【From パリ支局】第33回 イエール国際フェスティバル、ファッション部門ファイナリストの全作品を公開! vol.4

―文化出版局パリ支局より、イベントや展覧会、ショップなど、パリで日々見つけたものを発信。

南フランスの小さなファッションコンクールからスタートした「イエール国際フェスティバル(International Festival of Fashion, Photography and Fashion Accessories in Hyères)」は、回を重ねるごとに規模を拡大させ、現在ではシャネルをはじめとする数々のパートナー企業と共に、若いクリエイターたちへの多大な支援を行っている。ますます注目が高まる中、今年のファイナリストたちはどんな作品でコンクールに挑んだのだろう。すでにリポートしたグランプリ受賞者に続き、彼ら全員のコレクションをシリーズで紹介する。


【Hyères 2018 ファッション部門ファイナリスト】

アントニーナ・セダコヴァ(ロシア)
Antonina Sedakova

フィンランドのアアルト大学修士課程に在籍するアントニーナはロシア出身。応募作は1980年代に活躍したソビエト連邦の歌手ヴィクトル・ツォイと、同時代を生きた母親から着想されたメンズコレクションで、抑圧された社会からの解放や若者たちの自由の精神が投影されている。オーバーサイズのトレンチコートなど、シルエットは共産党下の制服から着想されたものだが、ペイントやツォイの写真の装飾がロックなムードである。健闘した彼女には、中国の広州を拠点にブランドを展開するエクセプションとのコラボレーションが約束された。

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Text&Photographs: B.P.B. Paris


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