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矢島沙夜子

KLOKA

Sayoko Yajima 矢島沙夜子

東京生まれ。クリエイティブスタジオKLOKAに所属し、インスタレーションやウィンドウディスプレイ、プロダクトのディレクション、グラフィックデザインを中心に活動中。「7つの大陸と猫の舌」という物語をベースにした作品なども不定期に発表している。錬金術をテーマにしたチョコレート工場のような企画や、架空の浮島のジオラマなどにそのストーリーを展開するなど、ファンタジックな作風が特徴。表参道ヒルズクリスマスツリーの演出/デザインやPARCOポスターのディレクション、KLOKA PRODUCTSとしてアクセサリーブランドもスタートし注目を集めている。

そして全てはまぼろしに -the SMALL UTOPIA by KLOKA アフターツアー(くどさMAX、ディープインサイドエディション)-

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みなさま、こんにちは。

the SMALL UTOPIA by KLOKA がまぼろしとなってから早1ヶ月がたちました。お越しいただいた皆様、誠に誠にありがとうございました。はあ?何の話やらわからん、という苛立ちのイノセント・フラワーな貴方のために、まずは簡単なブリーフィングを。(KLOKA?はあ、なにそれ食えんの...という方はこちらもどうぞ→www.kloka.com

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「the SMALL UTOPIA by KLOKA」というのはここ数年、KLOKAがバレンタインの時期に発表しているフードアート企画の今年のタイトルです。2019年の1月23日~2月14日まで銀座の三越にて開催いたしました。毎回テーマを決め、それにまつわる「物語」を考え、そこに登場する「食べ物」や「飲み物」を考えて作ります。音、匂い、色、模様、とかそういうその物語の登場アイテムをあれこれを想像して作り、それらと一緒に、その世界の食べ物や飲み物を実際に楽しめる空間をつくる。 というような活動です。

(そもそもフードアートてなんぞやーとお思いでしょうが、うーん、まあフードのアートってそのままの意なんです、が、もう少し紐解くと、なんつーかお皿の上のお料理と一緒に(あるいはその代わりに)詩だの夢だの音楽だの、を一緒に胃の中に入れて楽しむ行為(ハートじゃなくって胃のなかへ!)...みたいなことなのではと思ってます。(胡散臭~~~)

でもそれって、そこらのレストランのお皿の上でも同じことは起きていて、読み手(食べる側)の感度が良ければ、シェフの詩歌を食する、なーんてのは、何千年も続く古典芸術みたいなもんですから(レストランは劇場ですしね!)、じゃあモグリのお前は偉そうに何やってんだって、その皿の上に例えばわたくしなんかは、ドラスティックな嘘(物語)なんかも与えてみます。素材や調理方法、シェフのソウルに潜むリアルなストーリーとは全く異なる「お話」を半ば強引に(でも愛をもって誠心誠意)貼り付けて、琵琶法師の気持ちで読み聞かす~ なんて感じの活動をしています。

ちなみに時たま「五感に訴えかける!体験型店舗~」などと称されることもあるんですが、うーん体験?っつうと語弊があるよなーーと。昨今のイリュージョン系御体験モノ、と比べるとそれはもう似て非なるものですから(音と光の夢の熾烈スペクタル∞!!あなたと・いんたらくてぃぶ!らぶ!みたいのでは全然ない→すみません、なんつうかもう少し地味)。なのでわたくしはこの企画を愛と妄想の窓際美術と命名した。なんだそれ。  

閑話休題

2019年のタイトルは「the SMALL UTOPIA by KLOKA」というもので、直訳だと、小さな理想郷(ユートピア)。人類滅亡後の未来を舞台に、人間がいなくなっても稼働し続けるからくり人形たちの世界。にこっそり遊びに行く、という設定の企画でした。

お好きなもなかとガナッシュペーストをご注文いただくと、お人形たちが皆様のもとまで実際にお届けする、という、OMOTEASHI屋敷を作りました。

PRムービー、再度ご紹介ーー

movie by nerulab

ほいでは、お越しいただいた方もそうでない方も、もれなくちょっぴりうんざりな、the SMALL UTOPIA by KLOKA ディープインサイド・ツアーはじめまーっす

テーマは上述のように「ユートピア」でした。ユートピア、理想郷、桃源郷。

とある桃色の幻の里(桃源郷のような)を舞台にしました。

人類が滅亡し数千年たった未来のお話。

<プロローグ>

そのちいさな祠の奥には、その昔とある人々が「スモールユートピア」と名付けて作った夢のお屋敷が在りました。かつてそこは、客人の絶えぬそれは賑やかで煌びやかな、神の宴のような時の流れる場所でありました。お屋敷の周りには蕩けるような甘い芳香の桃色の滝が流れ落ち、庭の草花は琵琶や太鼓の音に合わせ、揺れ踊る。お屋敷の内部では、様々な意思を持ったからくり人形たちが、客人をもてなすため、日々甲斐甲斐しく働いておりました。

時は流れ、やがて人類が地球からいなくなってから早数千年。そのお屋敷はまだその祠の奥にありました。客人がいなくなった今もなお変わらず稼働し続け、お人形たちは甲斐甲斐しく働き続けているというのです...

(中2丸出し設定)

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お屋敷の庭園に流れる桃色の滝。この滝、OMOTENASHI LAKEと呼ばれる、甘くとろけるチョコレートの滝。お屋敷の客人を歓迎するウェルカムドリンクでございます。麓の蛇口をひねって竹の器に注いでお飲みいただきます。(ルビーカカオから作ったピンク色のホットチョコレート!だよう)

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はい。ではさらにディープインサイドツアーします。好事家の方のみお読み進め下さいまし。

さて。人類がなぜ地球からいなくなってしまったかは定かではありません。でも想像してみて下さい。多かれ少なかれ今後、いわゆる、の強烈でキャッチーなカタストロフが訪れなくても、今のこの私たちの身体や精神のカタチは、ある意味消滅してネクストステージへと進んでいるのかもーなんて(googleやwikiと一つになるわたしたち?あらゆる知識や意識を共有し、数億の脳とつながる共同生命体!われわれ人類は人工知能と永遠の蜜月に~~)脱線。

さて人間が進化し、そして消滅していく中で、お人形たちはお人形たちで、長い時間をかけて自ら進化しておりました。創業当時、このお屋敷は表向きただの享楽的なエンターテイメント施設でしたが、その実はとある製薬会社内の「介護用ロボット」を独自研究/開発している事業部が、実験とサーヴェイを行うために作られた研究施設であったと言われています。

ここのお人形たちは皆、その施設内でいかに優れた「OMOTENASHI」をできるか、人間の享楽を測定するために作られ、日々客人を迎え入れることで、自ら学習(ディープラーニング)を重ねておりました。初めは丁寧でそつが無い、美しい御作法のOMOTENASHIメソッドで。初号機と呼ばれているアルパが創られたのはこの頃です。やがて形式通りでは人の欲望を満たしきれないと気づいたお人形は、今度は過度なサーヴィス、過度な装飾の少々強引なOMOTENASHI方法を開発。それでも何かが足りぬと、今度は適度に融通が利かない、無愛想でつれないOMOTENASHIなんてのも提供しておりました。踊りもご馳走も、客人の好みを知った上で、そこから少し逸れた、あえて違和感のあるものがより高尚、なんて時代もございました。

そんなことを数百年繰り返しているうち、お屋敷のサーヴィスは神の領域ほどにまで洗練されました。(この世代のお人形はなんでも、お客様を満足させられたそうな)その頃には屋敷の提案にある桃色の滝はチョコレートが流れるようになり、神々の果物と言われる「不老の桃」の木がところせましと植えられ、昼夜とも判別つかぬ朧げで暖かい光に包まれる... まさに名実ともにおとぎの地、「桃源郷」そのもののようになっておりました。

幸福の絶頂が過ぎると始まるのは、大抵罰のひと時です。人々はこのお屋敷のあまりの中毒的

な多幸感に、この地を離れられなくなったり、ようやく帰路に着いても極度の喪失感により、「空洞」のようになってしまったり、酷い者は幻影に脅かされ、幸福であった記憶が恐ろしい悪夢へと姿を変え、その者のこころを痛め続けるのでありました。(この頃作られたのが映画チャッキーです。うそです。)

そうしてやがて人類が生命の力を失いゆく中、お人形たちは考えました。このままでは愛すべき客人である人類は自滅の井戸へと落ちるのではと。どうすれば本当の意味で彼らをもてなすことができるのではと。お人形たちは、人類をより深く知ろうと、彼らの古い文献を読み漁っているうちに、解決の糸口となる、とあるお伽話を見つけ出しました。亀の背に乗り、夢の地へ辿り着いた青年の話。青年は帰り際に手土産を渡されます。

それは福と凶をちょうど半分ずつ孕んだパンドラの箱、シュレディンガーの猫?開けたら全てが終わる、と同時にまぼろしがはじまる。夢のような体験は、忘れていただくことで何よりの最上で永遠の夢を与えられる、とお人形は帰結した。「絶対に開けてはいけません」。その一言で彼らはその手土産を必ず開けてくれると知っていたのだ。

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それは彼らが客人へ手渡すと決めた、お屋敷の手土産。

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以来、そのお屋敷の存在は実しやかに噂されはするものの、何処にあるのか、果たして辿りつけるのか、一体どういった場所なのか?ただの一人も知っているものがいなくなってしまい、呼称通り、「桃源郷」となってしまったのでした...

それから数千年。

とある別の星からやってきた考古学者が、地球の果てに小さな祠を見つけました。その祠を抜けると... そこには古文書に記されていた「スモールユートピア」が現存していたのです。そうしてこの奇跡の遭遇を共有すべく、みなさまをお屋敷の数千年ぶりの客人としてご招待することとなりました。

...ということで お越しいただいた皆様。いかがでしたでしょうか。お人形たちがお客様のもとへとお届けいたしましたTAMATEBAKO。もう、お開けになられてしばらくした頃でしょう。記憶も朧げとなってきたのではないでしょうか。でもご不安になることはありません。記憶はなくなれど、甘く優しい菓子があなたのもとに留まり、あなたを穏やかに愛すことでしょう。

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お屋敷に古来より伝わる、一風変わった調合で作られた見た目も美味しい、秘蔵の蜜。果実や木の実、少しの詩歌と白夜で泳がせております。

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お庭の不老の桃を贅沢に使った冷菓。上にかぶせた狐の面は、お庭の桃を狙う「猿たち」を追い払うおまじない。

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TAMATABAKO付属の冊子をご覧になった方はご存知と思いますが、この桃を狙う猿たち。厄介者とわかりながらも、お人形たちは何故か慈しみの目で見守り、お庭に棲まわせているのだとか... どうしてなのでしょうね?

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ふいー 夢説法(?)おわります

昔々のおとぎ話になぞらえたテーマたのしかったな。湾曲したけれど。どストレートに猿だカニだ亀だ団子だの...って日本昔ばなしテーマも楽しそうだな。かちかち山つくりた~い!!

おまけのお人形たちご紹介。

アルパ(初号機・お出迎え / 礼儀正しく真面目。皆様をお屋敷へご案内する役目)

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イプシロン(お運び、TAMATEBAKOの「封印」担当)

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ファイ(お運び、お歌担当 朗らか、お気楽屋。お歌や踊りの腕はピカイチ)

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イオタ(お運び、お告げ担当。羽のような声と佇まいにファンも多い。

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オミクロン(お運び、整備担当。少々頑固で気難しいけれど、誠実、実直で信頼が厚い。)

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こちらには登場しませんでしたが、そのほかにも、雅楽担当、バックドアの守り担当、リブートなどもおったんですよ〜。めくるめくお屋敷システム。

皆様のもとへTAMATEBAKOをお届けする際、お人形たちが奇声あげてたかと思いますが、お人形ごとにセリフがちがって、同じお人形でも回ごとに内容も違ったんですよーーー (夜な夜なお人形と睨み合いながら、この子はこんなこという、こんな声だのう と独りで吹き込みましたよあはははh)

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最後になってしまいましたがこの企画を開催するにあたってご協力いただいた関係者の方々、なかには半年以上も前から携わっていただいたような各方面のプロフェッショナルの方なんかもいて、ああでもないこうでもないと素人の我儘で散々「こんのクソ野郎!」という思いをさせてしまったと思います。あらためましてお詫びと、そして両手いっぱいに抱えきれない愛と感謝の花束を。ごめんなさい、ありがとうございました・・・!(そしてこれに懲りずにまたどうぞよろしくお願いいたします)

ちなみにお屋敷からの帰路、あなたを守るOMOTENASHI屋敷の公式発行の「MAMORIFUDA」。

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とTAMATEBAKO、少しネットでも販売しております。またご好評のガナッシュペーストは追加生産いたしまして、単品でもご購入いただけるようになりました。チャームもゲットできますわい、わーい!

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お屋敷にいらっしゃれなかったあなたはこの機会にぜ・ひ

KLOKA WEB SHOP

はーーー チョコレートのレシピ開発に始まり、キービジュアルから木箱の箔模様、板チョコのラベルに、もなかの色に形、お人形のお衣装にお化粧。くどくどねちねち長い時間いろいろ考えてはつくって、やっぱダメだとつぶしてまた作って、となーんでこんな苦しみをと思うことばかりだけど、やっぱり出来上がると愛おし過ぎて吹っ飛ぶんだよ。馬鹿なのかな?そしてまたこんなことを繰り返すのだ。死に至る病。

全っ然関係ないけど今篠原涼子聴きまくってて、ふと思ったんだけど「アスファルト」って90年代のキラーワードだね?そして鼻声かわいすぎるな。

さらば!あでゅー

the SMALL UTOPIA by KLOKA 記録写真 : norifumi fukuda


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人類滅亡後の未来、まぼろしのOMOTENASHI屋敷・the SMALL UTOPIAへ

運転免許の更新期限日を寝過ごし、免許失効しました。ぎゃふ...

車もないし、お気にのスニーカーもこの間なくしたし(酔っ払って家帰ってきたら履いてなかった)いよいよ外界での交通手段がなくなってきたので、各位、これからは都会を泳ぐ双頭のドラゴンたち(アマゾンとUBER EATS)がやじま閣下の足となりま〜す(ひきこもり)。

みなさまご機嫌よう。いつまでたっても決断実行力、対話能力(ほうれんそう)およびスケジュール管理能力が身につかない、社会人マイナス9年生ʕ••ʔのあーとでぃれくたー・やじまさよこです。

はあああ あっというまに2月だね?スーパーうだつのあがらない己の日々(今に始まったことじゃないですが)に、不意に厄(後厄です)を思い出したので、せめて魔除けにお豆を撒いてやろうと思って大豆を探したけれどそんな気の利いた備蓄をするわけがなく、仕方ないのでさっき、ふじっこのおまめさん(きんとき)をおやつに一気食べしたよ。きんとき豆のやさしさよ~(わたしたち日本人ʕ•ᴥ•ʔ)

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さて少しでもいけてない己を追い込むため、全く陽の光の入らない地下室(職場)で、日々恐怖(の催促電話)に震えながら暗黒物質の山(締め切り昨日)を、般若の顔で睨みつけている。睨んでも睨むだけでは一向に減らないわたしの戦闘能力の低さよ。

てわけで?気づけばすでに会期も残り1週間なんですが、お知らせさせていただきます~。

ここ数年、一年に一回バレンタイン時期に企画している期間限定のチョコレートイベントです。銀座の三越9階でやっております。

毎年テーマを決めて作っている企画で、そのテーマから物語を考えます。それはどんな時代で場所で、どんな味のするものがある世界なのか‥そこから、その世界に登場するチョコレートがどんなものかを考えレシピ開発をして‥その場所で買える商品をつくります。なんだかんだ春頃から準備している‥

誰も気に留めないだろうと思った裏設定や物語を見つけてきてくれる人がたまにいると嬉しくて、また更に些細で矮小な隠しコマンドみたいな制作物を増やしていく、負のスパイラル。毎年厨2とかオタク受けとか言われる本企画ですが、それは私が厨2でオタクだからなんですよねえ。しょうがないですよね。でもそんなサブストーリーまで読み込んでくれる人もじっくりディープに楽しんでいただけるし、はたまた何にも考えなくてぽわーっと来ても美味しいし楽しいよ~、という企画ではあります。ので、みなさまぜひ遊びに来てね。

今年のテーマは人類滅亡後の未来の桃源郷です。人々がいなくなって何千年たってもなお働き続けるからくり人形と、そのお人形たちの働く竜宮城のようなOMOTENASHI屋敷‥ お人形達があなたのもとまで実際にお給仕(O MO TE NA SHI)してくれます。

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ショートムービーでお屋敷の様子などご覧くださいませ〜

HOW TO ユートピアン体験

お人形たちが運ぶのはTAMATEBAKOという品でございます。チョコレートガナッシュペースト1種とお好きなもなか2種を選べます。チャームや帯ひも、房飾りなどをつけてお好きに木箱もカスタムしていただけますよ〜

TAMATEBAKO その名の通り絶対開けてはいけませんのお宝です 開けたらすべてはまぼろしに。

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もなかいろいろ!どの組み合わせも可愛いけど個人的には壺を一押ししたい(わかってはいたけど一番人気ないです(泣)ってぼそぼそSNSでつぶやいたら、私えらびましたよ!って慰めてくれる方がちらほらいて泣ける。壺選んでくれた人だけでお茶会したい)

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どれも美味しい、2層になったガナッシュペースト。普通のいわゆるチョコペーストは基本油脂で伸ばしたものなんだけれど、これはほぼ、ボンボンショコラの中身というか、生クリームでのばしたガナッシュそのものなんです。だからそのまま食べても美味しいし、いろんな使い方できます。おすすめは暖かいミルクに入れて飲む、です。ピスタチオとラズベリー 、入れて飲んだらうますぎて吹いた

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「OKESYO for TAMATEBAKO」オリジナルのチャームや帯紐、房飾りなど。

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OMOTENASHI屋敷で働くお人形たち。左から イプシロン、オミクロン、イオタ、ファイ です。この他にタウ(実は三越7階に出張中、踊ってます)それからキービジュアルに登場した初号機アルパがおります。

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そしてルビーカカオのホットチョコレートだよ!80年ぶりに発見された新たなカカオ、着色してないピンク色のカカオ豆から作られた、桃色のほっとチョコレートだよ~~ ベリーの香りだけど、ベリー入ってないんだよ。OMOTENASHI屋敷の庭園にある、桃色のチョコレート滝、の麓にある岩場の蛇口から、竹の器に注いでお召し上がりいただきます〜 お屋敷にやってきた客人のウェルカムドリンクであります

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入り口の茶屋では狐のお面ののったもなかアイスも。

お庭に棲みつく桃泥棒の「お猿よけ」の狐面ですよ。桃源郷になる天界の桃ピューレがのったGOHOUBI MONAKA

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板チョコも作ったよ、桃源郷からの帰路、あなたを守るMAMORIFUDA

この板チョコたち個人的に超おすすめです、クランベリー&ピスタチオは実はバラの花びらも入ってるロマンティックなピンクチョコ。巷のミンチョコ党に人気のミントチョコクッキー、とミルキーで香ばしいヘーゼルナッツチョコ3種類

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「the SMALL UTOPIA by KLOKA」

<期間>2019年1月23日(水)-2月14日(木)
10:30-20:00 ※最終日のみ18時終了

<場所>
銀座三越9階 銀座テラス
東京都中央区銀座4-6-16
​TEL 03-3562-1111(銀座三越代表)

<特設サイト>
https://www.kloka.com/thesmallutopia

そういえば、インタビューしていただきました。これは11月末ごろかなあ。まだ調子良いこと言ってる時期だなあ。そのうち余裕なくなってもそもそ口籠ることしかできなくなる。

インタビュー記事

2/14までの期間限定なので、ぜひ遊びいらしてねーーー

&更なる桃源郷の深みをご所望の方は、次回くどさマックスのやじま解説でSMALL UTOPIAツアーいたします

はあ、しかしみんなどうやって毎日そんな華麗にすてきに(漠然)過ごせるのか。この間、コアラのマーチ食べながらひとりで漫画読んでる時が一番幸せと呟いた気がするけれど、やっぱりどんだけ考えても、コアラのマーチかとんがりコーン食べながらひとりで漫画読んでる時が一番幸せですね。誰もわたしの幸せなんて知ったこっちゃないよねえ。すみません。さようなら。

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ホリデイシーズンお地獄絵図(クリスマスは大好きです)

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こんにちは。最近の一番奇妙な出来事は家に辿り着いて、気づいたら靴を履いてなかったことです。師走もすぐそこですね。皆さん帰路には気をつけましょう。

あの、自分が陰鬱なのは今に始まったことじゃないんですけど、最近それに拍車がかかっているのは年のせいか、こんな世界が悪いのか、まあ知らんですが、もうとにかく部屋締め切って漫画読みながらコアラのマーチ食べてる時間が一番幸せですね。良い大人が時勢も天気すら知らんで、まるで褒めたもんじゃないのは重々自覚してますけど、もうそのひと時のあまりの完成度の高さに、もはや誰に何言われても微塵も罪悪感うまれないです。

ちなみに最近わたくしが夢中なのは(紹介していいですか!いいですか~!?(照))猫十字社先生の作品たちです。(めくるめくファンタジー!タルホ節(稲垣足穂)に敏感な昭和生まれ or サブカルくそ野郎の諸君、代表作「幻獣の國物語」(素晴らしい中2殺傷能力です)だけ読むんでも恐らく十分昇天可能なんですが、できることならここはまず「小さなお茶会」から入って頂きたい。星の実ミルクティやタンポポはちみつ茶をキュートな2人嗜んでお腹ガボガボにした後、短編「夢売り」や「幻獣の國物語」の妖艶なGペン使いでじっくりゆっくり犯されて頂きたい(バッドランゲージすみません)

特に君やわたくしのような、中2の更なるその上のステージをお目指しの、中高年インハウスクリエイターに至ってはやはり、兎にも角にも、毎時のティータイムという重要なお務めに日々追われておりますので、先生の「小さなお茶会」(本当に終始お茶飲んでばっかの名作です(嬉泣))のお茶飲み作法を是非にもご参考にしていただき、更なるご自身の4畳半サンクチュアリ強化に精進して頂きたい。

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てことで、地下(職場)でグズグズお仕事してる時以外は直帰→密室・寝地蔵の春が終わり、胡瓜かじってるだけの夏がきて終わり、(あれ秋も終わった...?)例年通りのウィンターシーズンお地獄絵図始まっております~~~ʕ••ʔ 毎年この時期(なぜか冬は案件重なっちゃうんですねえ)になると、すこぶる要領の悪いわたくしはパニックで顔が平行四辺形に歪んできたり、全身ぬか漬けみたいになってきたりして気持ち悪いんですが、最近明らかに細かい瓦礫みたいのが自分の周りに出現し始めたんで、私いよいよ岩の人(ネバーエンディングストーリーのやつ)になるのかなあ、などと悲観しておりましたら、どうやら職場そのものが岩の人だったようで(まじで)何故か私のデスク上部の壁が定期的に崩れてくるようになったんですよねえ。あと、すごい筑前煮の匂いがする。(多分上に住んでる大家さん)あはははは。大丈夫かなーー

ロックバイターって名前でした

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てことで、クリスマスお仕事です。

どんなお仕事もそうなんですが、規模が大きいとやっぱり半年以上前から準備するんですよね。このお話を頂いたのは3月終わり頃でした。お題は「100年後のクリスマス」。楽しそう、でしょ?でもこれ、まともに想像するととっても困難で。100年後ってそもそも何(過ぎ去りし100年前のことも大してよくわかってない私が、大丈夫か)ていうか私たち、まだ居る?

...はい、目を閉じて下さい。想像しましょう100年後です。楽観的な未来です(一回滅亡してません。AIも反乱起こしません。)何が見える?どこに住んでる?どんな服着てる? 

...はい。で、今想像された方で、具体的に色形が出てきた方もいると思うんですが、それら、恐らくほとんどはレトロフューチャーという価値観が土台になっている、あるいはそれそのものの可能性が高いです。 特にその暮らしぶりをファンタジックで楽観的に考えれば考えるほど、そのベースには特に60年代周りの先人が考えた楽しい未来の絵姿があったりするものです。(私はデザイン的な意味ではかなりこの価値観に支配されていました。好きってのものあるけれど)便利でテクノロジー!なんだけど、なんとなく物の量とかも多くて、街もパワフルで動的な感じ。

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でも本当の本当にはどうなの?近未来。考えれば考えるほど、見た目はソリッドで何もなくなっていき(これもまあ、ある意味古臭いデザインだけど、合理的だしね)無駄やハプニング、ミステイクや矢島などはどんどん削ぎ落とされた安心未来がやってきそうだよね。人生のスパイスやドラッグなんかは全部データで挿入できるようになりそうだしね。

はて、そしてこのぼんやり想像未来に更に「クリスマスの過ごし方」想像を上塗りします。うーん。100年経って...そもそもクリスマスという習慣や宗教は残っているのだろうか?

現代でさえ特に日本では十分形骸化しているクリスマス。宗教や文化も超えた、無駄やご馳走や愛に溢れて浮き足立つこのホリデイシーズン......が、なかなかどうして私は大好きなんですけれど...ってところで気づいたのですが、これはすでに「クリスマス(=ホリデイシーズン)」はそのしかるべき姿、100年後辿り着く姿にもはや近いのではと。だって呪いのブードゥー人形みたいな自分でも、ビングクロスビーのきな臭いクリスマスソング(大好き)でそこそこ恵比寿顔になれるんですもの... これがハピネス&マジック?これが後世に受け継ぐハピネス&マジックなのね?)

100年後。ソリッドで無駄がない、完成度の高い暮らしの中でも、一年に一度は無駄に溢れて、あたたかでとびきりハッピーなイベント、欲しくなるでしょ?大切な人と過ごすひととき、かけがえないでしょ?サンタもエルフもロマンスも、もみの木とヤドリギがないと何だか降りて来なそうでしょ?

てことで、住む場所が変わっても、隣にいるのが人間じゃなくても、とにかく大切な誰かと過ごすひととき、心が温まるクリスマス(そしてそれは懐古趣味的だったりするのだ/クラシックの良さ!)、を今回描くことにしました。

おいおい我ながらなんてハートウォーミングな着地点だよ!

個人的にはディストピアと称される未来の方がよっぽどナチュラルだし、もっと個人的には未来はインナーユニヴァースへと続いてくのだ(0と1の間を刻んでいくと拡がる無限のミクロ世界)と信じているので、どうしても地続き(近未来)のオプティミスティックな未来は超想像しにくかったっす(根暗)

閑話休題、晴れやかに紐解くフューチャー。

ということで、上記あれこれの考察は土台にしながらも、造形はレトロフューチャーへのオマージュを多分に盛り込み、そしてスペースオペラ要素(スターウォーズ系)も含んだ、童話的でファンタジックな世界観を目指しました。(クリスマスは魔法の季節ですもん。未来といえどファンタジーは感じたいよね)100年後とは言いません。パラレルワールドかも。時代が変わってもどんな場所でも、ハートウォーミングクリスマス、フォーエバー!であります

阪急百貨店うめだ本店のクリスマスをプロデュースさせて頂きました。キービジュアル、7面のウィンドウ、ショップバッグ、プロダクト、そして9階のクリスマスマーケットのディレクションと、そのマーケットにおかしな宇宙屋台を作るなど...色々やらせて頂いてます。

関西方面にお住まいの方、お仕事、行楽などでお出かけの際にちらっとご覧いただけるととっても嬉しいです~~

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「未来のハートウォーミングクリスマス」

会期 2018年11月20日(火)~12月25日(火)

場所 阪急百貨店うめだ本店 9F祝祭広場

   〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8-7 TEL 06-6361-1381

詳細 http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/c_market2018/index.html

9階のマーケットは前述のレトロフューチャーの愉快な部分を取り出したよーな楽しい空間です。異性のあの子もその子も、君もロボットも。宇宙ステーションで開かれるクリスマスマーケットがあったら...をテーマに作りました。

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おでんおやじロボもいるよ うふふふ

次回現地ご案内ツアーいたしますね〜

プロダクトも色々作りました。100年後の人々もきっと今の我々と同じように昔のものを愛おしく思ったりするだろー、そしてそれらにほんの少し現代のエッセンスを加えてみたりするだろーなと思い作ったものたちです。

「ニューブロカントオーナメント」1940年代〜1990年代の各国のヴィンテージ雑貨に一手間加えたプロダクト

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昔の印刷物などを木板にプリントしてタッセルなどを組み合わせた「コラージュオーナメント」

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そしてKLOKAセレクトで1940年代〜1990年代の各国から買い付けたヴィンテージアイテム。ロシアやウクライナのヴィンテージガラスオーナメントは、やっぱり美しいです。

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クリスマス始まったばっかですけど、現在はバレンタイン佳境です。

こちらはどっちかっていうと人類滅亡系未来を描こうとおもっております

それではみなさん良いホリデイシーズンを〜

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『装苑』2019年7月号、5月28日発売!

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