「DIGAWEL」2018 A/W TOKYO COLLECTION モードとカジュアルを、粋なデザインで融合するディガウェル

ganryu140204

2006年に、東京・目黒にショップをオープンすると同時に、ブランドを創設したデザイナーの西村浩平。シャツやリュックなどで人気を集めるディガウェルは、昨年、東京都と繊維ファッション産学協議会が主催する、海外での展開をサポートする「TOKYO FASHION AWARD 2018」に選出された。それがきっかけとなり、Amazon Fashion Week TOKYOに初参加、渋谷・ヒカリエホールでショーを行った。

サイドにはレッドラインがはいったパジャマタイプのベージュにストライプパンツ。そのトップスには、ゆったりとしたニット。ネックのスリットの端のイエローラインが目に入ってくる。リラックス感のあるルックから、ショーは始まった。

グレイの濃淡やストライプの布地が、縦に切り替えられているTトップ。フロント部分は、股が深めの濃グレイのパンツに無造作に差し込まれている。デザイナーの感性が光る、トップにサックスブルーのシャツを合わせ、襟の見えるコーディネイト。ベルベット素材のインクブルーのガウンジャケットには、同系色の青のフーディとスエットパンツが合わされ、スアップとドレスダウンの融合が小気味よい。いろいろなカラーや素材を組み合わせたブルゾンも秀逸。襟と裾のリブがカーキ、見頃がキャメル、袖はネイビーと、カラーブロックの効果が遺憾無く発揮されている。

今シーズンはハイネックのカットソーの提案が印象的だった。ほとんどのルックで、シャツなどのトップスの下に着用されていた。また、パンツだけでなく、ジャケットやMA-1の上から閉めた長い細ベルトやカラフルなスニーカーも目立っていた。

今回は、ヨーロッパでの展示会も、ショーも初めてということで、ブランド紹介の意味もあって、"総集編"的なコレクションにしたという。どれも、着る人によって、いろいろと着こなすことができる服だ。ベースにしっかりしたモノづくりがあるだけでなく、特に色の使い方や切り替えなど、大げさではない、"粋"なデザイン(実は手間のかかることだが)によって、服の魅力が倍増していた。西村の力量が十二分にうかがえるコレクションとなっていた。

(取材・文=清水早苗)

Brand : DIGAWEL / ディガウェル
Designer : Kohei Nishimura / 西村浩平
Date : March 24th 2018
Start : 21:00
Place : Shibuya Hikarie Hall A
Photographs : Jun Tsuchiya (B.P.B.)

ディガウェル
www.digawel.com
TEL03-6452-3220

MAGAZINE

『装苑』2018年11月号、9月28日発売!

calendar

-event -promotion -exhibition

Page Top