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KITAJIKO

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KITAJIKO

東京藝術大学デザイン科卒業後、7年間のデザイナーとしての企業勤務を経て、2010年、雑誌オフィシャルブロガー・イラストレーターとして活動開始。ファッション・アート・旅・グルメ・映画などに関するものについて独自の審美眼・観察眼でリポート。画業はアナログからデジタルまで対応。個展やコラボレーションなどで活動中。

ART trip to Vienna #15 ウィーンの美しい教会3つ

もちろんウィーンに教会はたくさんあります。
今回見学した三箇所。


アウグスティーナ教会
シュテファン寺院
カールス教会

ゴシックバロックどっちも!


というかウィーンで色々見ていると「これはバロックだっけゴシックだっけ...」と混乱してしまいます。
そもそも

●ゴシック様式は12世紀から15世紀末頃の時代、パリを中心とするフランスを発端に、ヨーロッパ各地に影響を与えた建築様式。
●バロック様式は1590年頃から盛んになった建築様式。建築そのものだけではなく、彫刻や絵画を含めた様々な芸術活動によって空間を構成し、複雑さや多様性を示すことを特徴とする。(引用)

...うーん、素人目にはバロックはグロテスクなまでに装飾へのこだわりを見せながらも、カラーパレットは清廉でメルヘン、ゴシック様式も装飾凄いけど色味がシブくてやたらと尖がってる気がする...
それくらいの感じで稚拙な感想しか出てこないわけですが

どちらも見た目見ごたえがあって歴然とした特徴があるので、時代背景を軽くイメージして

ディティールを比較しながら見学するのはとっても面白いと思います。

建築的な特徴は、ぜひ興味があったら調べてみてください汗

■アウグスティーナ教会

時代に翻弄され、ゴシック→(増築に巻き込まれ)バロック→やっぱりゴシック

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と数奇な運命を歩んだ教会なのですが、内部はとってもクリーンな美しさ。

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ピンと張り詰めた空気は、見学した3つのなかで一番だったような気がします。

立派なパイプオルガンもあったのですが、夕刻で暗くてブレブレで申し訳ないです!!

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そして、アウグスティーナ教会で有名なのがマリア・クリスティーナのピラミッド型の墓石です

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アルベルト公がマリア・クリスティーナの死を痛く悲しみ作らせたお墓なんだそうです。
総大理石、彫刻には意味を随所に込めて「悲しみの参列」を表現しています。

つづいてウィーンのシンボル、シュテファン寺院!!
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ウィーンのどこからでもシュテファン寺院の鋭いトンガリ屋根は確認できるのですが、実際にシュテファン寺院以上の高さの建物は建築禁止だそうで。

本当に、ふいに見えると嬉しいのは、東京タワーやスカイツリーのあの気持ちでしょうか。

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有名な、見事なタイルを眺めていたら、人がいました。
あんなところに行けるんですね。

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中に入ってみると、ザ・ゴシック様式~

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荘厳です。

ステンドグラスも、美しい!

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装飾も繊細で豪華なんですけど、比較的無駄のない潔い配色。
字の読めない民衆も、この装飾によって物語やエピソード、教えなどを理解したという話を伺ったのですが
それには表現を受け取って読み取る側の技術もないといけないし、信仰と宗教美術の奥深さに息を呑んじゃいます。

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打って変わってバロック様式のカールス教会へ!

外観からして華やか。

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入場したらすぐに高く高く組まれた足場。

これで、なんと!!! 天井画に肉薄できます!!!すごい!!!!!

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らくがき心理は世界共通。どこも同じような事書いてありそう。

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あああ 足場と天井画...

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こんな風に描いているのね・・・ 見上げるしかなかった所に居るってすごい。

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で、最高地点。
いちばん上の上にいたのは、霊鳥の鳩さんでした。
中心にいる聖霊ので「三位一体」が表現されているのね。

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神秘的・・・

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そして下へ戻って内部見学。
もう、これでもかという大迫力の装飾。雲までも彫り上げます。

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そして大理石の模様までも描き込みます!根性だなあー

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時代背景と建築や装飾が密接に関わりあい、
信仰や権力の象徴を具現化する為の美術がスタンダードだった時代の、
大きなエネルギーのようなものを目の当たりにできるので、教会や寺院というのは
本当に呆然と立ち尽くしてしまうような魅力があるなー
と思うのでありました。

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オーストリアの観光情報はこちらから。http://www.austria.info/jp

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