恒例のジャパンレザー関連イベントまとめ記事をお届けします。今年も大型連休にはマルシェ、イベント、教室などが続々。日本の革と革のものづくり関連をまとめましたので、どうぞ参考になさってください。
「出会いはここから 春のポップアップショップ」<東京/~5月2日(火)>
バッグ職人育成スクール<アトリエフォルマーレ>を卒業したクリエイターたちによる「出会いはここから 春のPOPUPショップ」第二弾が東京・新宿<新宿タカシマヤ>2Fで開催中です。つくり手の個性があふれた、さまざまな表現に目を奪われます。ライフスタイルをより楽しくしてくれるバッグ、革小物に出会えますよ。
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「出会いはここから 春のPOPUPショップ」
会期/4月19日(水)~5月2日(火)10:00~20:00(金土は20:30まで)開催
場所/東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 新宿タカシマヤ
WEB /http://viavitavia.exblog.jp/
「日本革市」<静岡/4月27日(木) ~ 5月1日(月)>
日本製革製品PRイベント「日本革市」の2017年度第一弾が静岡・浜松<遠鉄百貨店>で行われます。同店では昨年に続き二回目。好評につき、過去最大のスケールでの開催となります。恒例の手づくり体験ワークショップやプレゼントなど参加型コンテンツも充実。これまでにない規模感、新たな展示物が登場予定です。製品販売は全国各地の人気ブランドがそろい、個性を競います。
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「日本革市」
会期/4月27日(木) ~ 5月1日(月)10:00~18:30(最終日は17:00まで)開催
場所/静岡県浜松市中区砂山町320-2 遠鉄百貨店
WEB /http://www.kawa-ichi.jp/
サンプル師が教えるバッグ教室<名古屋/4月28日(金)、大阪/4月30日(日)>
<サンプル師が教えるバッグ教室>の「型紙講座」が4月28日(金)愛知・名古屋<名古屋国際センター>で開催されます。今回はハルハラ先生が教える 名古屋 型紙講座「がま口編part2」。がまぐちバッグや小銭入れなど仕上がりのカタチのコントロールが難しいとされているがまぐちの型紙を思い通りに仕上げることができるようにするプロセスを学べます。また、4月30日(日)には大阪で漉き機の講習も。こちらもお見逃しなく。
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「サンプル師が教えるバッグ教室」http://bagsample.net/
「葛飾区伝統産業職人会の店」<東京/4月29日(土)~5月5日(祝・金)>
JR御徒町駅~秋葉原駅間の高架下遊休スペースを利活用した<2k540 AKI-OKA ARTISAN(ニーケーゴーヨンマル アキ オカ アルチザン)>で「葛飾区伝統産業職人会の店開催」が行われます。江戸の暮らしが息づく技と美が集結。皮革関連では、印伝のつくり手が参加します。
また、4月27日(木)からは日本製革製品のコンペティション「Japan Leather Award」歴代の部門賞受賞者和田 義治さんを中心としたクリエイターたちのマルシェも。木の葉や生物をモチーフにリアルな革小物を手がける<ヒノホ>など注目ブランドがそろいます。
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「葛飾区伝統産業職人会の店」
会期/ 4月29日(土)~5月5日(祝・金)
11:00~19:00(初日は15:00から、最終日は16:00まで)開催
場所/東京都台東区上野5-9 2k540 AKI-OKA ARTISAN
WEB /http://www.jrtk.jp/2k540/
「ものづくり横丁」<東京/5月6日(土)>
イースト東京・徒蔵(カチクラ/御徒町~蔵前~浅草橋/台東区南部)エリア、鳥越・おかず横丁周辺の恒例イベント「ものづくり横丁」が毎月第一土曜に行われています。つくり手たちが参加・出店し、DIY体験ワークショップや実演、製品の展示販売。ファミリーで訪れるかたも多く、お子さんのキャリア教育にもつながりますね。皮革関連では、革小物づくりワークショップが好評ですよ。
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「ものづくり横丁」
会期/5月6日(土)11:00~17:00 開催
場所/東京都台東区鳥越 おかず横丁周辺
WEB /https://www.facebook.com/monoyokocho
ゴールデンウィーク・トークライブ「"靴の浅草"の歴史と"靴業四代"の一族物語」<東京/5月6日(土)>
靴産業に大きな足跡を残してきたかたがたが産業の誕生とその歴史についての数々のエピソードを披露する「語り継ぐ靴文化」企画の第二弾。今回のメインゲストは関根宏而さん。日本初の靴工場・伊勢勝造靴場に最初の伝習生として入り、その後、アメリカに渡り活躍するなど明治期の靴産業のリーダーとして知られる関根忠吉の曽孫(四代目)にあたります。
関根さんは経営コンサルタントとしてご活躍ですが、お父さままでの三代は靴業。叔父・従兄には靴卸オギツ創業者の荻津完さん、二代目社長の昭夫さん、という家系。そんな一族の物語が詳らかに。さらに皮革産業資料館副館長、稲川實さんをはじめ、浅草で長く靴業に携わってきた皆さんもご登壇。靴の浅草の歴史を楽しく語り継ぐトークライブです。
「自分の誕生日やファミリーヒストリーが大切なように、靴に携わる人にとって、仕事の由来やインダストリアルヒストリーは大切だと思います。ささやかなイベントですが、ぜひ、おいでください」とシューフィル 城一生さん。定員50名。参加費無料。申込み、問合せは tachi@shoephile.co.jp まで。
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ゴールデンウィーク・トークライブ「"靴の浅草"の歴史と"靴業四代"の一族物語」
会期/5月6日(土)14:00~17:00開催
場所/東京都台東区浅草1-5-3 浅草セントラルホテル・アネックス
WEB/http://www.pelican.co.jp/asakusacentralhotel/access.html
(5月4日追記:浅草セントラルホテルアネックスに会場が変更になりました。ご注意ください)
「姫路 革の市」<姫路/5月7日(日)>
全国有数の皮革産地・姫路の恒例イベント「姫路 革の市」が毎月第一日曜に行われています。会場となる姫路市高木地区はタンナー(皮革製造工場)が多く密集するエリア。「姫路で生み出された高品質な皮革を知っていただき、日本のものづくり文化の発展に寄与したい」との想いが込められたこの直売市では地場産業である皮革を用いた革製品(鞄、靴、小物)を出品。革素材、副資材はDIY派ユーザーから支持を集めています。
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「姫路 革の市」
会期/5月7日(日)10:00~16:00開催
場所/兵庫県姫路市花田町小川1180-1 ポケットパーク花田
WEB /https://kawanoichi.jimdo.com/
「Kids' Leather Programs」<全国各地>
日本皮革産業連合会(JLIA)の事業「Kids' Leather Programs(キッズ レザー プログラム)」による、こども向けワークショップが行われています。皮革産業の企業・事業者の有志から提供された製品にできない残革を、産業廃棄物にすることなく利活用。こどもたちが「革っていいな ! 楽しいな !」と感じられる機会をつくってくれるNPO団体や教育関係機関、児童福祉施設などに無償で革の端切れ、残革を提供しています。連休中には、千葉、愛知、秋田...と各地で革を使ったワークショップが開催されますよ。公式サイトでは最新情報が更新されますので、チェックしてください。
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「Kids' Leather Programs」http://leatherkids.jlia.or.jp/