「JENNY FAX」2019 S/S TOKYO COLLECTION 女の子の物語をコレクションに綴る

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Amazon Fashion Week TOKYO 2019S/S の公式スケジュールのトリを飾ったのは、台湾出身のシュエ・ジェンファンが手がけるJENNY FAX。その注目度と人気の高さを示すように、会場には溢れるような人々が詰めかけた。今回のショースタイリングをロッタ・ヴェルコヴァ( VETEMENTS〈ヴェトモン〉、BALENCIAGA〈バレンシアガ〉、Gosha Rubchinskiy 〈ゴーシャ ラブチンスキー〉などを手掛けている人気スタイリスト)が担うとあって、ショーへの期待も大きかった。

デザイナーのジェンファンが「80年代」と表した通り、80年代を彷彿させるアイテムが続々と登場。ファーストルックは、驚くほどにデフォルメされたビッグショルダーのワンピース。その後もビッグショルダーのジャケットやパフスリーブのトップスなどショルダーラインを強調したアイテムが目を引く。さらに、コレクションという物語のなかで、彼女がデートのために買いに行くと記されていた、"花柄ワンピース"がそのモチーフや柄の大きさ、フォルムの違いによって、様々な表情を見せている。裾がめくれ上がっているようなタイトスカート、首を入れる場所を間違えてきたかのようなブラウス、など服の様相の変化やズレを形にしたデザインも印象に残る。

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また、スカートやワンピースの上からランジェリーを履いたり、ボタンをあえて留めずに脱げかけのような(あるいは着る途中のような)服の着せ方などロッタらしい常識にとらわれずに、服の声に従うかのようなスタイリングも見る者の想像力をさらに掻き立てた。

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ショーの後にジェンファンは、「イメージしたのは、アメリカの田舎町に住む女の子。ホラー映画ってなぜか田舎町が舞台になっていることが多いでしょ」と語っていた。彼女の描いた女の子の(なかにある切なさや、悲しさや、狂気みたいなもののすべてを凝縮しているのかもしれない...)物語がコレクションに綴り、見る者を魅了した。

ブランド:JENNY FAX / ジェニー ファックス
デザイナー:Shueh Jen-Fang / シュエ・ジェンファン

JENNY FAX
jennyfax.com/

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