知る人ぞ知るアウトレットビレッジが、デザイナーによるワークショップを開催中 From London

ロンドンの北東に位置するハックニー、お世辞にも治安がいいとはいえなかったエリアがここ数年で劇的に発展を遂げている。その理由の一つは、なんといってもおしゃれピープルが移り住んできたこと。かつてはショーディッジやホクストンを根城にしていたやからも、家賃の高騰には勝てず、さらに北上しハックニーにたどり着いたのだ。実際のところハックニーもだいぶ開けてきており、さらに奥地へと移っていく者たちも......。
それはさておき、そんなハックニーは知る人ぞ知るアウトレット街。"バーバリー"をはじめ"アニヤ・ハインドマーチ"や"アクアスキュータム"が並ぶ。そのにぎわいを見据えて昨年オープンしたのが「ハックニー・ウォーク」で、"ナイキ"や"ジョセフ"といったブランドだけではなく、ラグジュアリーファッションが一堂に会すセレクトショップ「マッチース・コム」も店舗を構える。そしてハックニー・ウォークがコミュニティとファッションをつなぐために始めたのが「ステッチ・アカデミー」。イギリスを代表する若手芸能人や個性派デザイナー、さらにはスージー・バブルといったブロガーが参加し様々な講座を開いている。最近では帽子デザイナーのピアーズ・アトキンソンが、自身の代表作であるチェリーのヘッドピースの作り方をレクチャー。一方で、サステイナブルに力を入れているクリストファー・レイバーンのワークショップでは、リサイクルヤーンを使ったパッチでトートバッグをカスタマイズ。ファッショニスタが新たに集まるスポットは、ファッションのものづくりまでも気軽に楽しむことができる場所へと変化している。


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左 クリストファー・レイバーンのワークショップでパッチを手にする女性。
右 カメレオンのパッチがたくさん散らされたトートバッグの完成品。


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ヘッドピースのチェリーの実の部分に花の絵を描いて。


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完成した作品を頭につけてピアーズ・アトキンソンとポーズをとる参加者たち。


「Hackney Walk」
住所:163 Morning Lane, London E9 6LH
TEL:020 3795 8773
WEB:www.hackneywalk.com

『装苑』2017年8月号掲載
text : Yu Masui
益井 祐 ● 静岡県生れ。ロンドンの「the pineal eye」で
バイヤーとしてキャリアをスタートし、以降、日本やロンドンで活躍する。
その知識と人脈を生かし、現在はフリーのライターとして活躍。


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『装苑』2017年9月号、7月28日発売

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