私が唯一
自然と口を噤む時
それは
おばあちゃんがしゃべる時
後にも先にもこんなに喋る人(今年で85歳)
出逢った事無い
ブローニングM2
おばあちゃんと銀座に来た。
彼女と過ごす時間は
何人たりとも邪魔出来ぬ宝石箱のようなひと時、の気もするし
何かの訓練(USレンジャー)のような気もする。
私が少しぼんやりと形而上学的なパングラタンについて思案していたり
銀座の歩行者天国や
路上のピクニック開催(が如何に正しく行われているか裁判)しているうちにも
完璧に木村屋3階の空気は彼女の物に
パンの気配すらしない
彼女のトークは噛まない、繰り返さない、(スピードも落ちない)
学ぶところは多い
凮月堂でパフェ
ビタミン摂取(体力消耗)というフルーツ天国になびいた愚かな自分を呪うくらい、美味しそうにあんみつを食べるオオママ(おばあちゃんを私たちはこう呼ぶ)。銀座にお洒落(この街の)をして遊びにくる価値を考える。街の人格と歩調を合わせる楽しみ。緊張することは品格。私もこの街に合わせて、一張羅仕立てたいな。お父様(私のひいおじい様)は週末になると銀座にファミリーを引き連れてやって来てはこの街の休日を指南したそうな。
そうか。
もしかして
ひいおじいちゃまは、この時代に生きていたのかしら
私も一員になりたい。 (写真 木村屋さんのお手拭き)
さてあんみつと言えば
新作試作中
レモンスカッシュ、あんみつ、ソーセージとサラミ、フライドポテト
最近ははんぺんのことばっかり考えすぎて、(そして食べ過ぎて)
胃の中がぷかぷかしている
あと、大丈夫?って言われる
新作は今月末におひろめ〜
それではみなさま
あ〜〜〜ん ぱぁ〜〜
ん、、、
では。