【From パリ支局】2020-'21AWパリコレクションのトピックス - vol.4 永遠のロングドレス

--文化出版局パリ支局より、イベントや展覧会、ショップなど、パリで日々見つけたものを発信。

色の話の続きになるが、多種多様に提案された黒のワードローブの中でとりわけ目立っていたのは、ずっしりとしたロングドレスの数々だった。それらの共通点は、床まで届くほどのフルレングスで究極にミニマルであること。多くがシンメトリーに整っていて、クチュール的だが刺繍などの装飾はなく、一つのマテリアルのみで仕立てられている。

シルエットはスレンダーなマーメイドやゆったりとしたテントラインなど様々。サテン、ニット、ビロードと、素材も変化に富み、デコルテが広く開いたノースリーブのドレスもあるが、タートルネックとロングスリーブで全身を覆うものも。飾り立てず、ジュエリーがプラスされたとしても主張し過ぎることはない。その分、タイムレスな美しさがより強調され、荘厳な雰囲気を漂わせていた。

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写真上:左からオリヴィエ ティスケンス(OLIVIER THEYSKENS)、ヴァレンティノ(VALENTINO)。中:左からサカイ(SACAI)、ロシャス(ROCHAS)。下:左からロック(ROKH)、Y/プロジェクト(Y/PROJECT)。


Text: 水戸真理子 Mariko Mito(B.P.B. Paris)


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- vol.6 パワフルなランジェリールック
- vol.7 マルチミックスのアップデート
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