自分から発信することの意味と価値。『装苑』3月号の特集は「伝えること、つながること。」

顔も知らない誰かと簡単につながることはできるのに、つながりたい相手に自分の思いを伝えることは難しい。 自分を見つめなおすことになったコロナ禍で、改めて自分から発信することの意味と価値をファッションやクリエイションを通じて感じてもらえたら。

BiSHから、2月3日にファーストソロアルバムを発売するアイナ・ジ・エンドさんが『装苑』初の単独表紙!

特集内には有村架純さん、深川麻衣さん、河合優実さん、門脇麦さんが登場されるほか

連載では蜷川実花さんによる高畑充希さんの撮りおろしや、装苑男子に登場する磯村勇斗さんにも注目!


SNSによる拡散は一方通行でしかなく、情報の共有だけでは何も変わらないと気が付いた人たちが増えました。「装苑」3月号では自分らしく生きるための意思表示、そしてネットワークを必要だと感じる人に向けて、世間に流されずオリジナルのメッセージを送り続けるクリエイターに登場してもらい、「伝えること、つながること」をテーマに特集しました。

デザイン、音楽、小説、動画などその表現方法は異なれど、「装苑」読者に影響を与えるクリエイターが人の心を動かしてきた、その背景にあるものとは。アンリアレイジ森永邦彦さんをはじめとする15人のファッションデザイナーに尋ねたデザインの意図、映像作家OSRINさんや、マカロニえんぴつのはっとりさんのインタビューでは彼らの思考の裏側を覗くことも。アートディレクターの吉田ユニさんには儚いからこそ美しいと感じる花を使った作品や、伊藤紺さんの短歌、水沢なおさんの詩、高橋久美子さんの小説など書きおろしてもらった女の子から女の子に送るメッセージなど、読者の想像力を刺激してくれる情報が満載です。

表紙を飾ってくれたのは"楽器を持たないパンクバンド"BiSHのメンバーで、グループでは振り付けも担当するアイナ・ジ・エンドさん。2月3日に全12曲の作詞・作曲を自ら手がけたファーストソロアルバム「THE END」を発売するなど、新たに楽曲制作の才能も披露し、音楽業界から熱い視線を集めるアーティストです。そんな彼女が伝えたい思いをギュッと詰め込んだアルバムからインスパイアしたダークファンタジーの世界観の中、彼女に「はじまり」の物語を演じていただきました。またアルバムに込めた思いや、BiSHのメンバーからのコメントもお届けします。

そのほか、「装苑」初登場となった有村架純さんのインタビューや、写真家、神藤剛さんが撮り下ろした女優の深川麻衣さん、俳優・門脇麦さんと小説家・山内マリコさんによる映画と小説をつなぐ二人の対談、特集以外では写真家・蜷川実花さんのカラフルで妖艶な世界に染まった高畑充希さんなどなど、今号も記憶に残る数々の提案に期待ください。


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 『装苑』 2021年 3月号
(1月28日発売)
税込定価 748円 文化出版局刊




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撮影:Yuji Watanabe(Perle)

アイナ・ジ・エンド
はじまりのひとり舞台

2019年『装苑』9月号の衣装特集でカバーを彩ったBiSHから、2月3日にファーストソロアルバムを発売するアイナ・ジ・エンドさんが『装苑』初の単独表紙を飾ります! 彼女が全曲、作詞・作曲を手がけ、心の中に仕舞いこんでいた機微をさらけ出した、魂の塊のようなファーストソロアルバム「THE END」。昨年12月に先行リリースされた楽曲「虹」「金木犀」で、そのオンリーワンの驚くべき才能を世に見せつけました。今回の特集では、アルバムタイトルに込めた「今日を終わらせないと明日が来ないように、全てを終わらせても何かが始まる」という言葉からインスパイア。――夜の帳の暗さに心囚われ悶える日もあるけれど、それでも明日を夢見て一筋の希望に向かって手を伸ばしたい―--そんな普遍的なテーマを感じさせる「THE END」の世界観を、『装苑』ならではのダークファンタジーの物語で表現しました。アイナ・ジ・エンドさんがひとり舞台に挑む心情を、独特の語感で綴られる歌詞とともにビジュアル化しています。さらに、彼女自身がアルバムに込めた思いをつづったインタビューに加え、BiSHの全メンバーが、アイナ・ジ・エンドさんのソロ活動についてや、それぞれのこれからのことについてコメントを寄せてくれました。彼女のはじまりの物語を、ぜひ誌面で堪能してください。  




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撮影:北村圭介

有村架純
意思の中に咲く、伝えることとつながること

好きなカルチャーを通じて心を通わせた、ある男女の5年間を描いた映画『花束みたいな恋をした』(1月29日公開)。本作に主演した有村架純さんをモデルに、映画の世界からインスピレーションを得た特別なビジュアルを制作しました!さらにインタビューでは、有村さん自身が「伝えること」そして「人とつながること」をどのように捉えているのかを、率直に語ります。




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撮影:間仲 宇

吉田ユニ TRANSIENT THINGS

本誌の連載のほか、広告やアーティストの作品でも植物をモチーフにしたビジュアルを多く手掛けているアートディレクターの吉田ユニさん。花の命は儚いからこそ愛おしく感じ、そして作品という形で美しい花を残すのだという。今回はそんな植物をメインにした創作ビジュアルを展開。しかしながら、可憐な花を可憐なままに見せることはなく、人間の体の一部を表現するという吉田ユニさんならではの独創的な世界が広がります。植物ひとつひとつの選択から造形にいたるまで、クリエイターと一緒に手掛けている彼女の手仕事や本人の思いが伝わるようなコメントとともに。美しくも不可思議なインパクト大のビジュアルに仕上がっています。




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撮影:熊谷勇樹

マカロニえんぴつ はっとり
言葉に在るもの。

若い世代を中心に今、熱狂的に支持されているマカロニえんぴつ。その多くの楽曲を手がけているのがボーカル/ギターのフロントマン、はっとりだ。その大きな魅力の一つは聴く人の心を揺さぶるエモーショナルな歌詞だと言われる。そんな彼の言葉はどのような育まれてきたのだろうか? 取材の場に、自宅の本棚から持って頂いた、彼自身の心に響き言葉の学びとなった愛読書をご紹介いただいくとともに、はっとり自身が考える、はっとりが生むその音楽に綴られる言葉に在るものとは?を大いに語っていただきました。




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撮影:安田如水(文化出版局)

映像作家 OSRIN
OSRINが映し出す世界は なぜ心に響くのか

映し出される被写体が放つ感情に強く打たれ、一度見たら忘れることができないような記憶に残る映像作品。それらを誰がつくっているのだろうかとクレジットを見てみると、OSRINの名が記されていることが最近とても多く、気になる存在だ。現在のカルチャーシーンで最も注目させているクリエイティブレーベルPERIMETORNに所属する映像作家OSRIN。King Gnuやmillenium paradの全てのMVはもちろん、Mr.Childrenやソロデビューで注目されるアイナ・ジ・エンドのMVなど、彼が手掛けた作品を通して、それらの作品で彼が映したかったものとは?OSRINが描く世界はなぜ心に響くのか。OSRINが撮りたいものとは?と尋ねました。




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ANREALAGE 2021SS「HOME」
写真:奥山由之

15ブランドによるデザイナーの意図 今、ファッションで伝えたいこと

2021年の春夏コレクションは、日本だけに限らず世界中のブランド、デザイナーたちにとっても特別なシーズンになったことだろうと思います。昨年からのコロナ禍を経て、制作環境や発表の場の変化、海外や市場への流通に関してもこれまで通りいかないことが増えたにもかかわらず、可能な限り立ち止まらないように進んでいることを目の当たりにしてきました。生活の変化はファッション業界だけではないけれど、そんな今だからこそ、彼らの考えるクリエイションの意義、ファッションで伝えられることを聞いてみました。装苑でもおなじみの国内15名のデザイナーたちによるメッセージを送ります。
森永邦彦/近藤悟史/熊切秀典/MUG/長見佳祐/木村晶彦/ヴィヴィアーノ・スー/青木明子/幾左田千佳/吉田圭佑/富塚尚樹/中山路子/村上亮太/横澤琴葉/Oyui




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撮影:神藤 剛

神藤剛×深川麻衣
女の子を撮ること

被写体の瞬間的な表情を捉え、多くの著名人のポートレートや写真集などを手掛けている写真家、神藤剛さんが今回撮影したのは、女優の深川麻衣さん。近年では映画やドラマでメキメキとその実力を発揮している深川さんに春夏のビビットファッションをまとってもらい、シューティングを行いました。ごく日常的な時間のなかで捉える深川さんの動きや表情。そのなかの一瞬の素顔をキャッチすること、また、感情をつかむようにシャッターを切る神藤さん。写真というツールを通して行われた二人の静かなコミュニケーションがひとつの作品となっています。




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撮影:木村和平

私が彼女に伝えることは

3名の作家が、二人の女性を主人公にコミュニケーションをテーマにした短歌、詩、小説を書き下ろし。短歌を書き下ろしたのは、第一歌集が話題となりパルコオンラインストアへの作品提供などで活躍する歌人の伊藤紺さん。詩作は、第一詩集『美しいからだよ』で第25回中原中也賞を受賞し、綺羅星のごとく文壇にあらわれた詩人の水沢なおさん。小説を執筆したのは、小説やエッセイ、詩作など幅広い執筆活動で活躍し、自身がドラマーを務めていたバンド、チャットモンチーや、ももいろクローバーZへの歌詞提供も行う高橋久美子さん。2021年さらなるブレイク必至の俳優、河合優実さんをモデルにビジュアルの撮影を手がけたのは、写真家の木村和平さん。特別なフォトストーリーもあわせてお楽しみください。




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撮影:土屋 純(文化出版局)

MFBB vol.17
増田貴久✕落合宏理

NEWS増田貴久さんの連載MFBB。今号は、コロナ禍において厳しい状況にあるファッションを危惧し「今一度ファッションのことを真剣に考え、一人でも多くの人にファッションに関心を持ってもらい、服飾業界を少しでも盛り上げることができれば」という増田さんの切実な思いから、デザイナーさんとの対談に決定。洋服をこよなく愛する同志としてファセッタズムのデザイナーで長年の友人でもある落合宏理さんを迎えて、新しい在り方と見せ方が必然的に求められているファッションとエンターテイメントのこと、今あらためて考えるファッションの現在と未来について語り合っていただきました。




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撮影:田中雅也(TRON)

俳優・門脇麦×小説家・山内マリコ
『あのこは貴族』~映画と小説をつなぐ二人~

今、世界中のあらゆる場所・場面で分断と対立が起きている中、それぞれの内にある思いを潔く伝え、つながることで対立を回避し、さらにお互いの人生に良い影響をもたらすような関係性を築く、女性たちの解放の物語、映画『あのこは貴族』。山内マリコさんの同名小説を原作に、映画『グッド・ストライプス』で注目を集めた岨手由貴子監督が手がけた今作の公開を記念して、主演を務めた門脇麦さんと原作を書いた山内マリコさんが対面し、伝えること、つながることについて、それぞれの思いを語ってくれました。媒体が違うからこそ、同じ物語でも伝わることや届ける層が異なる、そんな映画と小説のつながりにも注目です。




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撮影:勅使河原城一

計良宏文 創作し続けること

ヘア&メイクアップ業界の一線で活躍し続ける、資生堂のトップアーティストの計良宏文さんは幅広い分野で長いキャリアを持ちながらも、自身の作品制作を精力的に行っている。それらの中のシリーズ作品「FLOWERS」は華道家・写真家の勅使河原城一さんと4年前から続けている、植物とビューティをコンセプトにした写真作品。今回はその新作として、誌面でビジュアルを制作しました。人物とそのヘア&メイク、そして植物とのかけ合わせを2人のセッションで試みたビューティークリエイションになっています。また、後半では多忙な生活を送るなかでも計良さんが作品を作り続ける大切な理由をうかがっています。




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撮影:田中雅也(TRON)

装苑男子vol.38
磯村勇斗

表現を生業とする男性にご登場いただく人気連載<装苑男子>。今号はその一挙一動が見逃せない注目の俳優、磯村勇斗さんをお迎えしました。2020年のドラマ「恋する母たち」ではそのイケメンぶりが話題になりました。多様な役に個性を吹き込み、記憶に残るキャラクターと圧倒的な演技力で人々を魅了してきたことはご存知の方も多いとは思いますが、 簡単に脚光を浴びたわけでも、簡単に芝居を覚えたわけでもありません。中学生の時に俳優になると心に決め、自身の手でその道を切り開いて歩みを進めてきた彼に、出演する最新映画『ヤクザと家族 The Family』の公開を迎えるにあたり、今の思いを尋ねました。またドラマティックで個性的なファッションを見事に着こなし、そこにある感情をムードたっぷりにカメラの前で表現してくださったファッションストーリーもお見逃しなく!




この言葉にやられました

映画やドラマ、本、音楽などの作品の中でふと出会った言葉に、励まされたり、ときめいたり、忘れていた気持ちを思い出したりしたことが、誰しも一度はあるのではないでしょうか。そんないつまでも心に残っている大切な言葉を、様々なジャンルで活躍する17名の表現者たちに紹介してもらいました。その言葉のどんなところに心惹かれたのか、それぞれの視点で語られたコメントにもぜひご注目ください。
吉澤嘉代子/川島小鳥/原田ちあき/綿貫大介/和田彩花/三浦直之/飯嶋久美子/富田望生/みゆな/半澤慶樹/枝 優花/大下ヒロト/根本宗子/前田エマ/苅田梨都子/UMMMI./山田愛奈



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撮影:蜷川実花

One Thousand and One Nights
蜷川実花と 未来の女の子たち vol.4高畑充希

毎回一人の歴史上の女性をテーマに、蜷川実花さんが新たな物語を写真で紡ぐ好評連載。4回目のゲストは、1月期テレビ朝日系列放映のドラマ「にじいろカルテ」に主演する高畑充希さん。高畑さんが1920年代のパリで活躍した芸術家たちのあのミューズに変身し、蜷川実花のカラフルで妖艶な世界に染まります!




「伝えること、つながること。」

◆アイナ・ジ・エンド 
  はじまりのひとり舞台
◆吉田ユニ TRANSIENT THINGS
◆15ブランドによるデザイナーの意図。
   ー今、ファッションで伝えたいことー
森永邦彦/近藤悟史/熊切秀典/MUG /長見佳祐/木村晶彦/ヴィヴィアーノ・スー/青木明子/幾左田千佳/吉田圭佑/富塚尚樹/中山路子/村上亮太/横澤琴葉/Oyui
◆有村架純
  意思の中に咲く、伝えることとつながること
  映画『花束みたいな恋をした』
◆OSRINが映し出す世界はなぜ心に響くのか?
◆私が彼女に伝えることは 
 伊藤 紺/水沢なお/高橋久美子
◆神藤 剛 × 深川麻衣
  女の子を撮ること
◆マカロニえんぴつ はっとり
 言葉に在るもの。
◆計良宏文 創作し続けること
◆ MFBB vol.17 @FACETASM STUDIO
 増田貴久(NEWS) × 落合宏理
 エンターテイメントとファッションのつながりの先に
◆俳優・門脇 麦 × 小説家・山内マリコ
  『あのこは貴族』 ~映画と小説をつなぐ二人~
◆この言葉にやられました


REGULARS 他

◆feature mode 
 オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™
◆Trend Clips 私が、私らしくいられる色
◆クリエイターの今につながるスクールライフ
  文化服装学院ファッション工芸専門課程の卒業生たち



※『装苑』3月号は、1月28日発売です。全国書店にてお求めください。
もし店頭にない場合は、書店店舗にて直接ご注文いただくか、下記オンライン書店などをご利用ください。






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『装苑』2021年3月号、1月28日発売!

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