SINA SUIENの秋冬衣服新作発表会「こしょろがみた夢」が、ファッションに特化した新ギャラリーCPK GALLERYで開催

刺繍作家の有本ゆみこさんが、色とりどりで個性豊かな素材に刺繍や箔プリントを施し、不思議な魅力を持った美しい服を作り出す「SINA SUIEN(シナ スイエン)」。このブランドが、サウンドアーティストのmamoruさんとタッグを組んで、2年ぶりにショーを開催することになった。しかも、一般開放しているのでどなたでも入場可能!

コラボレーションするきっかけになったのは、mamoruさんの映像作品「あり得た(る)かもしれないその歴史を聴き取ろうとし続けるある種の長い旅路、特に日本人やオランダ人その他もろもろに関して」のための衣装を作ってくれませんか、という依頼から。その課程でmamoruさんに見せてもらった、17世紀にオランダで出版された本の中に含まれるイラスト。それは、当時のヨーロッパに伝わっていた「東洋」に関する情報を頼りに想像で描かれたもので、不思議で魅力的な、見たことのない日本や中国、アジアの"姿"に興味を持ったのだとか。

そして今回のコレクションは、mamoruさんの17世紀のオランダと日本の歴史のリサーチ資料の中にあったひとつの手紙から着想。徳川幕府が鎖国政策を進める中で、国外へと追放された日本生まれの混血児「こしょろ」が、日本を恋しく思ってしたためた乳母への手紙である。ショーの物語の中では今でも鎖国が続いていて、こしょろの末裔がまだ見ぬ日本を思っておめかししてお祭り、儀式をする。


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photo:佐内正史


歴史の中で綴られたメッセージは、時を超えてシナ スイエンの洋服の一部となり、ショーで現代のモデルたちが身にまとい、空間を美しく彩る。ショーのあとは、コレクションで使用した洋服を用いたインスタレーション展示が行われる。

また、この企画がこけら落としとなる「CPK GALLERY」は、アパレル向けのハンガー、マネキン、什器をつくる日本コパックによって「服の見せ方」を考え、ファッションを多角的に発信する場として生まれたギャラリー。内装デザインを山崎健太郎デザインワークショップ、ギャラリー企画のキュレーションをデザインスタジオHYOTAの中村俵太さんが担当する。新たなファッションの発信の場となるこのギャラリーにもご注目を。


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過去のコレクションより


SINA SUIEN 秋冬衣服新作発表会
「こしょろがみた夢」
コレクションショー
期日:2018年5月12日(土)
場所:CPK GALLERY
   東京都台東区柳橋1-28-1
時間:14:30開場、15:00開演
WEB:www.copack.co.jp/gallery

インスタレーション
期間:2018年5月13日(日)~20日(日)
時間:12:00〜19:00


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