グラフィティアートのストリートウェア"バッド・ディール" From Milan

2016年秋にデビューしたブランド"バッド・ディール(Bad Deal)"は、カラフルなグラフィティアートが弾けるストリートウェア。有名なイタリア人ジャーナリスト、エンツォ・ビアージの孫である、マリーナ・ルビーニが書くシュールな現代のおとぎ話をベースに、グラフィティアーティストのズーヴ・ヴェンティクワトロ(ZOOW24)が描いた柄をモチーフとした、Tシャツやセーター、デニムなどがそろう。ズーヴ・ヴェンティクワトロは、ミラノを本拠地として、国際的に活動するアーティスト。ニューヨーク、ボストン、モントリオール、マドリッド、パリ、プラハなどの地下鉄車輛をペインティングしたほか、ミラノ市の音楽イベント「ミラノ・ピアノ・シティ」でも、市から要請されて音楽とアートを結びつけるインスタレーションを行なうなど、なかなかの売れっ子だ。
Tシャツは特製の封筒に入り、ステッカーが入ったお楽しみ袋のおまけつき。セーターのパッケージは豪華本ケースで、それぞれの柄にまつわるおとぎ話が同封されている。ズーヴ・ヴェンティクワトロが自らペインティングしたジージャンやジーンズは数量限定だ。
「〝大都会のトンネル″と〝庭園に咲く薔薇″の間に起こる美学的な事故のような服。大都会のアグレッシブな色、継続的な刺激、そしてそれらが不安定なバランスを保つさまをファッションで表わした」というこのブランド。アグレッシブなメッセージを放つアートピースを着ているようで、特別な気分になれるかも。

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豪華本ケース入りセーター「真実の愛」。


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怖いピザのセーター「ピッツァ」。


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上左 限定商品のハンドペイントデニムジャケット。上右 USドルマークも彼らの手にかかるとこんなふうに。下左 スマイルだらけのTシャツ。下右 物価高騰を風刺したブタの貯金箱柄。


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アーティストのズーヴ・ヴェンティクワトロ。


「BAD DEAL」 baddeal.eu

『装苑』2017年2月号掲載
text : Megumi Takahashi
高橋 恵●ミラノ在住ジャーナリスト。
日本とイタリアの新聞・雑誌にファッションとライフスタイルに関する記事を寄稿。
イタリア国立ジャーナリスト協会会員。繊研新聞ミラノ通信員。

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『装苑』2017年6月号、4月27日発売

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