着物が並ぶ「DOUBLE MAISON(ドゥーブルメゾン)」の展示販売会が、今回はがらりと変わってモノトーンの世界。「Noir et Blanc(黒と白)」をテーマに、ディレクタ―を務めるスタイリストの大森伃佑子さんが夢見た1920年代のパリのムードを着物に落とし込んだ。大森さんファンはもちろんのこと、おしゃれが好きな人にとって1920年代は憧れの時代。インビテーションに書かれていた言葉「ベルベットにこぼれ落ちるパールの黒と白、髪を切り揃えて微笑むフラッパーたち、遠い記憶を繋ぎとめたモノトーンの夢 あの頃の美しさと儚さを身につけていられたら。」にぐっと心が掴まれる人も多いのでは?
この展示販売会ではテーマ通り、黒と白の着物をメインに取り揃える。1920年代のトレンドであるアール・デコからインスパイアされた着物をはじめ、遊び心がありながらシックなデザインが多い。博多織や西陣織の帯、本展限定で展開される結城紬の着物など、上質な素材を選んでいるのもこのブランドのこだわりで、まさに大人の女性が楽しめるラインナップになっている。また、「GASA*(ガサ)」「YUKI FUJISAWA(ユキ フジサワ)」「motonari ono(モトナリオノ)」など、東京のデザイナーズブランドとタッグを組んで生まれたアイテムにも注目してほしい。オフィスや住宅が立ち並ぶ千駄ヶ谷に現れたパリのカフェのような空間で、ゆっくり新作とショッピングを堪能して。

上左)アール・デコから着想し、ピンストライプにうっすらと斜めストライプを重ねたミニマルで斬新な柄が特徴。軽やかな風合いの博多織で作られたジオメトリックパターンの帯とコーディネート。上中)センシティブなレースとミントグリーンのサテン生地の着物に、今注目の新進ブランド「ユキ フジサワ」が箔プリントを施したスペシャルバージョン。上右)シルクウール素材で織った千鳥格子柄の着物にも、ユキ フジサワが箔プリントを加えた。こぼれ落ちるパールのようなドット柄とレースモチーフがキュート。ベルベットのガウンを羽織ってノーブルなスタイルに。下左)「ガサ」とコラボレートした着物は、衿元や袖にさりげなく飾られたレース、バックに入れられた刺繍がポイント。ハンドメイドによるカディー織のシルクコットンで、あたたかみのある肌触り。下中)総レースの着物に、長谷麻美さんがアンティークビーズを使って刺繍。乙女心をくすぐる贅沢な一点。下右)本場結城紬に、「モトナリ オノ」が大胆にレースをあしらった着物。

左)会場限定で登場する白の結城紬の着物。高級品であるこの素材を無地で着物に仕立てることは、着物を日常的に楽しむ人にとっても珍しく、とても粋な一品。おしゃれ上級者はぜひチャレンジしてみて!黒と2色展開。右)「ガサ」との共作によるマントやワンピースなど、洋服の新作もお目見え。

階段を下りると、試着スペースと奥に洋服コーナーがある。クラシカルですてきな空間なので、試着するときも特別な時間が過ごせそう。

上左)小物やアクセサリーにもニューフェイスが続々。「Wild Rose Hips(ワイルド ローズ ヒップス)」からは、スパングル刺繍入りのバスケット柄クラッチバッグと下駄が登場。展示販売会の期間中、下駄に飾るビーズパーツをカスタマイズできる。上右)彫金作家の天野ミサさんによる帯留めと髪飾り。彼女のアクセサリーは人気のため売切れ必至。気になる人は早めに足を運んで。下左)「Ru*fa(ルーファ)」のタティングレースのブローチ。下右)衿元や帯に飾りたい「tamas(タマス)」の主役級アクセサリーがここまで豊富に揃うのは、本展だけかも!



「DOUBLE MAISON Noir et Blanc」
期間:2015年10月16日(金)〜18日(日)
会場:salon salon
   東京都渋谷区千駄ヶ谷3-28-9
時間:12:00〜20:00(最終日〜18:00)
TEL:080-2671-1858(会期中)
WEB:www.doublemaison.com

福岡・京都会場の詳細はこちら
soen.tokyo/fashion/news/doublemaison151002.html

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