「AKARI MIYAZU」2019 S/S TOKYO COLLECTION "生命"の躍動感を、マリンバの調べにのせて

AKARIMIYAZU17181107.jpg

真っ白に塗られた乾いた木がぽつぽつと天井からぶら下がり、スポットライトを浴びて美しく伸びる枝が、夢幻的な影絵を床に描き出している。打楽器奏者の池永健二が奏でるマリンバが音を鳴らし始めると、モデルたちがゆっくりと、木々の間を歩き出した。初のコレクションで東京コレクションデビューを成し遂げたデザイナー、宮津明理がファッションで表現したのは、何度も何度も繰り返し、そのたびにエネルギーを増し強くなる、生命の"輪廻"だ。

AKARIMIYAZU1181107.jpg

AKARIMIYAZU2181107.jpg

AKARIMIYAZU3181107.jpg

AKARIMIYAZU4181107.jpg

AKARIMIYAZU5181107.jpg

AKARIMIYAZU6181107.jpg

ファーストルックは木々と同じく真っ白で、ドレープをたっぷりと寄せたエレガントな、けれど軽快な印象のあるジャンプスーツ。白から始まったコレクションはやがて淡い桜色と空色の組み合わせになり、終盤に進むにつれ、木の表皮を模したプリントや強いエネルギーを放つディープな色彩との組み合わせへと移り変わっていった。生命の躍動を感じる、押し寄せる波や大地の筋が見せるランダムな畝りを、柔らかなシフォンのドレープ、チュールの重なり、異素材のコントラスト、不規則なティアードなど、多様な手法を用いてデザインしている。

AKARIMIYAZU7181107.jpg

AKARIMIYAZU8181107.jpg

AKARIMIYAZU9181107.jpg

AKARIMIYAZU10181107.jpg

AKARIMIYAZU13181107.jpg

AKARIMIYAZU14181107.jpg

AKARIMIYAZU15181107.jpg

まるでひとつひとつが生き物のように、生命力を感じるエレガントなドレススタイルを数多く見せたデザイナーの宮津明理は、文化服装学院とここのがっこうでファッションを学び、その後、ファッションカレッジ桜丘のProfessional designers laboで、motonari ono(モトナリ オノ)のデザイナー、小野原誠氏に師事。2018年に自身のレーベル、AKARI MIYAZUを立ち上げたばかりのニューカマーだ。ファーストコレクションで東京コレクションデビューという大任を果たした宮津は、「東コレでショーをしたいという強い思いを持っていました。一つのショーを作り上げることが、体力的にも精神的にもどれだけ大変かを、今回の参加で知ることが出来ました。苦労したけれど、周りの皆様の支えがあってできたことで、達成感と感謝の気持ちでいっぱいです。今後は日本で知名度を上げて、海外へ進出したいと思っています」とはつらつと語った。


ブランド:AKARI MIYAZU/アカリ ミヤヅ
デザイナー:Akari Miyazu/宮津明理

AKARI MIYAZU:www.akarimiyazu.com

MAGAZINE

『装苑』2018年11月号、9月28日発売!

calendar

-event -promotion -exhibition

Page Top