【From パリ支局】フォンダシオン ルイ・ヴィトン、フランスへ印象派絵画が里帰り!

--文化出版局パリ支局より、イベントや展覧会、ショップなど、パリで日々見つけたものを発信。


フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)で、「ザ・コートールド・コレクション、印象派のための視点(The Courtauld Collection, A Vision for Impressionism)」展が開催されている。
フランスの印象派コレクションで有名なロンドンのコートールド美術館が、改修工事のために約2年間の休館になることから、今展覧会が開催されることになった。
同コレクション作品がパリで公開されるのは実に64年振りとなる。

lvmh-courtauld-2019-mars001.jpg

フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)


サミュエル・コートールド(1876~1947) は、イギリスの実業家。
フランス本国でようやく印象派絵画が認められつつあった1900年代はじめに、その類稀なる審美眼で印象派の絵画を数多く蒐集し、現在のコレクションが完成したという。

lvmh-courtauld-2019-mars002.jpg

サミュエル・コートールド(Samuel Courtauld)


マネの最高傑作と言われている「フォリー・ベルジェール劇場のバー」をはじめ、ゴッホ、スーラ、モネ、ピサノ、ルノワール、ドガなどの絵画を含む約110点を展示。

lvmh-courtauld-2019-mars003.jpg

「フォリー・ベルジェール劇場のバー」1882年 エドゥアード・マネ(Edouard Manet)


lvmh-courtauld-2019-mars007.JPG

異なる画家の作品が並べらているのだが、コートールドの美意識による統一感がある


lvmh-courtauld-2019-mars008.jpg

「耳を切った自画像」1889年 フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)


lvmh-courtauld-2019-mars006.JPG

「靴の紐を結ぶ女」1918年頃 ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)、コートールドがはじめて購入したフランス絵画の1点


lvmh-courtauld-2019-mars009.jpg

展示会場の最後にはコートールド邸を写真で再現


また、同時開催されている「絵画のための視点」と題されたフォンダシオンのコレクション展では、草間彌生などの現代アートも紹介。

lvmh-courtauld-2019-mars010.JPG

「無限の鏡の間-ファルスの原野」(ミラールームシリーズ)1965年/2013年 草間彌生(Yayoi Kusama)

是非おすすめしたい素晴らしい展覧会だが、パリは遠い!と言うかたに朗報。
この秋には東京都美術館でも「コートールド美術館展」が開催され、愛知県美術館、神戸市立博物館へも巡回予定だ。


ザ・コートールド・コレクション
印象派のための視点
The Courtauld Collection
A Vision for Impressionism

期間:2019年6月17日(月) まで

フォンダシオン ルイ•ヴィトン / ザ・コレクション
絵画のための視点
Fondation Louis Vuitton / The Collection
A Vision for Painting

期間:2019年8月26日(月) まで

場所:フォンダシオン ルイ・ヴィトン(FONDATION LOUIS VUITTON)
   8 avenue du Mahatma Gandhi, Bois de Boulogne, 75116 Paris
時間:11:00〜20:00(金曜〜21:00、毎月第1金曜〜23:00、土曜と日曜10:00〜20:00)
定休日:火曜
料金:16ユーロ
TEL:+33 (0)1 40 69 96 00
オフィシャルサイト:www.fondationlouisvuitton.fr/en.html

Text&Photographs: B.P.B. Paris


MAGAZINE

『装苑』2019年9月号、7月26日発売!

calendar

-event -promotion -exhibition

Page Top