クラッチバッグへの愛がほとばしる"ミケーレ・キオッチョリーニ"のバッグコレクション From Milan

フィレンツェにアトリエを構えるデザイナー、ミケーレ・キオッチョリーニのバッグコレクションは、彼のクラッチへの入れ込みようを反映した、クラッチだらけのラインナップ。定番の封筒形クラッチはA4版。ブランドのロゴにもなっている猛犬風(?)の犬や、星など、1980年代ポップアート風にデフォルメされたモチーフがあしらわれている。「このグラフィカルなフォルムにひかれるんだよね。ふたの開閉によってマジカルに表情が変わるところにもグッとくる」というミケーレ。大学では建築を学んだが、在学中にサルトリア(テーラー)で修業しファッションデザインをスタート。現在、テレビ番組のファッションコンクールで優勝したり、映画や舞台の衣装を手がけたりと幅広く活躍中。「幼い頃から祖母の手芸店に入り浸って遊んでいたんだ。布や付属品を見ては、どんな服になるかなと想像を膨らませていた子供だった。とにかく暇さえあれば鉛筆を持ってデザイン。鉛筆を奪われたら、僕は人として終わっちゃうね」。そのファッションデザインへの情熱と、建築的なグラフィカルへの探求が結実したのが、このクラッチなのだ。2016年春夏コレクションは、大好きな街、ニューヨークのスカイラインがテーマ。でっかいエンパイア・ステート・ビルを小脇に抱える姿はおちゃめで人目を引きそうだ。ウェブサイトではオンラインショップを準備中とのことで、通販が楽しみ。

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ポップアート風の犬、星、ヤシの木モチーフが目を引く定番のクラッチバッグ。価格は300ユーロ前後とのこと。


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新作にはグッゲンハイム美術館やハートがモチーフのポップなバッグも登場。


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デザイナーのミケーレと、並んだ2016年春夏コレクションのアイテム。


www.michelechiocciolini.it

『装苑』2016年3月号掲載
text : Megumi Takahashi
高橋 恵●ミラノ在住ジャーナリスト。
日本とイタリアの新聞・雑誌にファッションとライフスタイルに関する記事を寄稿。
イタリア国立ジャーナリスト協会会員。繊研新聞ミラノ通信員。

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