【From パリ支局】日本でも人気のミュシャの展覧会がパリで開催中!

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パリ、リュクサンブール美術館で「アルフォンス・ミュシャ」展が開催されている。ミュシャは1900年代のアール・ヌーヴォーを代表するアーティストだ。

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1900年、ミュシャが描いたビスケットの箱


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会場はパリ、リュクサンブール美術館 ( MUSÉE DU LUXEMBOURG )

アルフォンス・ミュシャ(1860年〜1939年)は、オーストリア帝国のモラヴィア(現チェコ共和国)生まれ。27才の時に渡仏しパリの美術学校で学ぶが名声は遠く、本の挿絵やお菓子などのイラストで生計をたてていた。

しかし34才の時に、当時のフランスの大人気舞台女優サラ・ベルナールの主演舞台「ジスモンダ」のポスターの仕事が舞い込み、その1枚のイラストで成功を手にする。

なぜ無名のアーティストに大女優の舞台ポスターの仕事が依頼されたのか?クリスマスで誰も他に受けてくれる人がいなかったからだそうだ。

一躍注目されるアーティストになると、その後は次々に広告や商品のイラストの依頼が入り、彼が描いたポスターは盗難にあうほどだった。

こうして成功をおさめたミュシャだが、晩年は自身のスラブ民族としてのアイデンティティーにこだわり、50才で故郷チェコへ帰国。そして、79才で亡くなるまで「スラブ抒情詩」などのスラブ人の歴史を描く制作活動に打ち込むのだった。

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サラ・ベルナール主演舞台ポスター、左:1896年「椿姫」右:1894年「ジスモンダ」、サラの人気もあり、彼女の等身大のポスターは貼られると直ぐに盗まれたという


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展示の様子

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1896年、シャンペンの広告

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1901年、ビスケットの箱

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民族衣装を着たミュシャ

本展ではミュシャの代表作のみならず、彼のスラブ民族の誇りを表現した晩年の作品までを紹介する。

「アルフォンス・ミュシャ展」
"ALPHONSE MUCHA"
期間:2019年1月27日(日)まで
場所:リュクサンブール美術館(MUSÉE DU LUXEMBOURG)
   19 Rue de Vaugirard, 75006 Paris
時間:10:30〜19:00(金曜〜22:00、11月12日から12月17日の金曜と月曜〜22:00、12月24日と31日〜18:00)
特別休館日:12月25日
入場料:13 ユーロ
TEL:+33 (0)1 40 13 62 00
オフィシャルサイト:https://museeduluxembourg.fr

Text&Photographs: B.P.B. Paris

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