先日もお知らせしましたが、日本最大規模のレザープロダクトコンペティション、「Japan Leather Award 2016(ジャパンレザーアワード)」2次審査会が10月22日(土)から二日間、東京・神田<マーチエキュート神田万世橋>で行われました。
会場となる<マーチエキュート神田万世橋>は、かつての中央線の始発駅、万世橋駅、万世橋高架橋を利活用し、再生。階段、壁面、プラットホームなどの遺構を生かし、趣味性、 嗜好性の高いショップやカフェが並びます。
神田川に面していて、いい雰囲気。 街のムードやにぎわいを創出しています。散歩がてらご来場するかたが次々と。
同アワードは今年度から2段階審査を採用。2次審査では素材を生かした ものづくりや技術力も加え総合的に審査されました。
東京藝術大学 美術学部 工芸科 教授 菅野 健一 審査委員長をはじめ、昨年同様、ドン小西さんをゲスト審査員に迎えています。さらに岩谷 俊和さん(<ドレスキャンプ>デザイナー)、有働 幸司さん(<ファクトタム>デザイナー)、中山 路子さん(<ミュベール>デザイナー)ほか、ファッション業界の第一線でご活躍中のクリエイターたちがプロ審査員をご担当。
審査を前にしたミーティングでは、採点基準、方向性などを確認。空気が張り詰めたような、ピリリとした時間・・・。ファッション&デザインのプロフェッショナルたちの真摯な姿勢に感激です。こちらの身も引き締まりました。
皆さんそれぞれ、およそ半日をかけて、じっくりと審査。
そして、1次審査通過100作品より各部門賞7作品とグランプリ1作品を決定します。
一般開放され、ユーザーの皆さんも自由にご覧いただきました。たくさんのかたが訪れ、応募作品を手に取り、優れたデザインとその魅力を確かめてくださいました。海外からの観光客のかたにも関心を示してくれましたよ。
革小物が当たるくじ引きも好評。
お子さんもとてもよろこんでくれましたよ。
「Japan Leather Award 2014」レディーズバッグ部門賞受賞<MADOROMI(マドロミ)>内山友徳さんによる製作実演も二日間行われました。
海外のかたをはじめ、一目惚れのかたが続出。
大切なひととの絆と確かめ合い、あたたかな想いを通わせる媒介として、秀逸な革製品が選ばれます。
「Japan Leather Award 2014」日本エコレザー部門賞受賞<革工房 ABALLI(アバッリ)>加藤光也さんが応援に駆けつけ、ツーショットをパチリ☆
この二組は引き続き、<マーチエキュート神田万世橋>で開催中のイベント、枻出版プレゼンツ「ライフスタイルモール」レザークラフトウィークに出品。
それぞれの受賞作品をはじめ、バッグ、革小物を展示販売しています(画像は加藤光也さんフェイスブックより)。週末には<革工房 ABALLI>による実演も予定されますので、お見逃しなく。
例年通り、表彰式は大阪 阪急うめだ本店9F 祝祭広場で開催。今年度は11月16日(水)です。
グランプリの栄冠に輝き、こちらのトロフィーを手にするのはどなたでしょうか? 当日はグランプリ予想で素敵な革製品をプレゼント。こちらもどうぞお見逃しなく。
「Japan Leather Award 2016」オフィシャルサイトでは、「レザークラフトマンミーティング」交流会での、ゲスト審査員 ドン小西さんのスピーチ動画を公開しました。応募者の皆さまに向けた、熱い熱いメッセージです。かなり辛口ですが、愛情たっぷりですよ。ぜひ、ご覧ください。
■ 参考URL ■
Japan Leather Award 2016 http://award.jlia.or.jp/2016/
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元記事を読む
一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ
公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」
http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/