【From パリ支局】GHFG-ECSCP神戸コンテスト、2017年度の受賞者決定!

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パリ・クチュール組合学校(École de la chambre syndicale de la couture parisienne 通称:サンディカ)の立体裁断特別コースの学生を対象に行なわれているGHFG-ECSCP神戸コンテストの最終審査会が5月4日に開催された。

このコンテストは、学校法人福冨学園 神戸ファッション専門学校とパリ・クチュール組合学校の提携のもと、2005年から毎年実施され、播州織の生地を使った作品制作が課題となっている。最優秀賞の副賞は約10日間の神戸研修旅行。滞在中には生地の産地やアパレル企業の見学などが行なわれ、こうした取組みは、ファッション界の未来を担う若者と日本の地場産業を繋ぐ懸け橋となっているのである。

最終審査に進んだのは、デザイン画による一次審査で選ばれた6人。それぞれが実物の作品1体を前に、ポートフォリオを使ったプレゼンテーションを行ない、受賞者が決定された。

今年の最優秀賞に輝いたのは、21歳のフランス人、アマリア・ペリエ(Amalia Perier)さん。プリーツとステッチで表現したジオメトリックなモチーフに加え、取り外しのできるポケットや袖など、パーツで遊んだ機能性に富む作品である。



最優秀賞のアマリア・ペリエさんの作品。

惜しくも2位となったジョフレ・マンゴ(Geoffrey Mingot)さんは、クリストバル・バレンシアガに代表される1950年代の構築的なシルエットからインスパイアされた作品。チェックとストライプをつなぎ合わせた凝ったマテリアルも印象深かった。



ジョフレ・マンゴさんの作品。

いずれも生地の特製を活かした秀作で、オリジナリティと豊かなクリエイションが光っていた。

アマリアさん(写真左)、ジョフレさんの受賞記念撮影。フランソワ・ブロカ校長と。おめでとうございました!

text : B.P.B. Paris

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『装苑』2017年9月号、7月28日発売

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