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SHOKO

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SHOKO

ロンドンと東京を拠点に活動するアーティスト。作品はペインティング、イラスト、音楽、パフォーマンスなど様々な表現に及び、ロンドンで数々の展覧会、アニエスベーなど多数の海外ブランドとのコラボレーション、資生堂ザ・ギンザ、ロンドン地下鉄ポスターのアートワークなどマルチに活躍中。2011年、音楽作品集「When the sun will rise」をリリース、2012年、著書「女の子のためのロンドン・ガイド~THE LONDON BOOK~」を出版(文化出版局)。2015年秋、メジャーデビューアルバム「A Love Letter to London」(avex/cutting edge)、新刊「SHOKOのロンドンファッション・スタイルブック」(DU BOOKS)、限定7インチアナログ盤「Hope and Anchor」をリリース。2016年春夏コレクションから、ロンドンにて自身のファッション・ブランド「S for Shoko(エス・フォー・ショウコ)」をスタート。

アンナ・カリーナ x SHOKOトークショー!

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9月22日(土)、私が少女の頃からずっとこの世で一番憧れている女優、アンナ・カリーナが来日し、トークショーで私が対談相手を務めることになりました!

実は1ヶ月以上前からオファーを頂き「SHOKOさんに決まりました!」と言われた時から毎日(今も)ドキドキ!

アンナの出演/監督映画はもちろん観て、これまでのインタビューも読み尽くし、18年前の来日コンサートにも行ったし、アニエスベーで特別発表されたアンナ・カリーナ60sコレクションも全て(!)のアイテムを持っているし...アンナの魅力は十二分に分かっているつもり!全国のアンナファンの皆さまと同じ気持ちですので、しっかりと代表して、今ここでしか聞けないこと、今までインタビューで聞いたことのないスペシャルなお話を、集中してお伺いして来ようと思います。

観覧はフリー!アニエスベー銀座店にて。

ぜひこの貴重な機会にいらして下さいね!

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【Anna Karina x SHOKO Talk Show!!】アンナ・カリーナ x SHOKO トークショー!!
◆ 9/22(土) 15:00~16:30
◆アンナ・カリーナ x SHOKO (アーティスト)
MC: 富永あき (ELLE)
◆場所:アニエスベー銀座Rue du Jour 3F
◆入場フリー
フランスを代表する名女優でありシンガーのアンナ・カリーナが自身の新作アルバムロー ンチとイベント、写真展のため18年ぶりに日本へ来日します。 アニエスベーはこれまでに、大好きなジャン=リュック・ゴダール監督のミューズである彼女 をオマージュしたコレクションを発表するなど、長く親交があります。来日期間中、アニエス ベー銀座Rue de Jour店ではアンナ・カリーナ本人を迎え、スペシャルなトークショーを開催いたします。ぜひこの機会にお越しください。

「ビッケブランカ」ライブ衣装を制作しました!

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本日発売の「装苑」最新号は、個人的にも毎年楽しみな衣装特集!

ミュージシャンのビッケブランカさんのライブステージ衣装を手掛けたことについて、私のインタビューも掲載されています!

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先月ファイナルを迎えた、「ビッケブランカULALA TOUR 2018」のライブツアー。
昨年のツアーに引き続き、私のブランド「S for Shoko」でステージ衣装の制作をしました!

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春のツアーのコンセプトにちなんで、ピンクのつなぎをベースに、ヴィンテージのUSアーミー空軍ワッペンなどを装飾して。メンバー一人一人、ワッペンのデザインやレイアウトも変えて、世界にひとつしかないレア物ワッペンも贅沢に使いました。

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ビッケは、ステージ上でピアノを弾きながら歌ったり、ダンスのパフォーマンスもあるエンターテイナーなので、衣装の動きやすさとデザインの華やかさには細部までこだわって。

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ビッケが手を広げた時には、ゴージャスなゴールドの装飾が!

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実は、バックスタイルには、こんなに豪華な装飾をつけていたのです♪

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ツアーは先月ファイナルを迎え、渋谷公演まで大盛況!

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こちらは、去年のライブ衣装。

身体が動いた時の燕尾の揺れ方を計算してシフォン生地を重ねてダブルにしたり、ピアノを弾く時に肩甲骨が動いて背中が窮屈にならないように襟の下の隠れた部分にストレッチ生地を仕込んだり、腕をまくった場合の袖の見え方など、機能性も重視してデザイン。

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パフォーマンスに強い意思を持つビッケ本人とは、毎回何度も話し合いをしてイメージ疎通をしっかりし、実際に着用して目の前で演奏してもらったりと、ミーティングとブラッシュアップを重ねています。

こだわりやアイディアがいつも明確なビッケなので、話しているといつも色々な閃きがあります。

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ミーティングを反映して描いたデザイン画の一部。

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機能性にとことんこだわりつつも、デザインでは華やかさとエレガンスを保つようにして。

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今回も、バンドメンバー4人の衣装についても、ステージ上での彼らの役割りと、それぞれの楽器を弾いた時の身体の動き方をリサーチし、それぞれの個性を活かしつつも、トータルで見てバランスを取りながら個々のデザインを。

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私にとって「ステージ衣装」制作は、ブランド運営とはまた少し違う意気込みでのクリエイション。

ブランド「S for Shoko」で発表する年2回のコレクションでは、私自身の表現が大きな軸になっていますが、ステージ衣装の制作は、ミュージシャン本人や制作スタッフと話し合いを重ね、お互いの意思を尊重しながら最終的にベストなものをクリエイトするという点で、私が今までアーティストとして取り組んで来た数々のブランドとのコラボレーション制作の感覚のほうが近いと感じています。

デザイナーとしては、双方にまた違った興味深さがあります。

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音楽とライブ鑑賞は私にとって一番の趣味なので、ミュージシャンのステージ衣装を手掛けることは「喜び」そのものです!

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去年に引き続き、今年もビッケブランカのツアーの衣装も手掛けることになりましたが、ツアーのテーマやステージのコンセプトに寄って衣装も毎回違ったクリエーションになりますし、お互いにとって今後も表現の可能性は計り知れないと感じています。

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また同時に、彼自身がアーティストとしてエネルギッシュに上昇していく姿が、デザイナーの私にとってもアイディアの源になっているのだと思うと、コラボレーションもやはり人と人の関係。
強い思いや情熱を感じられるアーティストの衣装を作れることは幸せ。デザイナーとして、女の子のステージ衣装などもいつか手掛けてみたいなどと、夢も広がります。

「装苑」9月号のインタビューも、合わせて是非チェックしてくださいね!

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SHOKOウェブサイト www.shoko-art.com
S for Shoko http://sforshoko.com
S for Shokoオンラインショップ https://sforshoko.official.ec

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ケイトスペードさんのこと


私の大好きなデザイナーの一人、Kate Spadeさんがこの世を旅立たれました。
ファンとして、ショックも大きかったのですが、あれからケイト・スペードさんのことをずっと考えていて、思うことが多々あります。今日は少しだけ、ブログに記したいと思います。

私とケイト・スペードとの出会いは、ブランドが始まった1990年代中盤、その後に日本にお店が出来た頃、「可愛いバッグを見つけたよ!」という姉に連れられて一緒にお店に行き、カラフルなバスケットをお互いに色違いで誕生日プレゼントし合ったことがきっかけです。
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その時のバスケット。 "My first Kate Spade"です。

あの日、カラフルでハッピーでユーモアのある世界観に魅了されて以来、ずっとケイト・スペードのファンですが、後に彼女がディレクションや経営から離れ、ブランドとして少しずつ雰囲気も変わって行く中でも、彼女のポリシーはブランドの根底に強く存在し続けていることを感じていたので、変わらず毎シーズンのコレクションを楽しみにしていました。

また、私がアーティストとして仕事をして行く中では、ケイトスペードの撮影やインタビュー出演、ケイトスペード・サタデーの日本で初めての路面店のオープニングでライブペインティングをするオファーを頂いたり、お仕事やパーティーにもお誘い頂くことが多くなり、私にとって、公私ともに特別なブランドのひとつとなりました。

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2013年の、ケイトスペード・サタデーの日本の初店舗オープニングで、ライブペインティングをした時。

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今でも、とても良い思い出です。

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個人的には、象やカメラやイチゴやレモンなどを形どったバスケットやクラッチバッグに魅了されて、もう何十個もコレクションしています。もちろん、販売された全てを買うのではなく、本当に「大好き!欲しい!」と思ったものだけ、ひとつひとつ、厳選して集めて。

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テディベア。

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大きなハート。

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赤い車。

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長年続いているので、今では数多くのコレクションになりました。それは、私の著書「SHOKOのロンドンファッション・スタイルブック」でも一部ご紹介しています。

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私の毎日の必需品もケイト・スペードのポップなデザインに囲まれていて、元気をもらっています。

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これは一昨年のパーティーでの一コマ。ドレスもバングルも、もちろんバッグもケイト・スペードです。

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カラフルでハッピーでユーモアのある世界観。それが、誰もがケイト・スペードに持つイメージだと思いますし、私もそんなクリエイションにずっと惹かれていましたが、この度ケイトさんが自ら人生にひとつピリオドを打つ選択をされたことは、それだけでも大きなショックですが、ケイト・スペードのような、明るくてハッピーが全て、といった表現をしていた方が、心に悩みを抱えて重荷を持たれていたと思うと、そのギャップに対するショックが深く、また、人は表面から見るだけでは全てが見えないものだと改めて感じます。
繊細だからこそ、あんなハッピーな世界観を表現できていた、という部分もあると思いますし、そのデリケートな気持ちを思うと、涙が溢れます。

私は、歳を重ねて、社会で仕事をして、人と関わって行くなかで、常にハッピーでラッキー100%という人など、どこにもいないということを感じています。誰もが見えない努力をしていて、誰もが心や毎日になにか大変な気持ちや過去、悩みや迷いを抱えて生きている。それを見せない「強さ」を持って。

業界では、華やかな人ほど実は繊細だったり、きめ細やかな心配りをしている場面もたくさん見てきました。また、経験した人にしかわからない努力がある、ということも学びました。私が海外に住んで頑張っている人を心から応援しているのは、私にも、海外に住んで強く気持ちを持たなければならなかった場面が多々あったし、それが経験として痛いように分かるから。

昨今はSNSによって、人や物事を表面的に判断しがちな傾向がありますが、そこで目に見えているものは、ほんの一部。本物を見いだせる純粋な心を持ち、神経を研ぎ澄ませること、世の中のことや物事の本質をちゃんと見ること、知ること、心の豊かさとは何かということを追求し続けて行きたい。そこには、また新たな喜びを発見できることでしょう。

話が少しずれてしまいましたが、ケイト・スペードさんのことを思いながら、彼女のクリエイションから、生きていく上での学びを頂いていることを感じています。彼女がブランドやデザインを通して表現されていた「美しさ」には、その脇にある彼女のセンシティビィティも含め、ピュアなものを残して行かれたと思っています。

私にとって、これからもずっと彼女はファッションアイコンであり、敬愛するデザイナーの一人です。

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『装苑』2018年11月号、9月28日発売!

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