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鈴木清之

オンラインライター

Kiyoyuki Suzuki 鈴木清之

文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務を経て、日本国内のバッグブランド、皮革産業を中心にブログ執筆、ソーシャルメディアのコンテンツ運用を担当。イースト東京エリア・徒蔵(カチクラ/御徒町~蔵前~浅草橋 台東区南部)で行われる、ものづくりイベント「モノマチ」ソフトブレーン、デコクロ(デコレーション ユニクロ)部 発起人、書籍「東京おつかいもの手帖」や「フィガロジャポン」“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”としても活動。

上質レザーの<うまい棒>ケースほかユニークなプロダクトに感激! 「ソレイユトーキョー」レポート

合同展示会「ソレイユトーキョー」が東京・代官山 ホワイトルームダイカンヤマで8月30日(火)~9月2日(金)の四日間行われました。同展は会期中に常駐しなくてよい、費用負担が少ないという、これまでになかったシステムが特徴。子育て世代の女性や関東近県以外を拠点としているかたなど、これまで合同展示会などに参加できなかったつくり手にとって、うれしいですよね。

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インデックス的な展示手法は気になるブランドを見つけやすく、時間のないバイヤー、ジャーナリスト、ファッション業界関係者に好評で、出展ブランドの増加とともに、今回から広い会場となり、フレッシュなクリエイションとの出会いの場として注目されています。


アパレルを中心にバッグ、シューズなど幅広いジャンルからも33組が参加。2017年春夏シーズンの新作が出品されました。そのなかからバッグ、シューズを中心としたブランドと、レザーウェアをピックアップしてご紹介します。


<YOSHIAKI KURIHARA>

ハンドメイドを追求し、トレンドにとらわれないパーソナルなレザープロダクトを発表。「ものづくりをより身近に感じてもらいたい」「実用的な長年使っていける製品を生活の一部に」とのメッセージが込められています。

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馬具製法に用いる総手縫い仕立てのオールハンドメイド。ハンドステッチ、コバ磨きなど昔ながらの製法で日本のタンナーでなめされた革を使い、一点一点丁寧につくられています。


一見、シンプルなケースは

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人気スナック菓子<うまい棒>ケースでした!

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パンチの効いたプレゼンテーションは「誰かに見せたい、伝えたい」というニーズが高まるSNS時代にぴったりですね。

<SOIHM>


「都市で生まれ、育つ靴。モダンアートを思わせるシンプル、スタイリッシュ、そして快適な靴たち」をコンセプトに展開。インキュベーション施設<浅草ものづくり工房>に入居し、注目されています。

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スリッポンを中心に出品。特に、ファスナーを配したアイテムが目を引きます。アパレルでトレンドのディテールですが、シューズに取り入れるとスポーツ、リラックスといった要素が
さらに際立ちます。とても履きやすく、ユニバーサルなデザインでもあるので定番的に普及するといいですよね。


<Qiiira>

架空のおとぎ話をモチーフにしたファッション雑貨ブランド。

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<キーラ>という人魚の女の子を主人公にしたストーリーから派生して、ロゴやオリジナル柄の裏地などで世界観をつくり上げています。

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「大人の女性がいつでもヒロインでいられるように」と、カラーリング、細部に至るまで、女性デザイナーならではの配慮が行き届いて。

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専用袋も、あるとうれしいですよね。

福岡を拠点に、国内で生産。バッグに使用した東京特産のピッグスキンは、同ブランド独自の色出し。ほかにもパーツもオリジナルが多いそうです。福岡はアジアからの観光客が多く、韓国をはじめ、海外からの人気を集めています。


現在、東京駅改札内<エキュート>で開催中の販売イベント「レゾンデートル」に参加。九州を拠点とするブランドが集結しています。

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価値観に囚われたくないクリエータの想いと、ていねいな手仕事。新しい感性が行きかう九州で生まれた個性豊かな5ブランドがそろいます。こちらもどうぞお見逃しなく。

<Kazuki Nakayama>

テーラードをベースに洋服と真摯に向き合い、時代に合う素材、パターンを常に研究。職人とタッグを組み、クオリティに裏づけされたメイドインジャパンのトラディショナルウェアを提案しています。

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こちらではレザーのジャケット2型を出品。

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軽く滑らかな質感のラムレザーを使用。ユニークなポケットは、バッグ、財布からのインスピレーション。

このほか、テイラードジャケットの胸ポケットには、縫い目を利用した小さなポケットを配し、めがねやサングラスをかけられるようにするなど、ファッションを愛する男性クリエイターならではの発想に共感が集まりそうです。


<MN LAST>


イノセントなコレクションを展開する<MN LAST>がレザーウェアをリリース。

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スタイリッシュかつカンファタブルにデザイン。

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袖口のスラッシュに遊びが感じられます。ほかにも美しいラインと着心地を両立させるようなアウターを出品。大人世代から支持される良質なコレクションでした。


9月に入り、展示会シーズンがスタート。「東京ギフトショー」、「ルームス」などが相次いで行われます。当ブログでも、レポートしたいと思っておりますのでどうぞお楽しみになさってください。


■ 参考URL ■


「ソレイユトーキョー」

https://www.facebook.com/events/560715860775596/


元記事を読む

一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ
公式ブログ「欧米ブランドに負けていないぞ」
http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/

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