DISH// のライブで装苑プロデュース!その裏側をご紹介!

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 ダンスロックバンド、DISH//は2015年より元旦に日本武道館単独公演を決行し('16年は2日間)、その5回目となる今回、「&DISH//」というコンセプトをかかげ、5組のプロデューサーによるステージを計画。その1組として本誌に白羽の矢が立ったのでした。彼らはグループとしても、個々の活動でも様々な企画で装苑に登場してくれている男子5人組。音楽やファッション、そしてエンターテイメントを大切にするグループで、今回、一緒にひとつの取り組みができることは、とても興味深いことでした。装苑のほかに雑誌媒体やファッション関係者などはなく、音楽や演出のプロフェッショナル、そして、彼らのことを誰よりもよく知るファン(スラッシャーと呼ばれています)から結成されたチームという、バラエティに富んだプロデューサー陣。装苑はストレートに衣装演出をメインにコラボレーションすることに。その打ち合わせからリハーサルなどの準備、そして本番にいたるまでのメイキングを一部お届けします!


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10月から動き始めたプロジェクトでしたが、テーマやイメージをどうするかは結構悩みどころ。なぜなら、DISH//は普段から衣装にも力が入っていて、ライブでもゴシック調の王子さまスタイルから、トラッド、超ストリート、ワークスタイル、時にはユーモアのあるコスプレ風まで様々なイメージの衣装を着こなしてしまうグループだからです。しかし、ステージでの曲が決定してからは、少しずつコンセプトが決まっていきました。
"ファンタジー"や"対比"、"大人と少年の狭間"など、いくつかのキーワードとともに、あらゆる2面性が見られるような衣装をテーマに2種類を提案。スタイリストはアーティスト衣装なども多く手掛け、誌面でもよくお世話になっている相澤樹さんにお願いし、彼女と衣装製作の秀島史子さんとの打ち合わせ。最初にモノトーンのピエロイメージのスタイルから、全身ピンクのミリタリーモードにスイッチしていく2ルックで、相澤さんのデザイン画をもとに5人それぞれの個性を出すための素材やデザインを相談していきました。


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12月末日、フィッティング。年末ということも重なって、個々の活動も忙しいメンバー全員のスケジュールを合わせるのはそれなりに困難で、この日、フィッティングをスタートしたのは、なんと21時!2着分重ね着するため、丈の長さやボリューム感の調整はとても重要。特にピンクのミリタリールックはダンスもあるため、当然、動きやすさも考慮しなければなりません。写真はフィッティング中のメンバー。


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(写真上)右から龍二さん、柊生さん、匠海さん、大智さん。衣装をちゃんと着ているように見えますが、実は長さやシルエット調整のピン止めだらけです。(写真下)舞台の稽古終わりで駆けつけた昌暉さん。みんなより遅れてスタートですが、疲れの顔など見せません。むしろ、ちょっと癒されるような笑顔......


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リハーサルでは、実際に着用してテスト。また、1着目から2着目までの時短のチェンジなどもトライアルしました。リハーサルではありつつも、彼らのキレのあるダンスを目の当たりにしたら、当日がだんだん待ち遠しくなってきました。ちなみに、モノトーン衣装をまとって、床に寝転がっているのは柊生さん。「この中綿入りのコート、ふかふかで布団みたいじゃん!これあれば寝られる(笑)」と言っています。また、この日、12月25日はDISH//の結成記念日。クリスマスに結成したんですね。祝6周年!


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即日、相澤さん、秀島さんと調整の打ち合わせです。フィッティング後の部分的な素材変更、丈やシルエットの微調整、装飾などを増やしていき、最終的なコーディネートまで完成させていきました。


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本番2日前、本番さながらの通しリハーサル。私たちも着替えにかかる時間や実際にパフォーマンスをした際に衣装がどのように見えているかをチェック。相澤さんも最後の衣装調整。そんな慌ただしいリハーサル現場ではありますが、つかの間に見せてくれたメンバーのオフショットです!


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ピンクミリタリールックのデザインが唯一、ノースリーブの大智さん。さすがドラマーの腕筋肉が際立っています!


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全員、2ルックを着こんでいる重ね着なんですが、例の布団のようなコートを着ている柊生さんはめちゃくちゃ暑いのです......


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トップに登場する昌暉さんはファントム風のアイマスクをあてて登場。ただいまマスクの持ち方を大研究中!


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スタンバイができた匠海さんと柊生さんの2ショット。ラッフルカラーがふわふわでロマンテック感が強調されていますよね。


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こちらもスタンバイができた余裕の龍二さ......いやいや、そのコートは昌暉さんのですけど(汗)でも、こちらもお似合いです。


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1日1日(月)元旦。日本武道館。とうとう本番。会場の周りには、明るいうちからスラッシャーのみなさんで溢れかえっています。みなさん思い思いのファッションやグッズを身につけながら待っている様子は、ライブというより、何かひとつのお祭りを楽しみにやってきているかのよう。私たちスタッフも準備万端。スタイリスト相澤チームと秀島さんで衣装チェンジまで担当するので、それぞれに1人担当できるように5人集合しています。また、スタッフ全員さりげなくピンクのアイテムを身に着けているんですよ!


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オープニングから6曲め。かわいいピエロのパフォーマンスから装苑プロデュースのステージに移っていきます!最初はノスタルジックなモノトーンルック。シルクハットがアクセントになっているファンタジックなスタイルです。EDMミュージックがテーマの昌暉さんはファー素材、ヒップホップの柊生さんはポップなダイヤ柄、ジャズ風の大智さんはシックなブラックベース、比較的ボディバランスが似ている匠海さんと龍二さんを双子コーディネート。それぞれのイントロダクションや振りで会場を盛り上げます。匠海さん&龍二さんは花道ではリラックスしつつもステージに上がると華麗なステッキダンスを披露!


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そして、モダンなピンクミリタリーにすぐさまチェンジして、ファッションショーのランウェイかのごとく花道を闊歩。みんな少しずつデザインやディテールが異なり、かわいいようでクールな絶妙バランス。ハーネスにたくさん施したシルバーボタンもアクセント!全員がステージにそろって、「THE PHANTOM」の曲がスタート。5人の息の合ったパフォーマンスもとても魅力的でした。始まってしまえば、あっという間の約20分間だったような気がしますが、DISH//のメンバーやスラッシャーのみなさんの思い出に残る1ステージになっていたら、それはとても幸せなことです。エネルギッシュでユーモアあふれるライブを披露したDISH//のみなさん、お疲れさまでした!メンバー5人からコメントもいただきましたよ!


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北村匠海 Takumi Kitamura
「ライブ中にランウェイを歩くという斬新かつ新しい、まさに装苑らしさ溢れるプロデュースだと思いました。テーマである『&DISH//』の世界観を良い意味で裏切ってくれたと。今回の企画はメンバーにとっても、見に来てくれた方にとってもスパイスとなるコンテンツだったと思います。また、大智と立つ最初の武道館、忘れられない思い出になりました。この5人であるということ、そしてスラッシャーがいてくれるということに心から感謝します」


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矢部昌暉 Masaki Yabe
「今回はいつもとは違うDISH//を披露できたのではないでしょうか。僕自身も新しいDISH//を発見することができて、とても楽しかったです!ピエロをイメージしたモノトーンの衣装が豪華でかっこよく、また、ピンクミリタリーの衣装はかっこいいと可愛いの融合でどちらも好きです!装苑コラボの衣装はメンバーのなかでも僕が一番似合っていたと自負しています!!!!笑」


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小林龍二 Ryuji Kobayashi
「今回、5組のプロデューサーの演出によって、沢山のかたちのDISH//をみなさんに表現できたので、めちゃくちゃ楽しかったです。2018年の良いスタートが切れました!今までDISH//のライブでランウェイを歩くことなどはなかったので、新鮮さがありテンションもあがりました!衣装もこれまでにはないようなスタイルだったし、装苑らしく、おしゃれでかっこよかったです!」


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橘柊生 Toi Tachibana
「僕はピンクのミリタリースタイルが個人的にかなりお気に入りです。好きな格好で踊っているので、曲にも入り込んだパフォーマンスできました。今回、5組のプロデューサーを招いてのステージは僕らにとってもすごく刺激的で、みなさんにもいろんな表情を見せられたのではないかと思っています。今後のステージでも、このような経験を取り入れてみたいと想像が膨らみました」


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泉大智 Daichi Izumi
「今回の武道館は僕が加入してちょうど1年が経ったステージなんですが、今までの1年間で得てきたものを出し切れたライブだったと思います。すごく大変だったけど、スラッシャーのおかげで楽しかったです!また、装苑とのコラボレーションで、ライブをする上で衣装はとても大事なものの一つだということを改めて認識しました。ファッション&ライブという演出が楽しかったです」


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