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鈴木清之

オンラインライター

Kiyoyuki Suzuki 鈴木清之

文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務を経て、日本国内のバッグブランド、皮革産業を中心にブログ執筆、ソーシャルメディアのコンテンツ運用を担当。イースト東京エリア・徒蔵(カチクラ/御徒町~蔵前~浅草橋 台東区南部)で行われる、ものづくりイベント「モノマチ」ソフトブレーン、デコクロ(デコレーション ユニクロ)部 発起人、書籍「東京おつかいもの手帖」や「フィガロジャポン」“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”としても活動。

オリーブオイルで仕上げたレザーなど新素材が好評 2019年-20年秋冬のレザートレンドを探る #2

革問屋各社 個展(2019年-20年秋冬)レポートの後編をお届けします。

【タテマツ】
シューズ向けを中心に多様な皮革素材がそろうタテマツではトレンドの色柄が充実。有力企業の担当者たちが次々と訪れていました。
タテマツさん 会場.jpg
ブラウン~レッドにかけてのレンジでシックなトーンがズラリ。秋冬らしい色合いをテーマにしているそう。
タテマツさん 1901 ヌバック×加工.jpg

注目素材は、さまざまな加工を施したヌバック。高級感があり、好評です。
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根強い人気のピンク系は、トレンドを超えたロングセラーですね。甘さがなく、自立した女性からの支持を感じさせます。
タテマツさん1901 ヒキ.jpg

エナメル調をはじめ、ツヤ感もフィーチャー。
タテマツさん1901 アニマル柄・エキゾチック調.jpg
クロコダイル調型押し、アニマル柄、パイソン調のプリントなどエレガントな素材感をクールなニュアンスでまとめて。
タテマツさん1901 クロコ型押し.jpgのサムネイル画像
このほか、同社では、クリエイター向けの展開や新たな加工ほか、精力的に準備なさっています。正式な発表が楽しみです。

【富田興業】
レポートの締めくくりはリーディングカンパニー 富田興業。
百貨店でヒット中のレディスシューズブランドを手がけ活躍中のクリエイター 吉添真千子さんほか、業界関係者が数多く来場。とても賑やかでした。
富田さん 会場ヒキ.jpg
 
同社の今季のテーマは、ニッポンルネッサンス「革ならではの素材感」
「東京レザーフェア」を主催する協同組合 資材連の理事長を兼務する富田常一社長が発信する「素材からニッポンを元気に」とのメッセージが。
富田さん オリーブヌメ.jpg
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そんな熱い想いは、新素材にも込められて。「第99回 東京レザーフェア」でも発表され大きな話題になった「オリーブヌメ」。
国産牛×植物タンニン鞣しのヌメ革を用い、仕上げにオリーブオイルを手作業で塗布。水を弾き、厚みと弾力性もしっかり。新しい切り口が目をひきます。
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「フレンチキップ」は、同じく「第99回 東京レザーフェア」<極めのいち素材>一般投票で2位にランクイン。
富田さん フレンチキップ.jpg
牛革では世界最高と言われるフランス産のカーフ(キップ)をグレージングで仕上げた本格的なボックスカーフ。最高の原料を日本の職人が熟練の技が光ります。紳士靴にベストマッチ。ディスプレイがひと際存在感を放ちます。
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国内産の豚原皮を使ったナッパレザー「とろけるピッグスキン」(<極めのいち素材>入賞作品)。
極薄に鞣した豚革をトロトロになるまで繊維をほぐすことで、ソフトな風合いと軽さを表現しています。人気復活傾向のブーツでプレゼンテーション。素足でその秀逸な感触を楽しみたいですね。

「東京レザーフェア」http://tlf.jp/
富田さん アーカイブ.jpg
もうひとつのテーマは、アーカイブ。歴代のサンプル帳を本棚のようにディスプレイ。
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1992年「バルセロナ オリンピック」開会式で選手団が身につけたユニフォーム(赤いポシェット)に採用されたレザーも同社によるもの。
デザインを担当した森英恵さんは「赤の使い方でパターンを崩す」と語ったとのことです。
そんなポイントとなるアイテムに採用された記念すべきレザー。日本の国旗、日の丸をイメージする美しい色ですね。
富田さん DM歴代コレクション.jpg

これまでのDMもシャッフルしてコーディネート。カラーリングやフォント、グラフィックデザインに時代性があらわれていて興味深い展示でした。
富田興業では増加する個人間売買の潮流をとらえ、ハンドメイドマーケットプレイス<クリーマ>にEC店舗<富田常八郎商店>をオープン。クリエイターたちのアクセスが続々。さらには台湾から女性スタッフを招聘して海外展開に向けたトライアルも準備中。中華圏、アジアマーケットを見据えたビジネスモデルに期待が寄せられます。
日EU EPAが2月1日に発効され、日本製革製品をとりまく環境が大きく変わるなか、知恵と情熱で、可能性を切り拓く、企業トップの姿に感激しました。
ピンチをチャンスに変える好機に! 浅草から発信される前向きなエナジー、新しいジャパンレザーがたくさんのかたに届きますように。
このエントリは、一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」とのシェアコンテンツです。
元記事を読む http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/

ゆるやかなつながりとビジネスの出会いをつくる、ファッションビジネスマッチングアプリ<fatch> 本リリース!

READY TO FASHIONが、ファッションビジネスマッチングアプリ<fatch(ファッチ)>を1月30日にリリースしました。<fatch>はファッションに特化したマッチングサービス。ファッション業界に関わるひとがゆるやかにつながり、「ビジネスの出会い」をつくっています。
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毎日、レコメンドされる登録ユーザーに対して、興味が"ある"かないか、スワイプし、お互いに興味が"ある"場合のみマッチングされ、マッチング後は、チャットが可能に。同サービスは、完全無料で利用可能。アプリダウンロード後、マッチングに必要な情報を登録し、審査の通過したユーザーのみが利用できるそう。
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「人脈をつくりたい」「ビジネスパートナーを見つけたい」「情報交換をしたい」
「採用したい」「知識・経験を提供したい 」「新しいキャリアを模索したい」
「就活したい」「友達をつくりたい」など多様なニーズの受け皿に!
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「どんな人と出会うのか、どんな環境に身をおくのか。人は誰かと出会い誰かと協力することで形作られます。
また、会社という枠を超えて、ちょっとしたことでも、経験したり、知識を得ることで人生はより豊かになります。
しかし、我々人間は、簡単には新しい人に出会ったり、環境に飛び込むことできません。
「現状維持バイアス」という心理学にある言葉で、大きな変化や未知なるものを避け、現状を維持したくなることをいいます。人は変化そのものを嫌い、現状のままでいたいと考えます。
こういった心理的なハードルを解決し、人生を豊かにできるサービスがあればと思い、リリースに向けて準備を始めました。
ファッションに関わる人々の日々に溶け込み、新しい出会いのきっかけとなるサービスとして、ご利用いただきたいと思っています」と代表取締役 高野聡司さん。
今後は登録者に向けて、興味関心・職種カテゴリなどを軸に、コミュニティーイベントの定期開催も予定されています。

株式会社READY TO FASHION


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このエントリは、「B.A.G.NUMBER LENS」とのシェアコンテンツです。
元記事・アーカイブはこちらから
http://bagnumber.tokyo/

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