「東京レザーフェア」(12月4日~5日/東京・浅草 都立産業貿易センター 台東館)のレポートに収めきれなかったトピックを番外編としてまとめました。


国内産のパイソン、トカゲの品揃えは業界随一。
2020-21年秋冬は、春夏シーズンからの流れで「ネイチャー」「フォークロア」といったテイストが継続する一方、「ストリートカジュアル」のブームがひと段落。
「上質化」「大人化」を軸とした製品開発が求められるなか、その差別化のためのアイコン的皮革素材として、パイソンを中心としたエキゾチックレザーへの注目が高まっているようです。シューズ、バッグはもちろん、財布、スマートフォン関連アイテムへの採用も相次ぎます。

特に財布では「ヘビ革=金運が上がる素材」として認知が拡大。中価格帯で展開するショップは、バッグより財布のほうが客単価の高い場合(立地・客層によって異なります)があるため、高価格帯製品以外にも上質素材のニーズが堅調です。
そんななか、パイソンをはじめとした片岡商店のラインナップは、ファッション性が高く、鮮やかな発色も好評。歴史と実績、豊富な知識で、アパレル業界からの引き合いにも丁寧に応対しています。