【From パリ支局】2018 S/S PARIS COLLECTION パリコレクションのトピックス vol.6

―文化出版局パリ支局より、イベントや展覧会、ショップなど、パリで日々見つけたものを発信。

【7日目のショー&プレゼンテーションより】

ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)
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会場はコム デ ギャルソンのショールーム。発表されたのは、パーツをスタッズや紐で繋ぎ合わせた縫い目のないドレスなど、既成概念にとらわれない独自の製法で作られた服。ブランドのシグネチャーは黒(ノワール)だが、白が多用されたシーズンでもある。デザイナーの二宮啓(Kei Ninomiya)は「黒を少なくすることで、より強い黒の表現ができると考えた」とコメント。インパクトがあり、同時に袖を通してみたくなるピースに溢れていた。


ジバンシィ(GIVENCHY)
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リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)の退任後、アーティスティック・ディレクターに就任したクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)の初ショー。クロエ時代にはロマンティックでフェミニンなクリエイションを見せていたが、注目の今回は、メンズウェア27点を含む68点の大作でシャープな感性を披露。


バレンシアガ(BALENCIAGA)
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ステンカラーコートとデニムジャケット、ナイトガウンとジレ、シャツとシャツなど、ベーシックなアイテム同士が掛け合わされ、全く新しいシルエットに。紙幣や新聞のプリント、日傘が変化したスカートなど、日常にあるものから発想された奇想天外なデザインが満載。クロックスとのコラボレーションによる厚底シューズも要チェック。


セリーヌ(CELINE)
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気負わない女性像の中に、斬新なアイディアがちりばめられているセリーヌ。提案されたのは、合体した二重構造のジャケットとコート(あるいはコートとコート)、脇の開いたオーバーサイズのジレ、ゆったりとしたチュニック風ツーピースなど。ボックスシルエットのロングジャケットとプリーツスカートのアシンメトリックなスタイリングもユニーク。


ヴァレンティノ(VALENTINO)
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パイエット刺繍を施したブルゾンやタンクトップに、ショートパンツやカーゴパンツを合わせるなど、カジュアルなルックにもクチュールメゾンらしいエレガントなタッチが。後半に続くドレスは、フラワーモチーフやポルカドット、ビロードやレースで彩られ、繊細な装飾と豪華さ、ファンタジーが融合するコレクションとなっている。


マリメッコ(MARIMEKKO)
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ヘルシンキのプリント工房を彷彿させる迫力のセットの中でのプレゼンテーション。生地を巻き付ける巨大なローラーは実際に工房で使われているもの。コレクションは、2018年に誕生50周年を迎えるストライプ柄「タサライタ」や著名なフラワーモチーフ「ウニッコ」など、メゾンを代表するアーカイブのパターンが多数使われた。シンプルなシルエットにダイナミックなプリントが映える。

text : B.B.P. Paris

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『装苑』2018年1月号、11月28日発売

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