【From パリ支局】アガノヴィッチのアナーキスト マニフェスト、第一弾スタート!

--文化出版局パリ支局より、イベントや展覧会、ショップなど、パリで日々見つけたものを発信。

ナナとブルークの二人が手掛けるブランド、アガノヴィッチ(AGANOVICH)が、ファッション業界の「環境破壊、労働条件、品質」に対する意識改革を訴えています。

今回スタートしたのは、「Invisible Acts(見えない行為)」と題したプロジェクト。Invisible Actsとは、自身の行為がもたらす社会的メリットを信じながらも、目立たずに行動する人たちのことで、ブルークがアナーキズムの哲学から引用し名付けたそうです。第一弾は世界中の労働者へのリスペクトを込めて、「アガノヴィッチ、ワーキング・ジャケット」を提案しています。
www.aganovich.com/invisible-acts

生地はイタリアのボノト(BONOTTO)社が、縫製はフランスのボカージュ(BOCAGE)社が、それぞれ担当。アガノヴィッチのテイストで仕上げられた上質な一着です。時間をかけて織り上げられた遺伝子組換え一切なしのコットンドリル製、糸に至るまですべてリサイクル可能な材料が使われています。

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長く着れば着るほど風合いが増す服。"着ること"の価値をもう一度考えてみませんか?

このプロジェクトはクラウドファンディング(不特定多数の人が、通常インターネット経由で、他の人々や組織に財源の提供や協力などを行なうこと)サイト「KICKSTARTER」で展開中。申し込み期限は6月4日(日)までです。
興味がある方は是非、下記サイトのチェックを!
www.kickstarter.com/projects/invisibleacts/invisible-acts-a-slow-fashion-selvedge-workwear-ja/description

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●AGANOVICH
デンマーク出身のナナ・アガノヴィッチ(Nana Aganovich)は、セント・マーティンズ美術大学のファッション・マスターコースを首席で卒業。アメリカン/アイリッシュのブルーク・テイラー(Brook Taylor)は、パリで哲学と文学を学んだ後に、雑誌でライター、エッセイストとして活躍。二人は2006年にAGANOVICHを設立し、2010年からパリのオフィシャルカレンダーでコレクションを発表。ナナからインスピレーションを受けたブルークがストーリーを作り、ストーリーの世界観をナナがコレクションに落とし込むという独特の創作スタイルで服作りを行なっている。
WEB:www.aganovich.com

text : B.P.B. Paris

MAGAZINE

『装苑』2017年8月号、6月28日発売

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