【From パリ支局】イースターは楽しいチョコがいっぱい

--文化出版局パリ支局より、イベントや展覧会、ショップなど、パリで日々見つけたものを発信。

イエス・キリストの復活を祝うイースターはフランス語で"パック(Pâques)"。クリスチャンが多いフランスでは、とても大切なお祝いの日で、春分が過ぎた最初の満月の次の日曜がこの日にあたるので、今年は4月4日となります。

日本ではあまり馴染みがありませんが、パックの行事として欠かせないのが「Chasse aux œufs(シャス・オ・ズー)」という卵狩り。家の中や庭に卵の形をしたチョコレートを隠し、子供たちが探し出すゲームです。

そのためパックが近づくと、街のウィンドーディスプレーで、ウサギ、ニワトリ、卵などの飾りを多く見かけるようになります。それは、多産なウサギと毎日卵を産むニワトリが、生命のシンボルとされているからなのです。中でも毎年、目を楽しませてくれるのが、ショコラティエ(チョコレート専門店・職人)たちが創作する趣向をこらしたチョコレート。

そんなパックの雰囲気を少しお届けしたく、パリで人気のお菓子屋さんのショーウィンドーをご紹介します!

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不動の人気パティシエ「セバスチャン・ゴダール」のショーウィンドー。昔ながらのお菓子を大切に作っている店でもあり、クラシックなインテリアもすてき。パックのチョコは大きな卵にリボンをかけて。


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チョコレートの老舗「ドゥボーヴ・エ・ガレ」。ルイ16世の薬剤師だった創業者は、王妃マリー・アントワネットから薬が苦くて飲めないと言われ、チョコレートに薬を含ませることを考案したのだそう。ショーウィンドーを飾るのは格調ある卵ツリーなど。


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マカロンで知られるラデュレは、高級ショコラティエのシャポンとコラボレーション。パックのチョコの箱は鳥をモチーフにしたデザインで、マカロンカラーの折り紙のデコレーションが華やか。


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カカオ豆農園にこだわり、最高品質のチョコレートを提供するショコラティエ「ミシェル クルイゼル」。ショーウィンドーは、ウサギのバンドマンたちが満月の夜にロックを演奏しているイメージです。


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お菓子屋さん以外にも、パックの飾り付け用の品々が販売されます。こちらは、パールやラインストーンの細工が施された卵のオブシェ。


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銀食器の名門「クリストフル」も卵形のケースに入ったカトラリーを提案。


Text&Photographs : B.P.B. Paris

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