ロバート秋山竜次が扮する世界的ファッションデザイナー、YOKO FUCHIGAMIが渋谷でコレクションを発表

コントのみならずピンでの身体ものまねなど、その独特の着眼点で常に新しい笑いを提供しているロバートの秋山竜次さん。最近では、彼が扮する架空のクリエイターが自身の仕事に対する気持ちや情熱を語る動画「クリエイターズ・ファイル」が、本当にこんな人いそう!と大人気。フリーペーパーの連載から始まったシリーズも、話題が話題を呼びついに単行本「クリエイターズ・ファイル Vol.1」(ワニブックス刊行 ¥1,400)として発売し、さらに渋谷ヒカリエにて展覧会「クリエイターズ・ファイル展」を開催するまでに。今回、その展覧会を記念したオープニングイベントで、人気クリエイターのひとり、YOKO FUCHIGAMI(ヨウコ フチガミ)のファッションショーを開催した。

世間一般がイメージするような大御所ファッションデザイナーらしく、モードな出で立ちで現れた秋山さん。彼女曰く、いつもはパリ・コレとバリ・コレで交互に発表するというコレクションを特別に渋谷で披露してくれた。メインのラインでは、祖父が漁師だったこともあり、「シーフード」をテーマにデザインされたドレスを披露。海老フライの衣のようなシャギードレスに、腕にはタコの吸盤を思わせるモチーフをつけ、ユーモラスに演出している。また、バストにあしらわれたビッグサイズのシェルが、見た目のインパクトを掻き立てている。さらに今回はデニムオンリーの新ライン"YOKO IGIRISU(ヨウコ イギリス)"も発表。大胆にあしらわれたペイントロゴは、アフリカの特別な塗料を使っているそう。そのほか渋谷のスクランブル交差点から着想を得たアクセサリーや、古着の下着をリメイクしたトップなどを披露。18ものラインをもつYOKO FUCHIGAMIらしく、バリエーションに富んだラインナップとなった。

連載されているクリエイターズ・ファイルのごとく、しっかりと作り込まれた世界観によって笑いを誘っていた同イベント。お客さんとのやりとりの中では、「ネックレスは3つ以上のストーリーを持っていないとつけてはだめ。そんなの引きちぎっちゃえよ!なぁ!」と叱咤する場面も。さらに「おしゃれするならストーリー、バックボーンを背負えよ」とファッションを熱く指南した。そんな事言いそう~、というおもしろさもありがなら、時々、ファッションの本質をつくような発言や、確かに...と納得させられるような深い言葉が出てくるあたりに、秋山さんの物事の芯を捉える才能を感じることができる。開催中の展覧会ではYOKO FUCHIGAMI以外にも、ウエディングプランナーの楊江美子や世俳優の桐乃祐など、たくさんの魅力的なクリエイターになりきった写真や小物を展示。ファンはもちろん、初見でもクスッと笑えるものばかりなので、ぜひ本を片手に展覧会に足を運んでほしい。


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パイレーツをイメージしたウェア。片方の胸を隠すのを諦めるタイプの眼帯形式のブラジャーが大胆


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18個あるラインの内の1つ"kOBOSHI"のTシャツ。カレーをこぼしたシミを柄にした


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渋谷の名所であるスクランブル交差点をイメージしたアクセサリー


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パンツをパッチワークしたラブリーなTシャツ


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"YOKO IGIRISU"のパンツに合わせるのは、ポケットに野菜スティックをいれてバーニャカウダーを楽しめるTシャツ


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左 普段のコレクションは季節の変わり目を無視している!と怒りを服に落とし込んだ半革ジャン半Tシャツのトップ
右 シーフードをテーマにした本ラインのドレス。海老フライやタコのディテールにシェルのモチーフがインパクト大


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「クリエイターズ・ファイル展」の様子


「クリエイターズ・ファイル展」
期間:2016年9月27日(火)~10月2日(日)
会場:渋谷ヒカリエ 8F
   東京都渋谷区渋谷2丁目21-1
時間:11:00~20:00
TEL:03-5468-5892
WEB:creatorsfile.com

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