アメリカのカウンターカルチャーファッションにフォーカスした展覧会が開催中! From New York

現在、ミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザイン(MAD)で「カウンター・クチュール:アメリカのカウンターカルチャーにおけるハンドメイドファッション」という文化とファッションを扱った展覧会が開催中だ。
1960年代後半から'70年代、ベトナム戦争や公民権運動を背景にアメリカの若者に広がったカウンターカルチャー(対抗文化)のムーブメント。ヒッピー、フラワーチルドレン、ウッドストックでの歴史的ロックフェスティバルなど、当時の若者の文化に大きな影響を与えた。もちろんファッションとも密接に結びつき、刺繍、キルティング、パッチワーク、そして絞り染めなどの手法を用いたカラフルでサイケデリックなハンドメイドのクラフトワークが時代を謳歌した。
今回、2フロアで開催されている展覧会は、ファンク&フラッシュ、リーバイスのデニムアートコンテスト、カルチャー、パフォーマンス、サイケデリックスタイルの5つのカテゴリーで展示され、時代が生んだ斬新なファッションのピリオドを検証している。プレビューオープニングの日は、当時を彷彿させる独創的な衣装を身にまとった人たちも大勢駆けつけ、会場はまるで当時にタイムスリップしたかのような熱気に満ちた雰囲気だった。今のアメリカの世相も相まって、あらためてファッションに秘められた創造的なパワーを実感したのだった。


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左 ジル・ノードフォース・クラーク/カフタン(1974年)。右 デザイナー・デュオ、アレックス&リーのラビットファーとモンキーヘアのネックレス(1973年)。


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左 マイケル・ファジャンスによるハンドメイドの刺繍とアップリケを施したアーミーコート(1967年)。右 カイシック・ウォンのガーゼとプラスチックを使ったイブニング・アンサンブルドレス(1974年)。


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イヴォンヌ・ポーセラのフォークロアな色彩とスタイルのパッチワークドレス(1972年)。


「Counter-Couture Handmade Fashion in an American Counterculture」
8月20日(日)まで
「Museum of Arts and Design」
2 Columbus Circle, New York, NY 10019 
TEL212 299 7777
10時~18時(木曜~21時) 月曜・祝日休 
madmuseum.org


『装苑』2017年5月号掲載

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『装苑』2017年12月号、10月28日発売

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