Blog

鈴木清之

オンラインライター

Kiyoyuki Suzuki 鈴木清之

文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務を経て、日本国内のバッグブランド、皮革産業を中心にブログ執筆、ソーシャルメディアのコンテンツ運用を担当。イースト東京エリア・徒蔵(カチクラ/御徒町~蔵前~浅草橋 台東区南部)で行われる、ものづくりイベント「モノマチ」ソフトブレーン、デコクロ(デコレーション ユニクロ)部 発起人、書籍「東京おつかいもの手帖」や「フィガロジャポン」“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”としても活動。

革小物DIY企画がいっぱい「モノマチナイン」5月26日(金)からスタート

革のものづくり、ファッション雑貨の産地として知られるイースト東京。なかでも注目を集める蔵前を中心とした徒蔵エリア(カチクラ/御徒町~蔵前~浅草橋/台東区南部一帯)でビッグイベント「第9回モノマチ/モノマチナイン」が5月26日(金)からスタートします。

自治体ではなく、台東モノマチ協会(正式名称:台東モノづくりのマチづくり協会)という民間団体が主催。古くからものづくりが盛んで、製造・卸の集積地として歴史を有する地域の企業、事業者、計168社が参加します。ファクトリー、工房を一般公開し、会期中に特別なプログラムを実施。街歩きとともにものづくりに触れることができるイベントです。

モノマチナイン ロゴ.png


「今回のテーマは<発見>。イベントロゴも虫眼鏡を彷彿とさせるデザインです。本や工房、専門店、資材・部材メーカー、職人、クリエイターなどなど他業種多品種な専門店をめぐって、ものづくりのおもしろさや楽しさ、素晴らしさはもちろん、ものづくりだけないこの街の魅力を発見していただけたらうれしいです」と実行委員長 坂東宏美さん。

モノマチナイン 限定グッズ.jpg


「モノマチナイン」のロゴマークをモチーフにしたコラボグッズには、バッグ、革小物もリリース。記念になりますね。

モノマチナインリリース 公式イベント.jpg

公式イベントは、クリエイターが出展する「モノマチクリエイターズマーケット」、インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>一般公開、「ものづくりマーケット」に加え、子ども向けワークショップを多数行う「子どモノマチ」(佐竹商店街)が今回新たに始動。キーケースなど、革小物づくり体験もありますよ。

official-06.jpg


写真共有アプリ、インスタグラムを利活用し、投稿した写真をプリントできるサービスも注目です。

居皮屋.jpg


プロ仕様のファクトリー公開は浅原皮漉所(「革小物つくりワークショップ 居皮屋」、「くるみボタン雑貨製作体験」ほか)、田中箔押所(人気ブランド<カーマイン>とのコラボレーション企画ほか)。

DAMAuaLUMAI1ly0.jpg

カーマインさん田中箔押所さんコラボ.jpg

熟練職人の実演の見学はもちろん、革漉きや箔押しを実際に体験できるワークショップも人気ですよ。

トッピングラリー.jpg

毎回人気を集める<トッピングラリー>は、ショップをめぐりながら、好みのパーツをプラスし、ユーザーがバッグをカスタム。すでにリピーターが多く、ベースとなるバッグの完売が早いので、二日目までの参加をおすすめします。

チクタクトントン.jpg

「チクタクトントン ~レザーの時計を作ろう~」(IKETEI VILLAほか)、レザー関連企画も多様なラインナップ。

モノマチナイン 大河さんws.jpg


レザー関連ワークショップも充実。「Japan Leather Award」歴代のグランプリ受賞ブランド<tokyo toff>アトリエでは、「レザーカードケースづくりワークショップ」を開催。

浅草橋工房ws 栃木レザー.jpg


ブランドレザーとして知られる、栃木レザーを使用し、ノートや小物がつくれるのは<浅草橋工房>。要予約ですのでお早めに。

自動代替テキストはありません。

<トートクラマエ>では、バッグづくりワークショップが毎回大人気!

夜マチ工房.jpg

<NOLA torigoe>では、ナイトイベント「夜マチ工房」もあるので、仕事帰りにも間に合いますよ。

モノマチナイン YKKさん.jpg

このほか、世界的ファスニングメーカー YKKのものづくり拠点、<ものづくり館 by YKK>では「ものづくりフェスタ in モノマチナイン」を開催。「手芸女子のためのよくばり散歩」、「蝋引きワークショップ」など、DIY派が楽しめるプログラムが豊富にそろいます。

「装苑」本誌での連載でお馴染みの成田久さんもスペシャルイベントを開催しますので、お楽しみに!

P1020285 P1020325

また、近隣では大阪の人気イベント「本日は革日和♪」<5月26日(金)~28日(日)>が出張。さまざまなジャンルの出展社による展示会、いますぐ役立つセミナー、スキルアップができる講座など、プログラム盛りだくさんです。どうぞお見逃しなく。

■ 参考URL ■

「モノマチナイン」http://monomachi.com/

「本日は革日和♪」http://ccrui.sakura.ne.jp/kawabiyori/archives/2897


元記事を読む

一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ
公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」
http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/

東京スカイツリー周辺でつくられる<東京レザー>#6/「革づくりは情熱」板張りなど手間暇を惜しまない<ニシノレザー>

昨秋、刊行された、東京都/東京製革業産地振興協議会「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2017 東京産の皮革ピッグスキン」の一部、参加企業・事業者さんの取材を「B.A.G.Number」編集長 川崎智枝さんとともに担当いたしました。これまで、展示会などで拝見することは多かったのですが、オフィス、ファクトリーを伺うのははじめてのタンナーさんもあり、貴重な機会でした。ものづくりの現場にご許可いただき、拝見。真摯な姿勢で取り組むつくり手の皆さんの緊張感と集中力がみなぎっていて、とても感激しました。そのテキストを再構成し、当ブログでご紹介します。

なお、「第96回東京レザーフェア」(2017年5月25日~26日開催)の会場内、東京都/東京製革業産地振興協議会ブースで各社の自信作が出品されますので、こちらもお見逃しなく。

*******

革の乾燥は品質が安定する"板張り"で

ピッグスキンのタンナーとして歴史の長い、ニシノレザー。なめしから染色までを自社で行い、現在扱っているほぼ100%が豚革です。なかでもタンニンなめしの"ヌメ革"は、業界内でも作れるところは数少ないうえに、乾燥を昔ながらの"板張り"で行っているのも東京ではもう1~2社のみ。
%e3%83%8b%e3%82%b7%e3%83%8e%e3%83%ac%e3%82%b6%e3%83%bc-12
工房の2階では、ヌメ革を大きな板にクギ打ちしてから、外気に触れる場所で自然乾燥させています。クギ打ちの理由は、乾燥させるうちに革が元の形に戻ろうとし、スルメのように丸まってしまうから。「この乾燥方法は10年くらい前から始めました。クギ打ちは大変でありますが、この方が品質も安定し、製品メーカーが扱いやすくなります」と西野佳伸社長。

クリーンな環境で生み出される

 ご自身でも「革づくりは楽しい」と言われるだけあって、さまざまなデータを駆使して何度も試作品を重ねています。時には研究熱心なあまり、150枚の革(ドラム一つ分)を無駄にしてしまうこともあるとか。そのかいあって黄変しにくい"純白色"のノンクローム革が仕上がり、国内外からも引き合いの高いシリーズに。
 工場には用途やロットに合わせて、大きなドラムが4台、中が7台、そして小ロットの発注を受けるためのステンレス製ドラムが2台稼働。温度管理も重要な作業で、冬場と夏場では水温が違うために、最適な温度に微調整しなくてはならないそう。「作業場はとにかく、できるだけキレイに」と西野社長が常に心掛けているだけあって、ドラムはどれも清潔に保たれています。タンニンなめしの作業の時には、他の薬品と混ざらないように、手袋まで変える徹底ぶり。「革づくりは情熱」という言葉から西野さんの真摯な姿勢が伝わってきます。
%e3%83%8b%e3%82%b7%e3%83%8e%e3%83%ac%e3%82%b6%e3%83%bc-28

≪MEMO≫

◆特にエコレザー、クロムフリーなどの素材が得意
◆純白色のノンクローム素材は、実は海外有名ブランドでも採用
◆二階の乾燥室の板張りは圧巻。自然乾燥だけでなく数台の大型扇風機もフル稼働
%e3%83%8b%e3%82%b7%e3%83%8e%e3%83%ac%e3%82%b6%e3%83%bc-19

ニシノレザー株式会社
 

東京都墨田区東墨田3-5-3 
TEL:03-3616-4961
FAX:03-3613-4602

東京都/東京製革業産地振興協議会「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2017 東京産の皮革ピッグスキン」を再構成
東京都/東京製革業産地振興協議会「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2017 東京産の皮革ピッグスキン」
平成28年度 東京レザーファッションフェア2016(ピギーズ・スペシャル)に係る都内皮革鞣製業の広報・宣伝事業
企画:株式会社ソーシャルデザイン研究所
撮影:康 澤民
取材担当:川崎智枝(「B.A.G.Number」)
ブックレット「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2017 東京産の皮革ピッグスキン」は、「第96回東京レザーフェア」(2017年5月25日~26日開催)の会場内、東京都/東京製革業産地振興協議会ブースで設置・配布予定。

宮城県から いちご畑がやってくる 復興応援イベント「新宿からエール!」

先日もお知らせしましたが、復興応援イベント「新宿からエール!」が5月27日(土)に行われます。

18620445_1507255519319161_8988593808419726019_n.jpg

18622284_1507255389319174_4668762986030869560_n.jpg
新宿の真ん中から被災地へエールを。震災を風化させずに、日本全国へ、世界へ、メッセージを発信! 「出展されるかたもパフォーマーのかたも、お互いに応援し合い、助け合うことで大きなパワーに、人を思いやり応援する姿を通じて、未来を創る子どもたちに希望を感じてもらえたら...」との想いが込められて。

18664720_1507255559319157_6053477776342836071_n.jpg

当日は宮城県わたり町から、いちご畑がやってきます。このほか、さまざまなプログラムを行われるそうですよ。


「新宿からエール!」

会期/5月27日(土)12:00~17:00開催
場所/東京都新宿区新宿3-20周辺 新宿モア四番街
WEB /https://www.facebook.com/shinjyukukaraeru/

5/13 1 3 4 5 6 7 13

MAGAZINE

『装苑』2020年1月号、11月28日発売!

calendar

-event -promotion -exhibition

Page Top