5,328点の頂点に。2018 Tokyo新人デザイナーファッション大賞アマチュア部門は、「リアルクローズに落とせること」を意識した、中部ファッション専門学校の伊藤里緒さんが受賞!

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若手デザイナーの登竜門と呼ばれる「2018年度 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」。10月17日、渋谷ヒカリエにおいて、最終審査に残った25人の作品がランウェー形式で登場。審査の結果発表と表彰式が行われた。今年のアマチュア部門には世界7か国から合計5,328点の応募があり、会場にはファッション専門学校を中心に全国から学生が来場し、結果を見守る中で各賞が発表された。結果は以下の通り。

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大賞 中部ファッション専門学校 伊藤里緒「森林トリアージ」

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優秀賞 名古屋モード学園 伊藤香苗「nuance」

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秀作賞 Fu Jen Catholic University. Taiwan ツァイ シェン「illustration」

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秀作賞 東京モード学園 小口大輔「瞬間的衣服」

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秀作賞 大阪文化服装学院 金茂美幸「GNAM」

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秀作賞 名古屋モード学園 林 わかな「Begins」

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秀作賞 Shih Chien University. Taiwan グォ シャンリン「THIS IS ESCAPISM AT ITS BEST」

審査員長を務めた田山淳朗さんは「すべての作品が個性的であり、クリエイティビティ―にあふれていたが、その中でも伊藤里緒さんの作品は自分の心の中を表現し、消えてゆく寂しさや忘れられる悲しみを無数の人の顔を刺繍することで表現。個性的で、かつダイナミックな作品でした」と語った。大賞を受賞した伊藤さんには賞状と賞金100万円、東京・パリ往復航空券が贈られた。

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伊藤さんは昨年の同コンテストで優秀賞を受賞し、今年の装苑賞でも佳作2位を受賞した実力者。だが、特筆すべきはかつてとはまったく異なる作品で受賞したこと。受賞直後に話しを伺うと「今回は、コンテストではないと通らない服、ザ・衣装みたいなのをやめました。昨年のこの場で2位だったのですが、私よりも下の順位の人たちのほうが洋服としてのセンスがあると感じて反省したんです。コンテストに出すとはいえ、リアルクローズに落とせる服であることを意識しました。装苑賞のときは、装苑賞を意識してつくったのですが、友達から"普段の絵がカラフルなのに、なんで自分らしさを出さないの?"と言われて。今回はある意味、受賞を意識しないで自分の好きな服を作ってみたんです。」

自分に素直に、好きなものを詰め込んでつくった一着は、一つ一つ異なる表情の顔を刺繍しながらも、レイヤーされるすべてのアイテムがそれぞれ服になっている、着心地も考えながら作った作品だった。

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