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鈴木清之

オンラインライター

Kiyoyuki Suzuki 鈴木清之

文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務を経て、日本国内のバッグブランド、皮革産業を中心にブログ執筆、ソーシャルメディアのコンテンツ運用を担当。イースト東京エリア・徒蔵(カチクラ/御徒町~蔵前~浅草橋 台東区南部)で行われる、ものづくりイベント「モノマチ」ソフトブレーン、デコクロ(デコレーション ユニクロ)部 発起人、書籍「東京おつかいもの手帖」や「フィガロジャポン」“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”としても活動。

人気ユーチューバー、靴磨き芸人 奥野 奏さんも登場!「Japan Leather Award 2018 審査会」レポート#1

国内最大のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)」の審査会が9月28日(金)~29日(土)の2日間、東京・二子玉川 iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズで行われました。
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今年で11年めを迎える「Japan Leather Award」は、レザーコンペティションイベントにとどまらない総合的なレザームーブメントの場として2008年より始動。
会期中、全応募作品255点を一般公開しました。
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つくり手とつかい手がコミュニケーションできる場を提供し、ジャパンレザーの魅力を発信。ベビーカーでもスムーズにご覧いただけるしつらえで、子育て中のファミリーから外国のかたまで幅広くご来場。年齢や言葉の壁を超えて、ジャパンレザーへの共感でつながりました。
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会場を一般公開し、会期中ユーザーを対象とした人気投票を実施。配布される用紙に選んだ作品のお気に入りポイントを記入していただきました。その結果をまとめ、応募したかたにフィードバックするそうです。なお、ユーザーによる投票の結果は集計せず、ランクづけなどは行いません。
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投票に参加してくださったユーザーには、昨年度の受賞者 濱口真奈さん(2017年度 フリー部門フューチャーデザイン賞受賞)による特製レザー指人形をプレゼント(先着200名)。動物(犬・猫)モチーフでナチュラルなテイストが人気です。大人のかたにはコードホルダーとしても使えるのもうれしい。
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29日(土)は参加型プログラムが盛りだくさん。靴磨き芸人 奥野 奏さん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)による実演、レザーケアインストラクター いちかわたかおさんによるレザーケア相談、昨年度の受賞者 濱口真奈さんによるレザー指人形づくりワークショップを同時開催。
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東急沿線エリアで放映されるコミュニティチャンネル、イッツコムの情報番組「サタデーイッツコム」で紹介されるなど、メディアでも話題となりました。
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動画共有サイト ユーチューブやツイッターで人気を集め、インフルエンサーとしても注目の奥野さん。
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1日計4回の実演に各回ファンのかたが駆けつけ、わかりやすいデモンストレーションと軽妙なトークを楽しんでくださいました。
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濱口さんによるレザーキーホルダーづくりワークショップは大盛況。人気投票のプレゼント用の指人形をアレンジ。いろいろな色、革のパーツを選び、カスタマイズしていきます。
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お子さんを対象にした内容となっており、ファミリーが次々と参加。かわいい作品がたくさん生まれました。
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レザーケアインストラクター いちかわさんのレザーケア相談も大好評。国内ケア製品のトップメーカー コロンブスから独立。45年ものキャリアを生かして、多方面でご活躍です。
当日は、靴よりもバック、財布についての相談が多く、特にタンニンなめし革のシミ問題の悩みが目立ったそう。
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「(ご相談してくださった内容は)使用前にケアしておけば防げる問題がほとんど。タンニンなめし革は、販売時にしっかりとご説明できれば、と思います。レザーウェア、グローブなども説明がなかった、という声が。もしくはユーザーさん自身が商品についているタグの説明は読まないので、トラブルが起きたときに困るようですね。
女性の相談が増えていますが、それぞれ革製品に思い出、思いをもつかたが多いですね。レザーが好きな女性の増加を実感しました。しかし、革製品について相談する場所などがありません。今後は革製品と、革製品のお手入れについて知識のあるショップスタッフの必要性がますます高まるでしょう」(いちかわさん)
さらには靴についての傾向も。「紳士靴の鏡面仕上げや(強調する)艶感を好まない、というご意見をよくききました。そんな嗜好のがたがたは革らしい革と、革らしい(さり気ない)艶をステイタスとして求めていて、ギラギラした艶、革の高級感に対して興味を失っているようです。マニアックな靴磨きの転換期にあるのかもしれません」(いちかわさん)
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先輩から譲り受けたグローブを趣味の草野球で使うべく、きれいにしたい、とのご依頼もたちまち解決。
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野球のグローブについても、内野用・外野用の違い、材質、構造、ケア方法まで熟知しておられて、とても感動しました。
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また、恒例企画「レザーワールド」では皮革素材の展示が今回も人気。それぞれの種類がわかるよう、裏側にその素材の動物名が明示しているのですが、そのことを知ると、お子さんたちによるクイズ大会が自然発生的にはじまり賑やか。遊び感覚で楽しく学んでくれた貴重なシーンに立ち会えてうれしかったです。遊びの天才、ちいさなレザー博士たちに脱帽!
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革製品ができるまでの動画(DVD)をモニターで上映。食い入るようにご覧になるかたも少なくなかったです。ものづくりのプロセスを知っていただくきっかけとなり、日本の革と革のものづくりへの理解が少しずつ深まったのではないでしょうか。
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ご来場くださったユーザーの皆さま、ありがとうございました。11月には表彰式・展示会も同じく二子玉川ライズ(ガレリア)で予定しておりますので
どうぞお楽しみになさってください。
レポートは次回に続きます。
「Japan Leather Award 2018」http://award.jlia.or.jp/2018/
このエントリは、一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」とのシェアコンテンツです。
元記事を読む http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/

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