【From パリ支局】グラン・パレで「ゴーギャン、錬金術師」展がスタート

―文化出版局パリ支局より、イベントや展覧会、ショップなど、パリで日々見つけたものを発信。


ポスト印象派の画家ポール・ゴーギャン(1848-1903)は、タヒチの女性たちを描いた絵画が有名だが、さながら錬金術師のように様々な素材から作品を生み出した芸術家でもある。

本展では、絵画、陶器、彫刻、彫板、版画、デッサン画など、世界中から集めた200点以上もの作品を6つのテーマ別に展示。冒頭のテーマ「イメージの創作」ではドガやピサロからの影響をうかがわせる初期の作品が紹介され、ブルターニュ時代の「グラン・アトリエ」、タヒチ時代の「神話と再創出」などを経て、最後の「自分の装飾で」ではヒヴァ・オア島で暮らした住居"快楽の家"も再現される。

転々と居住地を移し、時には一つの題材を繰り返し表現したゴーギャン。その変遷を辿りながら、彼の人生もが垣間見える展覧会である。


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ゴーギャンの「自画像」1893年-1894年


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娘の胸像「アリーヌ・ゴーギャン」1881年


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ゴーギャンに影響を与えたエドガー・ドガの「舞台の上のバレエのリハーサル」1874年


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ドガの踊り子がモチーフとなった初期の作品「扇入」1884年-1885年


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「眠っている子供」1884年


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ゴーギャンが最初に手がけたと思われる陶器「プランター」1886年-1887年


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「輪になって踊る小さなブルターニュの子供たち」1888年


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フランス南部アルルでゴッホと過ごしたゴーギャンは、彼の影響を受けたと思われる「アルルの洗濯女」1888年


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展示の様子


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「波間にて」1889年


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版画「恋する女になりなさい、そうすれば幸せになるでしょう」1899年


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上の版画の版


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左は「タヒチの女たち」1892年、右は「妬いているの?」1892年


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「死霊が見ている」1892年


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ゴーギャンの自伝的随想録「ノアノア タヒチの旅」


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セラミックで作られたタヒチの女神「オヴィリ」1894年。ゴーギャンの墓はブロンズの「オヴィリ」像に守られている


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ヒヴァ・オア島の住居兼アトリエ"快楽の家"の再現


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「おめかし」1898年


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会場のグラン・パレ


ゴーギャン、錬金術師(Gauguin l'alchimiste)
期間:開催中〜2018年1月22日(月)
場所:Grand Palais, Galeries Nationales
   3 avenue du Général Eisenhower, 75008 Paris
時間:日曜、月曜、木曜 10:00〜20:00
   水曜、金曜、土曜 10:00〜22:00
休館日:火曜
観覧料:14ユーロ
WEB:www.grandpalais.fr/en/event/gauguin-alchemist


Text & Photographs : B.P.B. Paris


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