【From パリ支局】2019年「LVMHプライズ」、南アフリカ出身のデザイナーがグランプリを獲得!

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9月4日、2019年「LVMHプライズ(LVMH PRIZE)」の受賞者がパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで発表された。

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最終審査会の当日。会場にはファイナリストたちのスタンドが設けられた。


およそ100か国から1700以上の応募があったという今年。注目のヤングファッションデザイナー・プライズ(YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)部門では、南アフリカ・ヨハネスブルグに拠点を置くテベ・マググ(Thebe Magugu)が栄冠に輝いた。副賞は賞金30万ユーロ(約3500万円)と、LVMHグループのエキスパートによる1年間のメンターシップ。

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トロフィーを手にしたテベ(右手前)と審査員たち。


26歳、「テベ・マググ(TYHEBE MAGUGU)」のデザイナーのテベは、ヨハネスブルグのファッションスクールを卒業後、複数のインターンシップとディストリビューターの仕事を経験したのち、自身のブランドを設立。クオリティ、新しさ、カルチャーを柱に、アフリカの伝統的なコスチュームのシルエットなどを取り入れながら、女性の日常を彩るためのコンテンポラリーなファッションを提案する。

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個性的なプリントとシェイプが目を引いたテベのクリエイション。


また、新設されたカール・ラガーフェルド・プライズ(KARL LAGERFELD PRIZE)をイスラエル出身のヘド・メイナー(Hed Mayner)が獲得。賞金15万ユーロ(約1750万円)と、同じく1年間のメンターシップが贈られる。

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ヘド(左から3人目)と審査員たち。


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フォークロリックなヘドのコレクション。天然素材とボリュームのあるシルエットが特徴。


「LVMHプライズ」では、平行してファッションの専門教育を修めた若者に向けた専門教育修了者部門(GRADUATE PRIZE)も設けられている。今年は、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズのダイシ・ユ(Daisy Yu)、パリのアトリエ・シャルドン・サヴァールのジュリエット・トレオレル(Juliette Tréhorel)、ローマのアカデミア・コスチューム&モーダのアリス・パリス(Alice Paris)の3人が受賞。彼らは、それぞれルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、ディオール(DIOR)、ジバンシィ(GIVENCHY)のクリエイション部門に所属する1年間の契約が約束された。


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会場には、昨年の受賞者である「ダブレット(DOUBLET)」の井野将之と「ロック(ROKH)」のロック・ホアン(Rok Hwang)の姿も。


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ブローニュの森にそびえ立つフォンダシオン ルイ・ヴィトン。


Text&Photographs: B.P.B. Paris


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