「MIDDLA」2019 S/S TOKYO COLLECTION コレクションシンボルの"忘れな草"が繋ぐ、非日常と日常の服

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パリと上海で既にコレクションを発表していたMIDDLA。今回、東京コレクションでショーを開催するにあたり「洋服をたんたんと見せるだけでなく、楽しんでもらう事に注力した」と話すデザイナーの安藤大春。カルテットとバンドによる生演奏やショーを盛り上げるファンタジックなドレスパートの導入部、パロディロゴがユニークなノベルティ、コレクションシンボルの"忘れな草"の香水を吹きかけたインビテーションやコンセプトシートなど、視覚や聴覚、嗅覚にまでも訴えかける仕掛けを用意した。スタートは、The Rev Saxophone Quartet(ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット)が演奏するバッハの「G線上のアリア」をBGMにしたドレスパートから。

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蝶が舞う美しいヘッドドレスをまとったモデルたちが、小さな起伏の続く階段状のランウェイを行き交うと、その動きに合わせて繊細なテキスタイルやたっぷりとしたフリル、植物を模した刺繍のフリンジといったガーリーなディテールも揺れ動く。デザインは甘くロマンティックではあるものの、カラーパレットをモノトーンから忘れな草を思わせるブルー系に絞ることで、儚げなのに凛とした空気をまとったドレスコレクションに仕上げていた。暗転して、ギターとドラムの2ピースバンド、キツネツキが登場。ニルヴァーナの「in Bloom」がパワフルに鳴り響き、MIDDLAの真骨頂であるリアルクローズのパートへとなだれ込んでいく。

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「ONE TOKYO USUAL(とある日の東京の日常)」をコンセプトに掲げるMIDDLA。ブランドが得意とするベーシックなアイテムに遊び心を加えた、エレガントな日常のための服が登場した。そこにキャップやニルヴァーナにオマージュをささげたロックTシャツ、リーボック クラシックのポンプフューリーなどを合わせることで、大人のストリートスタイルへと落とし込んでいる。安藤が車の中で聞いていた尾崎豊の「Forget-me-not」(忘れな草の英名)とニルヴァーナの「in Bloom」からインスパイアし、「STILL IN BLOOM」をテーマに作られた今シーズン。「背景を考えるのが実は苦手で」と語る安藤が、音楽を聞き直感的に得た閃きを、素直に形にしたコレクションとなった。

ブランド:MIDDLA / ミドラ
デザイナー:安藤大春 / Ohal Ando

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