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南フランスの小さなファッションコンクールからスタートした「イエール国際フェスティバル(International Festival of Fashion, Photography and Fashion Accessories in Hyères)」は、回を重ねるごとに規模を拡大させ、現在ではシャネルをはじめとする数々のパートナー企業と共に、若いクリエイターたちへの多大な支援を行っている。ますます注目が高まる中、今年のファイナリストたちはどんな作品でコンクールに挑んだのだろう。すでにリポートしたグランプリ受賞者に続き、彼ら全員のコレクションをシリーズで紹介する。
【Hyères 2018 ファッション部門ファイナリスト】
アンナ・イソニエミ(フィンランド)
Anna Isoniemi
フィンランドのアアルト大学学士課程を昨年修了。「Racing Stripes」と題されたコレクションは、1960年代のフューチャリスト・ファッションとカーレースからインスパイアされ、多彩なストライプや数字のロゴ、チェッカーフラッグ模様がグラフィカル。全身をスパングルで覆ったロングドレスやパイロットスーツ、ラメ素材のシューズなど、光り輝くマテリアルが豊富に使用され、スポーツテイストとドレッシーなムードが融合する。
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Text&Photographs: B.P.B. Paris