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KITAJIKO

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KITAJIKO

東京藝術大学デザイン科卒業後、7年間のデザイナーとしての企業勤務を経て、2010年、雑誌オフィシャルブロガー・イラストレーターとして活動開始。ファッション・アート・旅・グルメ・映画などに関するものについて独自の審美眼・観察眼でリポート。画業はアナログからデジタルまで対応。個展やコラボレーションなどで活動中。

47 SAKIDORI France 2015 で印象派ゆかりの地に思いを馳せる

フランス観光開発機構が、フランス各地のパートナーを迎える恒例のイベント【SAKIDORI France 2015】を今年も開催、ということで 今回初めて伺って参りました。

第一部はシードルをいただきながらフランス各地の企業それぞれブースにて詳しく説明してもらいます。印象的だったのは、各ブースのパンフレットのクオリティ。写真やレイアウトがスタイリッシュで興味を引くものばかり。

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第二部は会場を移動し、着席のディナー。

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今年は名誉ホスト出展者パリ イル・ド・フランス地方観光局およびノルマンディー地方観光局と彼らのパートナーによる「印象派ゆかりの地」に焦点を当てた というディナーに舌鼓。
印象派の絵画にインスパイアされた料理は味は勿論、目にも嬉しい美しさ♪

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映像でフランスの美しい観光地について、来年開催される[ノルマンディー印象派フェスティバル]についても説明を聞きます。
絵描きなので前のめり気味で聞き入ってしまいます。

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フランス印象派といえば名画が多く、日々何らかのカタチで目にする機会も多いので絵描きならずともよくご存知の方が殆どかと思いますが、印象派芸術運動についてちょっとかいつまんで言うと

19世紀後半のフランスに発した絵画を中心とした芸術運動として、美術史において欠かすことの出来ないそれこそ美術維新ともいえるドラマティックかつ革命的出来事。な訳です。
美術史ではぜったいテストに出るところです。

今でこそアートはその表現を厳しく制限することなく、多岐にわたる感覚の表現を受け入れてくれる受け皿が整っております。自由です。

ですが19世紀の当時は そうではない王道の表現のみをよしとする保守的な思想が絶対的な権力を持ち、印象派と呼ばれる新しい表現に対する厳しい批判や圧力も相当なものでした。
しかしそれらに屈さず革新的表現で志を貫いた偉大なる画家達をバンバン輩出した凄い国なんですよね...フランスって。

印象派のルーツを体感してみたいなあ、気候や人々の気質はどんなだろう?
名画の舞台はどんな場所なんだろう?

などと映像とスピーチを聴きながら改めて感心しきり。

画家同士が描くポートレイトの話も、出てくる画家が伝説のひとたちばかりだったりと、
お話を伺うほどフランスの観光・芸術の規模の大きさにただただビックリです。

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それにしても盛りだくさんのコンテンツ。満足する日程を組むとしたら何日くらい必要なのかしら?

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そして、印象派ヘッドドレスのショーも。テーブルごとにお揃いの帽子を被って記念撮影など、とても暖かでステキなおもてなし♪ 皆さん楽しんでました。とっても和やかでいい雰囲気。

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いくつかのヘッドドレスは、抽選で会場のゲストにプレゼント。
当選した女性もお似合でした^^

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様々な肩書きの関係者の皆様が一同に介するこのような取材で、こんなに和やかムードの着席ディナーは初めてかもしれないです 笑 すばらしいホスピタリティ。
ますますフランスへ旅行したくなります。

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フランス観光開発機構
http://jp.rendezvousenfrance.com/


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46 映画『ターナー、光に愛を求めて』

映画『ターナー、光に愛を求めて』

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イギリスロマン主義の画家であるターナーの半生を綴るこの映画。
誉高き絵画の数々は、アートに興味が無い人でもターナーのロマン主義的な大気、光、雲の劇的な表現はどこかで見たことがあるはず。


CGはおろか、写真も浸透していなかった当時の背景を考えると、彼の眼が捉え筆を走らせた絵の驚異的な記憶力や表現力にただただ驚くばかりなわけですが...

映画はターナーの割と影の部分も赤裸々に描写しています。
同時に美術界の光と影も生々しく描いています。
才能と処世術、愛ってなんだろ、老いるってなんだろ・・・

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ターナーがスケッチしながら旅した風景とターナーの作品の美しき映像に対して
実に対照的な、どこか生々しい人間模様や制作風景やアートシーンを
淡々と描写しているようでいて、しかしながらジワジワと深いところがザワつく作品でした。

ティモシー・スポールはじめ、女性陣の人生の明暗分かれる迫真の演技も見所です。

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ここからはあらすじからちょっと離れた個人的駄文なのですが。

24歳の若さでロイヤルアカデミー準会員、27歳で正会員と順風満帆な画家としては王道をひた歩くターナーでしたが
生い立ちや母親との関係性に起因した事情もあるとはいえ、男性としてはお世辞にも甲斐性があるとは決して言えない...
そんな人物描写がやけにリアルで、
『芸術家とはそういうものだ』としたらどうなんだろ...
と絵を描く人間として女として分かるような分かりたくないような
何とも言えない複雑な心境にもなり
少なからずグッサグッサ突き刺さるものがありましたよ。ええ...


それにしても、何故アーティスト男性は例えダメ男でもモテる人が多いのか、女の人が放っておけず、甲斐甲斐しく支えて貰えるのか。
ピカソ然り、モテる芸術家と惚れた(惚れられた)女が絵のモデルという組み合わせはもはやデフォルト。
女の為に即興で一曲、くらいのステキエピソードと共に 後世に残るような名曲を作っちゃう作曲家がいたり
ステキな逸話はいつの世も男性アーティストが女に宛てるものが多いんですけど。

逆に。

女性アーティストの才能に惚れこんで公私ともに女性アーティストに人生を捧げる男の話は、あまり聞いたことが無いんですけど。

女性アーティストは何かしらを犠牲にして選択を迫られるパターンが多いような気も。

そんな気しません?とブツブツ言いながら目線が斜めになる程に、芸術家の人間描写は鋭かった、秀作だと言える本作なのです。
ぜひ劇場で観てみてください☆


6月20日より、Bunkamuraル・シネマ ほか全国順次上映。

『ターナー、光に愛を求めて』公式ウェブサイト
http://www.cetera.co.jp/turner/

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45 総勢60名のダンサーが集結する『J.D.I.プレミアム・ダンス・ガラ』を鑑賞

内外で活躍するプレミアムな日本人ダンサーが集結
今までに類を見ない豪華なキャスティングによる最上級のダンス・ガラ公演
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先日、メディアでも話題だった『J.D.I.プレミアム・ダンス・ガラ』を鑑賞して参りました。
芸術監督にバレエ・ダンサーの西島数博さんを迎え、国内外で活躍中の
ジャンルを超えた総勢60名のあらゆるダンサーが集結する『J.D.I.プレミアム・ダンス・ガラ』の舞台。


タップ、ジャズ、タンゴ、ストリート、コンテンポラリーなどの分野において活躍するダンサーの共演を一度に見られるまたとない贅沢な機会。

会場も華やかな観客で満員、熱気に包まれておりました。


演目・キャストもバレエ鑑賞ほぼ初心者の私でもよく知っているものから、初めて目にする演目まで
様々なジャンルをカバー。満足感の高いあっという間の数時間でした。

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演目・キャストは以下の通り 豪華です☆

【出演者・予定演目】
芸術監督:西島数博

『篠原聖一作品ソロ』 
    出演/下村由理恵
『ドン・キホーテ』よりパ・ド・ドゥ 
    出演/松岡梨絵+橋本直樹
『サタネラ』のパ・ド・ドゥ 
    出演/西田祐子、ヤロスラフ・サレンコ
『海賊』よりパ・ド・ドゥ 
    出演/永橋あゆみ+今井智也
『デュオ作品』
    出演/舘形比呂一+高岸直樹
『ソロ作品』
    出演/吉本真悟
『辻本知彦振付作品デュオ新作』 
    出演/辻本知彦+白河直子
『デュオ作品』
    出演/原田 薫+YOSHIE(Free Style)
『岩手出身の宮沢賢治「雨ニモマケズ」をモチーフにした新作』
    出演/小尻健太(振付)+鈴木ユキオ+高比良 洋+梶谷拓郎
『タップ×異ジャンルダンサーとのコラボレーション新作』
    出演/HIDEBOH+タップダンサー4名、
       西島鉱治&西島由佳、金田あゆ子、穴井 豪
『シンフォニック作品(音楽ガーシュウィン)新作』堀内 充作品 
    出演/柴田有紀、風間無限、ほか
『ダンス×写真家とのコラボレーション新作』西島数博作品 
    出演/井脇幸江、針山愛美、CHIZUKO+Andres Sautel、厚木三杏+逸見智彦
       三木雄馬+佐藤麻利香、副 智美+浅田良和、藤野暢央+富村京子
       キミホ・ハルバート PINO+YOSHIYUKI、ほか


2月1日 震災復興プロジェクト『みんなでおどろう〜花は咲く〜』始動の動画

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