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多屋澄礼

Violet And Claire

Sumire Taya 多屋澄礼

Shop Owner / DJ / Music Journalist 1985年生まれ、LA経由の東京育ち。女の子の為のindipendent shop、Violet And Claireを運営。レーベルを立ち上げ海外のアーティストの来日公演の企画やDJとして日本、海外でも活動中。雑誌での音楽紹介やCDなどの解説を手掛けるなど、音楽とファッションを繋げている。

nine teen

「つむじ風」を聴きながら、私はカトリーヌに思いを馳せる。

大きな岐路に立ち、一歩進んだ自分を「勇敢だ」と鼓舞しながら

31回目の誕生日を迎えることに僅かな抵抗と、どこか安堵感を覚えながら。

日にちをまたいでしまったけれど、私の愛する姪である「来夢」が19歳になった。

今まさに読んでいるアンヌ・アゼムスキーの自伝的小説である

「彼女のひたむきな12ヵ月」のアンヌもゴダールと恋に落ちた年齢が19歳だった。

ページをめくりながら、私は姪の事、そして自分が19歳の時に何を考え、感じていたかを

思い出そうとする。思い出というものは美化されがち。

記憶の中の19歳の私は夢と希望に満ち溢れていた。

実際は生意気で上昇志向を持った女の子だったと思う。

女の子というには19歳は年齢が少し上だけど、

その当時の私の精神は女学生のままだった。

振り返ってみれば、その当時は自分を取り巻く環境に甘えていたと思う。

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ヌーヴェルバーグと云う黄金期に活躍したアンヌ。

運命の人に出会った時のときめき、そして不安、いろんな感情を入り混ざらせながらアンヌは全速力で駆け抜けていく。

私はと言うと、まだまだ助走中なのである。

ここからもきっと、目紛しい人生が待ち構えている。

私が12歳の時、来夢は生まれた。

姪でありながら、妹のように、血のつながりを感じる。

複雑な環境でありながら、驚くほど真っ直ぐに育ってくれた。

19歳になった彼女はとても美しい。

happy birthday my lovely Raimu.

and wishing my new life will be better one.

Bitch Hug

今週の日曜は立誠シネマで日本未公開映画を集めた

「カモンサマー」という企画があり、私もマーチャンダイズやトークショーで参加させていただいている。

この企画に参加するきっかけを与えてくれたのはNine StoriesのSaoriさんだが、彼女はアクセサリーを作っているのに、イベントを企画したり、映画の権利を買ったりと、色々とクレイジーだ(その部分がさらに愛おしく、尊敬している)。

そんなSaoriさんから「澄礼さんはこの作品で!」と言われたのが

「ビッチハグ」だった。

「シンプルシモン」が好きな自分としては大歓迎だし、この「ビッチハグ」もサウンドトラックが本当に素晴らしい(スウェディッシュ・ポップの良さが凝縮されている)。でも、最初にそのオファーが来た時には「もしや、、Saoriさんは私がビッチだからこの作品をオファーしたのでは!?」と頭をよぎった。「いや、まさかね、、、そんなことはあるまい」と自分を奮い立たせ、日曜のトークショーの準備をしています。作品に出てくる二つのメタファーを切り取りながら、使われている音楽のことなどにも言及できればと。

久しぶりに会える人たちもいるので、作品の感想を共有できるのも楽しみです。

装苑の誌面でも「シングストリート」の解説を書かせていただいたのだが、最近なんだか映画づいている。自分の周りを取り巻く環境の変化を楽しんでいます。

ではみなさま、立誠小学校でお会いしましょう!

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