【From パリ支局】2017年フランス版「ミシュランガイド」、日本人シェフの1店が昇格、4店が新たに星を獲得!

--文化出版局パリ支局より、イベントや展覧会、ショップなど、パリで日々見つけたものを発信 。

2michelin2017009.jpg
2月9日、2017年フランス版「ミシェランガイド」の格付けが発表された。その中で4人の日本人シェフが新たに1つ星を獲得。小林圭(こばやし・けい)シェフのパリ2区のレストラン「ケイ(Kei)」が、1つ星から2つ星への昇進を果した。2つ星の獲得は日本人シェフでは2人目となる。

3michelinkei2017006.jpg
小林シェフは「スタッフのモチベーションが上がりますし、嬉しいです。でもまだ通過点でしかありません。3つ星がありますから。それにレストランガイドの評価だけではなく、『Kei』らしさがある、食べる方の心に響く料理を作り続けることが大切だと思っています」と話す。

4michelin2017013.jpg

小林シェフ。


昨年9月、パリ16区にレストラン「ラルケスト(L'Archeste)」をオープンし、史上最速での星の獲得となった伊藤良明(いとう・よしあき)シェフは、「星はあまり意識していませんでしたが、周りの方々やスタッフが喜んでくれたのが嬉しかったです」とコメント。そのほかパリでは、花田雅芳(はなだ・まさよし)シェフの寿司と割烹料理の店「スシB(Sushi B)」と、大宮敏孝(おおみや・としたか)シェフの「アリアンス(Alliance)」が1つ星に。

7michelinitohanada2017010.jpg

伊藤シェフと花田シェフ(右)。福岡の「高玉」で10年間働いた経験を持つ花田シェフは「15年間この仕事をしてきましたが、初めて誰かにきちんと評価をしていただき、本当に嬉しいですし、感動しています」と話す。


8michelinomiya2017004.jpg

大宮シェフとミシェランガイド・インターナショナルのディレクター、エリス氏(右)。エリス氏は発表前のスピーチで「格付けでは、食材の質、料理の火の入り方、価格とのバランス、味が安定していることなど、多くの点で評価をします。ですが、何よりも大切なのはお客様が感動する店であるかということです」と語った。


シャンパーニュ地方のランスでレストラン「ラシーヌ(Racine)」を開く田中一行(たなか・かずゆき)シェフも1つ星を獲得。「知らせを受けたのは昨日の午後でした。やはり嬉しかったですね。料理のカテゴリーにこだわりはありません。おいしく、目も楽しませる料理を作りたいだけなんです。」

9michelintanka2017002.jpg

田中シェフ。


今年新たに加わった1つ星は57店、2つ星は12店、そして3つ星はフランス料理界のスターシェフ、ヤニック・アレノの「Le 1947」のみだった。

10michelin2017008.jpg

アレノ シェフ。


michelin2017017.jpg

2017年フランス版「ミシェランガイド」は2月15日に発売開始、24,90ユーロ。


1michelin2017001.jpg

発表が行なわれた会場。


Le 1947 : courchevel.chevalblanc.com/fr/art-culinaire/le-1947.html
Kei : www.restaurant-kei.fr/welcome-japan.html
L'Archeste : www.archeste.com
Sushi B : sushi-b-fr.com/jp
Alliance : www.restaurant-alliance.fr
Rachine : www.racine.re/ja


Text & Photographs : B.B.P. Paris

MAGAZINE

『装苑』2017年11月号、9月28日発売

calendar

-event -promotion -exhibition

Page Top