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KITAJIKO

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KITAJIKO

東京藝術大学デザイン科卒業後、7年間のデザイナーとしての企業勤務を経て、2010年、雑誌オフィシャルブロガー・イラストレーターとして活動開始。ファッション・アート・旅・グルメ・映画などに関するものについて独自の審美眼・観察眼でリポート。画業はアナログからデジタルまで対応。個展やコラボレーションなどで活動中。

97 あたらしいパリ空港へ シャルル・ド・ゴール空港見学ツアー①

2016年11月、トランジット客の専用ラウンジとして「インスタント パリ」がオープン。
それに伴い、空港内の様々な施設を増設、システムの強化、まるで新しい観光地が空港に出来たような大規模な施策を展開しています。

シャルル・ド・ゴール空港(CDG)は世界319都市と連携し、毎年5000万人以上が訪れるヨーロッパでも最大級のハブ空港。

そんな巨大ハブ空港であるCDGはトランジット客への新サービスとして
乗換えまで3時間以上のお客様であれば、航空機の座席を問わず乗り継ぎ時間に"小さなパリ"を体感していただくことができます。


ということで。

新しい空港についての展開展望についての詳細について

新施設『インスタント パリ』がどのようなものなのか、

記者会見&施設見学ツアーに行って参りました。

4月にCDGをご案内いただいた時は、大規模改装真っ最中で、あまりの工事の規模の大きさに正直頭がついていかなかったのですが、今回はこの目でBefore Afterが観れる!

興奮気味に見学して参りました。

パスポートチェックが必要な記者会見初めてかも。

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まずは和やかに撮影。

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本当に国籍様々な記者さん関係者の皆さんで、雰囲気に飲まれます。

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パリ空港とエールフランスの偉いひとたち。壇上でのオーラがものすごい。ホントに。

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記者会見は空港機能の拡張や、新たな地下鉄の設置によるアクセス向上、質疑応答などなど。

パリ=美食のイメージも裏切らない、星つきシェフを迎えてのレストランや
パリだからこそ実現可能な豪華アート施設、空港利用をさらに便利にするアプリなどなど。

これからもっと便利に、もっと楽しくなる予感のコンテンツがずらり。

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記者会見のあとは空港内プレスツアーです。

どのような施設が設置されたのか、空港の試みなど実際に解説つきで見学します。

プレスツアー参加者の証、オレンジのベストを着用。

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CDGの木の天井が大好きで、よく眺めてしまう。

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全体を通して思ったのは、やはりどこまでもデザインが素敵ということ。

電光掲示板からしてもう何だか突き抜けてるんですよね~

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そんな訳で、オレンジの団体の見学はじまりです。

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パリでの様子はインスタグラムでも!

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96 シャネルが提案するテクノロジーとフェミニティ -17ssプレタポルテコレクション-

#DataCenterChanel
グランパレに一日(本番の数十分の為の)限りのデータセンターが現れ

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颯爽とトップを飾るシャネルスーツを纏った象徴的なロボが話題をさらったのが印象的だった17ssのショー。

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かわいいしビックリしました。

無機質の極みのような電子世界をシャネルの遊び心とチャレンジでどのように解釈され表現されるのか。

それらに込められたメッセージ性など、ディティールまでよく観察していると
ファッションの枠を超えた現代アートを鑑賞しているような気がしてきますし

「シャネルの今回のテーマにつての解釈&提案を あなたはどう受け取る?」と試されてるような気持ちに 笑

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ということで展示会で実際のルックを拝見して参りました。

テクノロジーが極度に進化し生活がますます非物質化する世界のなかで、カールラガーフェルドは「Intimete technology」をコレクションのテーマに選び、人間に改めて注目しました。
彼が思い描いたのは膨大な数のケーブルやメタルラックとコンピューターやキャビネットの間を闊歩する女性、シャネルデータセンターの中心的存在でありデジタル世界の女王です(引用)

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まず、面白かったのがシャネルお馴染みのツイードが、電子回路や混線したケーブルに見えてくるということ。

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↓右のルックなんて、映画『Tron』思い出すっていうか。01の羅列がー汗

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基盤・配線とか回路とかノイズとか・・・そういったテクノロジー的なものをグラフィック化して
テキスタイルやプロダクトにしちゃう作りこみ精神が素晴らしい(毎回言ってる気がする)。

しかもシャネルらしさは決して損なわず、

ほんのり気持ちがアガる斬新さと

高め安定の品格とクオリティ。

・・・を年6回とか7回とかのコレクションですよ。 乾杯。

テクノロジーやプログラミングとアートやエンターテイメントの親和性が実証され
色々な試みが活発に繰り広げられている昨今ですもの。ファッションとアートとテクノロジーが混沌とするのも自然ということでしょうか。

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ファミコン世代の私にはこのドット絵のようなモザイクグラフィックがじんわり懐かしい。

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上図写真右のピンクの領域は【タッチファスナー】といわれる所謂マジックテープで
新鮮斬新。素材感は未来的。↓こちらも。

このモノトーンのツイードってノイズそのもの。
突然のPC不調やバグった悲しい記憶が蘇ります。こんなに美しくなるなんて。一番素敵だと思ったツイード。

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めくるめく、タッチファスナーの世界。

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デジタル調はまだまだ、テキスタイルに至るまで。

光の回線的イメージを生地に。

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サイケデリックなくらい鮮やかな色の洪水ですがとってもユニークでエレガント。

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そんな攻めるビジュアル・実験的マテリアルに対して
どこまでも繊細でフェミニンなレースのシリーズ。

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レースも今や柄をデータ管理して繊細な表情も精密な機械により製作されるので、ある意味最先端テクノロジーの結晶のような素材ではあるんですが、それも意味深に転ぶ感じ。

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ボタンのイメージソースは車のヘッドライトとのこと。

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バッグやアクセサリー、シューズも。

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新しいバッグ♪ "ガブリエル ドゥ シャネル"

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実用的でむちゃくちゃかわいい

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毎シーズンどんなモチーフで驚かせてくれるのかもはや楽しみなコレクター垂涎のバッグも健在☆
今回はキーボードクラッチですね。

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そしてディティールまでぬかりなく。

アクセサリーはインパクト大の大振りなものが多い。

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コントローラー・・・!!!?? どこまで電子機器!

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カードキーも、シャネル仕様。
データセンターシャネルのセキュリティ・・・ストラップ豪華過ぎて凄い笑

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煌いてる。

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今回も堪能させていただきました!

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95 ヴィスコンティの世界がデジタルリマスターで蘇る「家族の肖像」について

ローマの高級住宅街一人家族の肖像の絵画に囲まれて暮らす老教授Bランカスターの静かで孤独な暮らしはある日突然の闖入者によって掻き乱されるビアンカブルモンティと名乗る美しく気品のある伯爵夫人Sマンガーノとその家族たち娘のリエッタ婚約者ステファーノだ全くその意思の無い老教授を強引に口説き落とし彼女たちは階上の部屋を借りてしまう

実際に階上に住み込んだのはビアンカの愛人であるコンラッドHバーガーだった数日後勝手に改装をし始めたコンラッド教授との間に諍いが起こる誤解が解けた後教授はコンラッドに予想もしなかった教養の片鱗を見る...(引用)

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©Minerva Pictures

2017年2月11日から公開の、ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画『家族の肖像 デジタル完全修復版』。

今年で生誕110年、没後40年を迎えたルキノ・ヴィスコンティ。1978年に日本で初公開された『家族の肖像』なのですが。

今回初公開される「デジタル完全修復版」は、2013年にフェンディがミラノに新たな旗艦店をオープンした際の特別プロジェクトの一環で制作されたものということです。
ファッションブランドが名作映画のデジタルリマスターを手がけるのは、過去にもありましたよね。
全編ウットリするような色彩、艶やかな質感など美意識の高い修復が隅々まで。

劇中でシルヴァーナ・マンガーノが着用するファーコートは、フェンディと衣装デザイナーのピエロ・トージとのコラボレーションによってによって制作されたそう!!!

ストーリーは...

歴史を感じるローマの豪邸で大好きな絵画のコレクションに囲まれて孤独に暮らしていた老教授の生活が、

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©Minerva Pictures

ある家族の突然の襲来によって掻き乱されていく様を描いた作品なのですが・・・

こちらが"ある家族" ↓↓

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©Minerva Pictures
翻弄される教授。 かわいそう(だけどそれがイイ)。

ローマの最高に雰囲気のある邸宅で繰り広げられる破天荒だけど美しい登場人物と、教授の受難

を大変美しく描き出した作品でした。さらにデジタルリマスターで視覚的にも素敵に再現。

個人的にはブルモンティ夫人役のシルヴァーナ・マンガーノ様の針のように細い細眉と萌える赤毛イタリア美人の気合を感じ、イタリア美人は戦闘能力高いわーと満足感に浸っておりました。

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©Minerva Pictures
教授奥さん役のクラウディア・カルディナーレのイタリア美人ぶりも。

右が、本作でもキーとなる夫人の愛人コンラッド役のヘルムートバーガー(右)。

「悪魔的な狂気、邪悪な性的魅力秘めている」イメージがある
とヴィスコンティ監督に言わしめたオーストリア出身のイケメンです。

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©Minerva Pictures

知性漂う美しい邸宅で繰り広げられる

独特の不思議な魅力のある登場人物が織り成すクセになりそうな不協和音、

ファッショナブルな雰囲気。


ぜひ、オススメです!

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©Minerva Pictures


「家族の肖像 デジタル完全修復版」

2月11日(土)より、岩波ホール他全国順次ロードショー
配給:ザジフィルムズ
公式ウェブサイト

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『装苑』2017年9月号、7月28日発売

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