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KITAJIKO

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KITAJIKO

東京藝術大学デザイン科卒業後、7年間のデザイナーとしての企業勤務を経て、2010年、雑誌オフィシャルブロガー・イラストレーターとして活動開始。ファッション・アート・旅・グルメ・映画などに関するものについて独自の審美眼・観察眼でリポート。画業はアナログからデジタルまで対応。個展やコラボレーションなどで活動中。

ART trip to Vienna #11 美術史美術館

ウィーン三大美術館・トリは美術史美術館です。

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グレートミュージアム ハプスブルク家からの招待状】を鑑賞して、トークイベントに参加してからの現地でしたので
とても楽しみでした。(そのときのレビューはこちら)


結果的には二回訪れたのですが、まだ絵画のセクションしかちゃんと観れてない...広大すぎる

まずロビーから大階段、天井装飾に至るまでとことん繊細で豪華。

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世界一美しいと言われるゲルストナーカフェも!!

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上から見下ろすカフェ。うつくしい・・・一見の価値アリ。

装飾が凄過ぎて呆然とする私↓

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そして大階段の一角に、若かりし日のクリムトの仕事を見ることができます。

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こちらのアーチの両側にいる女性の絵がクリムトの仕事とのこと。

当然ですが敢えて言いたい。 

絵上手過ぎ。

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映画にもありますとおり、美術史美術館は、美術品の収集において世界で最も豊かで優れている博物館の一つと評価されています。

収集、保管、管理、展示、集客全てにおいて、これだけの高い水準をキープし続けるのは至難の業かと思います。

絵描きのはしくれとして、絵画セクションだけでも何かしら吸収ないし堪能しようと行って参りました。

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わー!映画と一緒~~~!!!

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映画にもあったバックヤードなどにも想いを馳せながら、美術史美術館の雰囲気を堪能致しました。

教科書でよく見る系がとにかくわんさかあります。 ブログに載せきれないくらい。。。

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↓日本でも話題になったカラバッジョの部屋・・・

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アルチンボルトの『夏』観れちゃった...

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立て続けに押し寄せる教科書級の有名どころの絵。。。

名画見るのってすごーーーく 消耗する!
必死で観察するからなのか、何かエネルギー吸われてるのか。

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展示が、迫力ありすぎて、口ポカーンでキョロキョロしてしまいます。

二周目でやっと落ち着いて観れました。最初は絵よりこの凄いディスプレイに圧倒されっぱなし。

本当に、想像以上でした。

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合わせ鏡のようにずっと続く次の部屋・・・スケール大きい!

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有名な絵も多過ぎて、真面目に鑑賞していたらかなりしんどいので
ある程度目的を持って見たほうがいいのかもしれない・・・

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美術にまったく興味がなくても、この建物と空間を感じるだけでも充分に価値があると思います。

年パスを買って何度となく訪れたい壮大な歴史と美の空間でした。


オーストリアの観光情報はこちらから。http://www.austria.info/jp

2016年 12月 ウィーン [Art trip to Vienna] 全14編
http://soen.tokyo/blog/kitajiko/vienna2016/

#1 クリスマスマーケットを巡る
http://soen.tokyo/blog/kitajiko/2016/12/21/art_trip_to_vienna_1.html

#2 ウィーン・イルミネーション散歩
http://soen.tokyo/blog/kitajiko/2016/12/28/art_trip_to_vienna_2.html

#3 12月のウィーンはこんな感じ
http://soen.tokyo/blog/kitajiko/2017/01/06/art_trip_to_vienna_3_12.html

#8 ウィーン街歩き④ ウィーンの名跡・名所
http://soen.tokyo/blog/kitajiko/2017/01/18/art_trip_to_vienna_7_1.html
#9 レオポルド美術館・セセッシオン
http://soen.tokyo/blog/kitajiko/2017/01/19/art_trip_to_vienna_9.html
#14 ウィーンの有名カフェをチェック
http://soen.tokyo/blog/kitajiko/2017/01/23/art_trip_to_vienna_14.html

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ART trip to Vienna #10 ベルヴェデーレ宮殿/美術館

ウィーン三大美術館 その②は、ベルヴェデーレ宮殿。

宮殿の豪華な装飾、

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有名な庭園からのウィーンの景色。

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この日の夕焼けはとってもロマンティックでした。スフィンクスと夕焼け。

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ベルヴェデーレのコレクション自体は膨大で、バロックから印象派、世紀末に現代までかなりの広い守備範囲、積極的に若手の作品等を展示したり、新陳代謝も盛んな印象でした。

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壮麗なバロック様式の宮殿の広間に、現代アート。

定期的に展示は入れ替わるみたいです。

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↓↓ 思わず「おおっ!」と声をあげてしまう、超有名な絵もこちらに。

ナポレオン... 街で有名人と遭遇したような気分。 

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ほかにも彫刻家フランツ=クサヴァー・メッサーシュミットの制作した像や、

見たことのある有名な作品がたくさんあって、飽きません。

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ベルヴェデーレの美術コレクションといえば何と言ってもクリムトコレクション

残念な事に絵画コレクションの撮影が全面禁止だったため、撮影はできなかったのですが
その分鑑賞に集中できたような気がしました。
こうなると図録が欲しくなって買ってしまう・・・経済活動。。。

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ミュージアムショップの思惑に嵌ったようですが、
図録はしっかりコレクションを網羅していて日本語解説の本もあって満足。

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あー凄い肌の色だったわ~などと追憶も楽しい。

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しかし、今回の目的はクリムト・シーレの追っかけ。

とにかく感動したのはこちらの2枚でしょうか。接吻とならんで有名なユディット(左)。

portrait of fritza riedler(右) も。

ユディットはホンモノを目の当たりにできたドキドキが笑

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右のフリッツァリードラーの肖像画は、本当に本当に美しかった。 完璧としか言えない...

クリムトの実物が、こんなに美しいとは。

私の予測が甘すぎた、というくらい圧倒的な美でした。
静脈が透けるような肌の透明感であったり...もうウットリだ。

よく比較されたり一緒に語られるクリムトとシーレですが
シーレの方が通好みでちょっと死やエロスの香りが危険な感じで魅力的なんだろうな、とかウンチクも過ぎりましたが


何だか もはや 『私、クリムトの絵キレイだから大好きだわ』 という、普通の感想しかない。

それほどにキレイ。
満開の桜がキレイ、みたいな綺麗さで。

ところで、ベルヴェデーレの顔とも言える『接吻』ですが
さすがの超大物オーラを放っておりました。伊達じゃないかんじ。

接吻グッズも、モーツアルトアイテム並みに展開もされている。
ウィーンはわざわざキャラ作らなくても濃いキャラ多くて羨ましいくらいだ。

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名画にあやかって、フォトスポットもあったよ♪ w  

それだけ世界中の人々を魅了し続ける絵なんだなあ...

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こんな感じで庶民的な感覚もありつつ、圧巻のコレクションに満足度は高く、とても有意義な鑑賞時間を過ごせました。

もう一回訪れて、全ての展示を半日くらいかけてじっくり観たいです。

外はすっかり日が暮れて、月夜とスフィンクス

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及びベルヴェデーレのクリスマスマーケット♪ 月がすごくキレイでした。

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ART trip to Vienna #9 レオポルド美術館・セセッシオン

いよいよウィーン三大美術館編です。
芸術の都ウィーンにおきましても更なる美の殿堂に[ウィーン三大美術館]というのがございまして


【美術史美術館】

【ヴェルヴェデーレ宮殿】

【レオポルド美術館】

の3美術館コンプが、今回の旅でシーレとクリムト追っかけ希望の私の目指す所でした。

ウィーン初日は、1人で行動したので、まずホテルから徒歩圏内で行けそうな

【レオポルド美術館】に行ってみました。 

レオポルド美術館への経路はこんなかんじ。

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地図を見ると途中に物凄く行きたかったセセッシオンがある!!!!!! 

もちろん寄ってみました。

セセッシオン(分離派会館)は1897年、

グスタフ・クリムトは他の芸術家たちとともに保守的な美術家協会を脱退、

セセッシオン(分離派)の名前で新たな芸術家団体を結成。1898年には、同名の建物完成。

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『19世紀末ウィーン』や『分離派』って、なに!?という部分もありますよね↓

怪しげですが、かいつまんで言うと・・・ 

世紀末ウィーンというのは、芸術の戦国時代のような芸術に於ける激動と混沌を極めた時期の文化事象の総称みたいなものなのですが、国や民族、政治や学問が複雑に絡み合って一触即発の凄い時代だったわけです。
宗教美術や宮廷美術の 長い長い歴史からなる厳格で保守的な芸術が主流の世界で、『あたらしい芸術を!』と打ち上げる事が当時どれだけリスキーだったかという。

私のように平和に好きなものをゆるゆると描いている現代からは考えられないような事ですが

新しい芸術を打ち出そうものなら、時にハブられ、ディスられ、追われ、命狙われ。。
芸術って、
表現って一体なんだろな!
と思いながらもこのとき頑張ってくれた芸術家のお陰で今日があるのも事実。

という、ひとことでは到底説明し尽くせない激動の時期だったわけでございます。
美術史的にも必ずテストに出る箇所です。

それだけに傑作も多いし後に与えた影響も計り知れません。

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セセッシオンは写真で見たとおりの優美な建造物でした。

先日レビューを書かせていただいた『エゴン・シーレ 死と乙女でも、シーレがセセッシオンで個展を開催するシーンがありました。

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入り口のこのレリーフも、お目当ての1つ。
すっごくカッコイイ。

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みてよこの立体感。ウットリ

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上の階には1000㎡の展示フロアがあり、毎年ほぼ20の展覧会が開催され、最先端の現代美術を紹介しています。

地下ホールの常設展示、グスタフ・クリムトの「ベートーヴェン・フリース」。
どうしても見ておきたかった作品のひとつ。

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「ベートーヴェン・フリース」はグスタフ・クリムトがベートーヴェンの交響曲第九番を絵画に落とし込んだ名作で、
偉大な音楽をどう解釈して描く??
という、軽い気持ちでは到底挑めない領域に挑んでるし、出来上がった作品も神懸ってることから
この目で見てみたかったので、感無量。

美術史美術館の大階段の絵や、『哲学』、『医学』、『法学』の3部からなるウィーン大学大講堂の天井画もそうなんですが
グスタフ・クリムトの二次表現による解釈というのに興味をそそられて仕方ない。

グスタフ・クリムト↓ 

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「ベートーヴェン・フリース」でしばし放心して、お次はレオポルド美術館へ。

ウィーンのミュージアム・クォーター(MQ)

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旧帝国厩舎の名残りの馬のレリーフ。カッコイイなあ!

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レオポルド美術館へ!

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端正な美しい建築~
レオポルド美術館は、世界最大のエゴン・シーレ・コレクションに加え、グスタフ・クリムトの名作も。

有名な『死と生』

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消失したとされる、ウィーン大学大講堂の天井画の復元資料も展示され、少しだけ感じる事ができました。
クリムトを知ったのは19歳の頃、周りの子達のクリムトブームだったんですが、
20年ちかく経とうとしてる今、やっと自らの意思で興味を持ってオーストリアでクリムトの絵を眺めてるんですけど
こういうのって気になった時が鑑賞し時だな・・・

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そして 

美術館の、至るところからシーレの気配。

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映画にも使用された有名なあの絵から、意外なあんな絵や彫刻まで。

たしかに世界一だわ。

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スキャンダラスでエロティックなイメージの強いシーレですが
しみじみ描いてる風景画も息を飲む見応えで素晴らしく。
まさしく天才なんだな、と思いました。すごっっ。

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映画に登場した作品を目の前にして、想いを馳せたり

日本のような激混みもなく、広々空間で本物のクリムトとシーレを好きなだけ見れて。
本当に贅沢です。

そんな中、シーレを鑑賞しつつ美術館デートを楽しむカップルをスケッチ。

レオポルド美術館の雰囲気に合ってる~
ええ雰囲気ながら二人とも図録をちゃんと買っててほっこり。

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ヨーロッパの旅行でカップルを観察スケッチするのがすっかり楽しくなってしまいました。

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