恒例イベント「Souvenir by TOKYO LEATHER(スーベニール バイ トーキョーレザー)~2018 SPRING~」<4月6日(金)~18日(水)10:00~19:00>がこの春もスタート。東京ソラマチ内の墨田区産業観光プラザ <すみだ まち処>で行われています。
同イベントは東京都墨田区の鞣製業者を中心とした5団体で構成された東京製革業産地振興協議会が中心に運営。
区内でつくられた素材、企画・製造された<東京レザー>製品、ピッグスキン製品(バッグ、小物、雑貨)ほか、さまざまな革製品を展示販売。限定販売アイテム、特別プライスをお目当てにリピーターも着実に増えています。
店内では<OZONE・企画>代表取締役 小曾根進さん自ら製作実演を披露。大量生産ではなく、ひとつひとつ丁寧に仕上げられるプロセスは、まさしく「つくり手の顔が見える」コト体験ですね。手さばきやミシンの音にひかれ、立ち止まり、作業を見学するかたが続々と。
今回は色柄のバリエーションが豊富。トレンドカラー、パープルも充実しています。出店各社(<長坂染革 株式会社>、<ティー・ワイ・エムズ>、<兼子皮革染色工場>、<墨田キール>)よりピックアップ。絶妙な色合い、風合いのアイテムがそろいます。
こちらは、<墨田キール>の<カラフルキールボックス>。27色展開です。東京産ピッグスキンを使用し、革の染色から製品までを一貫して製造しています。どこからでも開閉できるコインケースは、時短ニーズにマッチしていますね。
スマートフォンやデジタル機器のコードをまとめる小物などあると便利な雑貨がいっぱい。
<三恵産業>のオリジナルブランド<Cetra(チェトラ)>はエレガントなテイストでピッグスキンの新しい一面を表現しています。トートバッグはリバーシブル仕様。艶やかなクロコダイル調型押し面としっとりとソフトなスエード面、どちらでも使用できます。
裏地がない一枚仕立てでピッグスキンの特性である軽量感をさらに引き出しました。A4ファイルがすっぽりと収納できる大きめサイズなので、通勤・通学・お迎え・学校行事・小旅行・・・と幅広いシーンで活用できそう。同社のファクトリーがテレビ番組で取材され、近日放映される予定だそう。楽しみですね。
また、新進クリエイターとのコラボレーションによる製品を特別出品。こちらは<墨田革漉>のブース。インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>を卒業したばかりの<カンマ>によるコレクションが登場しました。「ムダにかっこいい革小物」をはじめ、女性デザイナーの感性が生かされ、とても新鮮。クラウドファンディングプラットホーム<マクアケ>では伊勢丹新宿店での展示を行うなど、注目され、目標を達成。若い世代だけでなく大人の男性にも支持が広がっているそうです。
出店社唯一のクロコダイルタンナー<藤豊工業所>。爬虫類を扱う他のファクトリーも減少傾向ですが、攻めの姿勢で挑んでいます。ファクトリー見学会などを積極的に実施し皮革業界・流通業界関係者が来訪。その技術力、品質の評価、認知がじわじわと拡大。オリジナル製品が有力百貨店で取り扱われ、好評です。
会場で存在感を放っていたのは、シームレスコインケース。針と糸を使用せずにつくれられるそう。ラウンド型に加え、ハート型も。かわいさはもちろんですが、この形状は指をかけやすいので手に馴染み、使いやすいのがうれしいですね。
会期中、4月16日(月)は幸運日<天赦日>と<虎の日>が重なるダブルラッキーデーです。財布のお求めにぴったり。母の日ギフトにもおすすめですよ。
ファッションの発信地、東京の地場産業のひとつでもある、皮革産業。伝統を受け継ぎ、時代に合わせて進化し続ける鞣製・染色・加工技術は、しっかりと世界基準をクリアしています。色合い・風合いが秀逸で、トレンド性、付加価値性が高い<東京レザー>の地産地消のものづくりの魅力に触れてみてはいかがでしょうか?
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「Souvenir by TOKYO LEATHER」
期間/4月6日(金)~18日(水)10:00~19:00
場所/東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F
WEB /http://machidokoro.com/event.html
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このエントリは、一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」とのシェアコンテンツです。
元記事を読む http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/