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KITAJIKO

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KITAJIKO

東京藝術大学デザイン科卒業後、7年間のデザイナーとしての企業勤務を経て、2010年、雑誌オフィシャルブロガー・イラストレーターとして活動開始。ファッション・アート・旅・グルメ・映画などに関するものについて独自の審美眼・観察眼でリポート。画業はアナログからデジタルまで対応。個展やコラボレーションなどで活動中。

102 グード・フランス2017で体感する【フランスの美食】

今年三回目でを迎える「グード・フランス(Goût de / Good France #GOODFRANCE)」は、

2017年3月21日(もしくはその前後に) 世界中から2000人以上のシェフを集めてフランスの美食を祝います。
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参加レストランでは、フランス料理の新進性やその価値観 (喜びを分かち合い、自然と健康の尊重)に敬意を表すべく、 特別なディナーを用意。

グード・フランス2017」の参加レストランに選ばれた2,000店舗に加えて、世界各地のフランス大使館も大使主催の夕食会を開催してイベントを盛り上げます。


というわけで、東京のフランス大使公邸で行われた夕食会に... 行ってきました。

その私の人生最初で最後であろう 素晴らしい夜のリポートです。

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「グード・フランス」は、美食のイベント。
"美食"をガストロノミーという表現をすることがありますが、
ガストロノミーとは文化と料理の関係を考察すること。

美味しいものを食べ、そこに至るストーリーを紐解いていくことに他ならないのですが。

さすが食文化自体が無形文化遺産のフランス。 4月にパリのリポートをしたときも、

味・香り・盛り付けの美しさ・店舗やレストランの雰囲気・洗練されたサービス...
毎日の食事が本当に印象深く、驚きに満ちていて 未だに思い出してウットリします。

それにしても、料理学校から高級レストランまで料理学校71校、ビストロ558店、カジュアルレストラン715店、高級レストラン754店が参加して、世界中で同時にフランスの食文化を祝うとは、規模がとてつもない。

詳細は下記リンクに。

グード・フランス」公式ホームページ

フランス大使公邸には、食に関するスペシャリストや著名人、政財界もからたくさんの招待客が60名。

わたくし、ブロガーを7年やっておりますが、一番ドキドキしたガラ ディナーなのではないかと思います。

セッティング完了した会場を一足お先に拝見☆ やっぱり信じられない。

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今回のディナーのテーマは"ノルマンディ"
「プレ・サレ Pré-salé」と呼ばれる羊の料理をメインに。

ティエリー・ダナ駐日フランス大使、日仏友好議員連盟の石原伸晃氏、山東昭子氏 からのご挨拶。goutdefrance17_13.jpg

完全に非日常。 こんな空間に招いていただけるとは本当にいい体験になりました。

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では当日のコースをご覧下さい。

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器の雰囲気に期待感。
蓋を開けると芳醇なバターの香り。 鮮やかな春の野菜と立派な海老に最初から昇天。 

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幸せです。ストーリーあるなぁ。


今回の主役の羊。しいたけにんにくが素晴らしく引き立てます。

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ワインも 「なんでこんなに料理と合うのか...泣」と項垂れながら堪能。

お次の料理はコンフィらしく、サーブ前にテーブルを巡る 肉の塊。 

お肉の塊の破壊力。 見た目だけでも釘付け。 魅惑的です。
目でも楽しませていただきました。

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みなさん思わず撮影しちゃいます。

フランス料理に精通した招待客の皆さんですが、で堅苦しくなく食事を愉しむかんじ。

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隣合ったご縁を楽しみながら食べて喋って、先ほどのようなインパクトのあるお肉紹介のビジュアル提案にもいいリアクション。さらに話は弾む♪

大使公邸でのガラディナーといったらどれだけ張り詰めた緊張感に満ちているのかとビビっておりましたが、活発に交流し料理を通して広がる和やかムード。


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色々な垣根を取り払い心を開かせる フランス料理のもつ力に、妙に納得。
料理が 優れた演出を味わう芸術であるということを 実感することができました。

世界中の外交のシーンでフランス料理が選ばれる理由が分かるような気がします。

写真は、一緒にパリを旅させていただいたフードジャーナリストの里井真由美さんと、ご存知料理評論家、服部幸應氏。 ほ ほんものだ~(完全に視聴者目線)!
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フロマージュ。とにかくこの頃にはとにかくフランスに行きたい気持ちが相当募っている。

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そんな夢のような美食の宴でした。

パリ取材から今回のグード・フランスの食事で"文化と料理の関係を考察する"テーマについて考える機会を持てて、これからのフレンチの食し方、感じ方が確実に変わっていきそうな予感。

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ART trip to Vienna #13 ウィーンのカフェケーキ!

今回の旅のもうひとつの目的は【カフェケーキ】でございます。
どのカフェにもケーキが鎮座するショーケースがあって、それはもう魅惑スポット。
くまなくビジュアルもお味もチェックしたいけど、時間は有限、胃はひとつ。

食い意地はインスタグラムの方に。
【Cafe Central】のショーケース☆
このなかから1つなんて選べない!

といいながら、5分くらい立ち尽くして悩み尽くしてレモンパイ。
2016年はレモンパイにハマってたので。 カフェセントラルのレモンパイはとっても酸味が効いてて美味しかった!

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カフェセントラルは、豪奢な内装、華やかなショーケースでかなり賑わってます。
観光客にも有名なのかも。

そして凄かったのは、宝飾・美術・骨董のオークション及び即売が行われている
オークションハウスDorotheum内にある【Cafe Dorotheum】

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ここは毎日なにかしらのガチオークションが行われている場所なので、まず日本人というか観光客がいなくて

ベテランの店員さんと世間話をしたり、新聞や本など読んだり、語らったり。
若者が居ない、何ともいえないシブくて落ち着く空間!
華やかでオシャレな有名店もいいけど 私はこのカフェが一番居心地のいい空気でした。


アンティーク家具やアート好きなカリンさんと旦那様が、ちょいちょい来たりする、穴場的カフェなのです。
そしてカリンさんも好きでオススメのケーキが...

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ドン!!!!!!!
webで見るより絶対大きい シンプルで甘くない でもほんのり甘い ウィーンケーキ☆

昼をアッサリにして挑んだ甲斐がある。
ザッハトルテは某有名店より普通に美味しいとの話・・・確かにしみじみ美味しい。

それにしてもこの店のケーキは全部美味しそうで連日通いたかった。

無造作なくらい所狭しとひしめき合ってる 漢気溢れるケーキたち・・・ああ。

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でね!
ウィーン子のカリンさんに(因みにカリンさんはウィーンのカフェを回って独自研究するカフェ通なのです。)

もう一個美味しいケーキがある!とつれてきてもらったのが
【Cafe Diglas】!!

スモーキーピンクの外観がかわいい。

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内装も調度もどことなくガーリーで、ロマンティック。こんなカフェもいいもんだ。

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そんなラブリーな空間に

バナナケーキどーん!

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すごい破壊力・・・ ケーキ大きい。幸せ。

そして、〆は世界一美しいカフェと言われている
美術史美術館の【Cafe Gerstner】

いつかウィーンの美術史美術館の【Cafe Gerstner】でお茶するんだ!
と思ってたので普通に感動しました。

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ここでは食べたかったけど食べてなかった『アプフェル シュトゥルーデル』を頼んでみました。

うーん自然な甘み!上の砂糖以外、甘味料使ってないんじゃないかという甘さ控えめ。

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ということで、思う存分ケーキ三昧しました♪
でもまだまだ気になったケーキがたくさんなので、またウィーンのカフェに行きたいです!

他のお店のアプフェル シュトゥルーデルも食べたいし。

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さいごに、
食べたかったけどお腹一杯すぎて食べれなくて悔やんでいるケーキ。
滞在先のホテルの一階レストランのケーキ・・・

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思い出したら食べたくなってきた。

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オーストリアの観光情報はこちらから。http://www.austria.info/jp

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ART trip to Vienna #7 ウィーン街歩き③グルメ編

前回(ウィーン街歩き②)の続き、今回は

カフェメニュー意外にウィーンで食べておくべきグルメっていうと
シュニッツェル・ソーセージ・ニジマスのソテーかな!

ということで、三種コンプしてみました!(すべて徒歩圏内)

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連日のカフェでケーキと、ウィーングルメで、現地の気分を存分に堪能できました。

名物シュニッツェル(カツレツ)は、ホテルから徒歩5~6分程度の場所にある

Huth Gastwirtschaftにて。

多くのお店が普通に営業していない日曜ですが、何とここは営業しております。

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店内はとても明るく、入りやすい雰囲気。

店員さんもフレンドリーで親しみやすく1人でも安心!!

初めての1人海外で、一番最初のひとりご飯が こちらのレストランだったのですが、大満足!でした☆

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バーもあって、お酒も楽しめます。
ウィーン滞在中はかなりの頻度でウィーンビールを飲んでおりました...。

朝食以外はオーストリア地ビールを絶対頼んでおりましたねぇ...。

「ヴィーナー・シュニッツェル Wiener Schnitzel」(直訳は:ウィーン風仔牛のヒレ肉)
何はともあれ食べてみたかったんです。この料理。

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とっても衣の薄い、お肉も薄い、アッサリとしたカツで、レモンを絞っていただきます。

ポテトをペースト状にしたサラダ風付け合せとの相性もとってもいいです。

シンプルで、ビールに合います。ウィーンご飯は 基本ビールに合う料理が多めだったな、という印象。

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何ともいえないビールに合う感。
旅疲れが一気に吹き飛んだので、ブラブラ散歩しながら移動しました。

ウィーンは、ビールコーヒーが愛されてて勢いがある印象なのですが
専門店もよく見かけました。

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硬派なガチ専門店にたちこめるコーヒーの香り。
男性的とさえ思える、マニアックでメカメカしいコーヒー関連の商品たち。

カフェもありました。

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こちらは、現役を卒業したベテラン主婦のお菓子や料理の腕を眠らせるのは勿体無い!
というコンセプトの元 営業しているレストランカフェ。

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発想と実際にベテランママ世代を巻き込んで実行してしまうエネルギーが素敵。

コンセプトの解説。読めないけど雰囲気は伝わる。

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窓から中を覗くと、元気な奥様たちが生き生きと秘伝のお菓子を制作中!
キャロットケーキとか、アプフェルシュトゥルーデル、ザッハトルテなど、どこの家庭も手作りするんだそうです。

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家庭の味が色濃く反映されてて美味しそう!!

食べたい!!お腹一杯だけど食べたい!

・・・などと 窓にへばり付いてケーキに釘付けだった日本人は私です。

それにしても、本当にウィーンは治安がいいです。

店で色々物色してても適度に放っておいてくれるし(困ったら聞けば教えてくれる)、大人な街ですね。

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そしてある日のランチは、何人かにウィーンに行くなら行ってみて!素敵だから!
とオススメされた王宮の敷地内にある温室パルメンハウスカフェ

王宮庭園パルメンハウス

Burggarten 1, 1010 Wien
  +43 1 533 10 33

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パルメンハウスは1882年、皇帝フランツ・ヨーゼフの命によりフランツ・ゼーゲンシュミッドによる設計で建てられました。全長111メートル、建築面積2500平方メートル、ガラス屋根延べ4900平方メートル、ヨーロッパ大陸では最大規模のパルメンハウス(温室)です。45000枚のガラス板が使用されています。(引用)

夕刻の雰囲気も凄そう!夜にかけて是非行ってみたい。

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この日は冬のウィーンにも関わらず晴天!温室はかなり暑い位!
でも青空とガラスに繊細な骨組みの建築が最高に美しい。屋内に広がる背の高い植物も迫力。
楽園感がすごい。

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この後カフェでケーキの予定だったので、ケーキを堪能するために
ランチは早め、ピンポイントニジマス(+ビール)狙いで。

TVで観て、食べたかった虹鱒!想像よりだいぶ大きい☆
この大きさ、テンションも上がる。

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シンプルなソテーだけど、丁寧に内臓を除いてハーブや岩塩で下味をつけ、美味しいバターで調理してるので

最強の味わいです。
この旅で一番悶絶したんじゃないかしら。
もう一回食べるとしたら絶対コレ!です。

この日アテンドしてくださった、ウィーンっ子のカリンさんに、食べ方を教わって食します。

開いて、骨を抜いて食べやすく。
実が繊細というか、淡水魚独特のふんわり粉雪のような食感にシンプル味付けが...美味しくて泣ける。

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ビールに合う(そればっかり)。

パルメンハウスの他のメニューや、ケーキ類もものすごーーーーく美味しそうで
凄く気になって仕方なかったので、また機会があれば絶対行きたいです。

写真編集してるだけでお腹空く。

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バーもあったので、本当に満喫したい!

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パルメンハウスも、他のレストラン、カフェも一様にスタッフのファッションが白シャツ黒パンツが多かったです。

このストイックにもカジュアルにも対応できるみたいな制服仕事テイストは、描かずにいられないですよね。
皆同じだからこそ個性が際立つのです。

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うーん、美味しゅうございました。

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