今前回の投稿を見直したけれど、どうして冒頭にチェコの憂鬱な作家の話をしたのか全くわからない。己のソーシャビリティには不安感しか残らないな。不条理な痛みは人格を変えるのだ。でもしかし、彼の晩年の人形通信エピソードを知った時は子猫で両頬ぶたれたみたいに嬉しくなってしまったよ?(アメリ!)(実は最近チェコ共和国に訪れる機会があって、この国の面白さを説明したくて震えているけれど、何故かこの国の体質として血肉系の話(伊豆の地獄巡りの館的なニュアンスで)を避けて通れないので、ホーリーな季節が真正面に訪れている今、とりあえずこの辺りは無しにします。)
はい、ということでお知らせ第2弾、、 もう始まっている!すみません!
edenworks × KLOKA
「記憶の花 -Limited Flower shop-」
12/12〜12/27
at edenworksbedroom
13:00-20:00
-----------------------------------------------------------
解凍しきれない哀しみや愛も
大海を旅した栄光の記憶も
やがて塵となり、彼女の元へと辿り着く。
砂漠の終わりで眠るのは、途方もなく美しい花。
その色も涙も
忘れ去られた、果ての物語。
-----------------------------------------------------------
KLOKA矢島沙夜子による書き下ろしの幻想小説の一片、「記憶の花」をもとに、
作中に登場する、架空の花の栽培室をedenworks bedroomに、再現します。edenworksによる記憶の花(生花)のほか、イベント限定のプロダクトや、夢見の石と言われているハーキマーダイヤモンドのジュエリーなども販売いたします。また物語の主人公となるミューズには、モデルの小谷実由を迎え、映像作家の島田大介が今回の為にビジュアルを撮り下ろしました。ストーリーブックのようにまとめたzineは、edenworksのお花とセットでも販売いたします。
オープン日はこちらのカレンダーよりご確認ください。
http://edenworks.jp/bedroom/
flower : edenworks
art direction : 矢島沙夜子(KLOKA)
photo : 島田大介
model : 小谷実由
styling : 小山田孝司
hair&make: 高城裕子
edenworksこと篠崎恵美さんと、ちゃんとお喋りしたのは今年の六月頃だったかな、、?なにかやりたいね、からみるみる成長したこの企画。尊敬してやまない素敵な方々と本気の遊びを、笑いながら超緊張して取り組ませていただいた。
あーふがいないなーもう、私まだまだです、しかも凡庸な表現しか思いつかないな、うん一層、頑張ります。今回ご協力いただいた皆様本当にありがとうございました。そんな個人的な汗っぽい結晶がこの場所に訪れているので、みなさまも訪れてください。edenworksのめぐさんが今回の企画のためにセレクトしてくれているお花たちはどれもすごく素敵です。私も基本的にお店でお花屋さん(!)させていただいてます。ブーケもつくります。シティボーイ諸君、花を贈ることを学びにきたまえ。
取り組み、とりくみ、取り組みと言えば話題はすでに一月場所だけれども、この話も唐突だということは私にも分かるのでやめましょう。
今回展示のストーリブックとなる、zine、ちらみせします。
写真を撮ってくれた島田さんの叙情的な切り取りは天才で最高です。zineという形にしたため全部をしっかりお見せできないのが心残り。いずれ、別展開もしたいと思っています。
*物語は以前から続いている「7つの大陸と猫の舌」というクロニクルからの一片です。
遠い未来の砂漠の果てにある花の栽培室が舞台です。実はedenworks bedroomの店内にはこの物語を考えるにあたっての地味な独白前書きが掲示してあります。基本的にわたくしの文は病み上がり中2病系と自分でも理解してますので、この前書きなんかは本当に気になる方だけどうぞ。
これは私が描いた絵に篠崎さんが押し花を重ねてくれて、それをまたさらに絵にした、交換手紙的な1ページ。
このお話の主人公のミューズに小谷実由を起用しています。彼女のイメージとお話を重ね合わせた、絵。sleeping beauty in edenworksbedroom
そしてミューズおみゆ
こんな風にブーケに巻くのが人気です。(単体でも販売しております)
zineの他に限定のアクセサリーなども色々。
金属パーツとお花を好きに選んで組み合わせられるブローチと髪飾り。お花は茎が少ししっかりめのドライであれば何でも刺せます。かわいいよおすすめです。
そしてこれは、夢見の石、と呼ばれているハーキマーダイヤモンドのジュエリー。
tiiifというジュエリーブランドとbedroomのコラボアイテムなのすが、今回の展示限定の特別エディションを作りました。数が限られておりますので気になる方はお早めに。お値段も結構お手頃で、プレゼントにぴったりかと思います!(宣伝)
こんな標本箱みたいなものも販売しています。
そういえば、、
今月号の装苑でもこの企画を取り上げていただいております。編集Tさんいつもありがとうございますー!撮影現場のショットや私のスケッチなども少々見られます、、
それではみなさま、週末はbedroomで逢いましょう。
おやすみなさい。