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鈴木清之

オンラインライター

Kiyoyuki Suzuki 鈴木清之

文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務を経て、日本国内のバッグブランド、皮革産業を中心にブログ執筆、ソーシャルメディアのコンテンツ運用を担当。イースト東京エリア・徒蔵(カチクラ/御徒町~蔵前~浅草橋 台東区南部)で行われる、ものづくりイベント「モノマチ」ソフトブレーン、デコクロ(デコレーション ユニクロ)部 発起人、書籍「東京おつかいもの手帖」や「フィガロジャポン」“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”としても活動。

ジャパンレザーとのコラボが好評 「日本元気プロジェクト2019」レポート

世界的ファッションデザイナー・山本寛斎さんが総合プロデュースを手がけるイベント
「日本元気プロジェクト2019『スーパーエネルギー!!』Produced by KANSAI YAMAMOTO」が6月8日(土)、東京・六本木 六本木ヒルズアリーナで開催。今年も約1万人が来場するなど盛況でした。
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元サッカー日本代表のラモス瑠偉さん、プロスキーヤー、冒険家、クラーク記念国際高校校長 三浦雄一郎さん、元総理大臣の福田康夫さん、東京都知事の小池百合子さんなど著名人も観覧し、客席も華やぎに満ちて。
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メインイベントとなる、ショウ昼夜2回それぞれ総勢約200人が出演。山本寛斎さんにとってブランド設立50周年の節目となる2019年の今回のイベントをパワフルに盛り上げました。
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「ファッション×人間力でこの国の元気を呼び覚ます」ことを趣旨とし、六本木ヒルズアリーナでの開催は今年で3回め。
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昨年に続き、皮革産地、兵庫・姫路の地域ブランド「姫革」、そして、「東京レザーフェア」とのコラボレーションが実現。国産天然皮革の存在感も際立っていましたよ。
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「若き才能が燃えられる機会をつくりたい」という寛斎さんの発案による「国際文化交流プロジェクト」に参加した、日本とイギリスの7校の各学校選ばれた代表者1名ずつによる作品が発表。
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文化服装学院 代表は猪名川あやさん(服飾専攻科 デザイン専攻)。戦後の子どもたちに空想力を与えていたマンガに住まう女神。素敵でした。
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プロジェクトの初回となる今年は、イギリスの大英博物館で開催中の海外過去最大規模のマンガ展「The Citi exhibition Manga」のフリンジイベントとなる『Late ? Manga: Colour and Style』と連動。
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7月5日に大英博物館のグレイトコートで行われるファッションプレゼンテーションでもこの作品を発表されるそうです。
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フィナーレでは「東京レザーフェア」とコラボレーションした革半纏が登場! これらの素材として「姫革」が使用されています。
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寛斎さん監修のもと、台東区立富士小学校の6年生約70名が「太陽」と「富士山」をテーマにペイントを施した革半纏。「東京レザーフェア」100回記念前夜祭、同会場に続き、晴れ舞台でのお披露目となりました。
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クラーク記念国際高等学校、岩倉高等学校の学生約50名が革半纏を着用。「21世紀の三三七拍子」を情熱的に踊り、作品に生命を宿して躍動感ほとばしるエンディングに。当日はインターネットでもリアルタイム配信。ファッションや表現することの楽しさをたくさんのひとたちと共有できたのではないでしょうか。
また、当日は、姫路市のタンナー 有限会社大昌 代表取締役 大垣昌道さん、兵庫県皮革産業協同組合連合会 事務局長 北野和夫さんも駆けつけました。

「寛斎さんはもちろん、現在、世界的なブランドとの協業も進行中です。その成果を大英博物館で発表することになりました。姫革をはじめとする国産天然皮革の革づくり・ものづくり文化と、時代に合わせた新しい考え方を積極的に海外で発信していきます」と大垣昌道さん。
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「ひょうご天然皮革(HYOGO LEATHER)」を打ち出す、兵庫県皮革産業協同組合連合会では日本の技術、ひょうごレザーとデザイナーがひとつになり、『ひょうご天然皮革を世界へ』をスローガンに海外進出を目指す試みも実施。
「パリメンズファッションウィークFall-winter 2019-20」出展するとともに、セレクトショップ Bows & Arrows / Japan-Best にて、レザーバッグ、アクセサリーブランドURBAN BOBBYポップアップショップを開催し、手ごたえを得ています。
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展示会で好評だったのが、和牛を生かした新企画。

海外でも広く認知される高級和牛、神戸ビーフを利活用した製品化・ブランド化も推進しています。旨味のもと、サシと呼ばれる脂肪交雑、皮の厚みなどにより、和牛の製品化は困難といわれますが、姫路の秀逸な技術力で突破。個体識別番号で管理するなど、牛皮の選別から取り組み、姫路に伝わる伝統技法「白鞣し」により革の強度を高めているそう。脂肪分をあえて残して仕上げることで色合いに深みが。
「姫路の革づくりの歴史、技術を象徴する白鞣しの魅力もアピールしていきたい」(大垣昌道さん)。そのようすが「産経新聞」で取り上げられ、話題になっています。

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(画像:「東京レザーフェア」公式サイトより)
「東京レザーフェア(TLF)」を主催する資材連 理事長 富田 常一さんもご来場。「東京レザーフェア」のSNSでは、革半纏のプロジェクトを3分間にまとめたスペシャルムービーを公開し話題となっています。
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「江戸の町火消しが使ったといわれる長い半纏をモチーフに赤・白・黒の3色でつくりました。SNSでは数多くのシェアにより拡散され、ソーシャルなプロジェクトになったことを感謝申し上げます。富士小の生徒さん、岩倉高等学校ダンス部メンバーをはじめ、多くの皆さんと記念すべき第100回をともに祝うことができて万感の想いでした!」と富田 常一さん。
レザー先進国 イタリアで皮革産業に携わるエキスパートたちからも「ニッポン」への惜しみない賞賛が。世界に誇る、日本のタンナーたちの新しい挑戦、ジャパンレザーのさらなる飛躍、ご注目ください!
「日本元気プロジェクト2019」http://www.kansai-inc.co.jp/ngp2019/
 
兵庫県皮革産業協同組合連合会 http://www.hyohiren.or.jp/
「東京レザーフェア」http://tlf.jp/
このエントリは、一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」とのシェアコンテンツです。
元記事・アーカイブ記事はこちらからご覧ください。
http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/

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